独りぐらしだが、誰もが最後は、ひとり

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核戦争は事由を問わず,回避スベキです。    公園小父さん

2017-09-24 11:45:41 | 日記
 
 解散風がそよいでいると思ったら、急に現実味を帯びて来た。臨時国会で森友・加計学園の追求を受ける前に、28日臨時国会の冒頭で衆院解散宣言し、10月22日の投開票が有力なそうである。だったら野党に有利に働くことになるだろう。それは見物(みもの)だ。
 二三日前のTVのゴゴスマなどでコメンティーターがたは口をそろえて安倍総理や与党幹部のこの判断を諒としている。一人二人反対にまわりたそうな人がいても声を上げ難い雰囲気である。与党がよほどせっぱ詰まっていたことがわかる。しかし、裏を読めば逆かもしれない。野党に有利にはたらくことを知っている人達だったのかもしれない。
 私たちが若い頃は女性の社会での活動、活躍も今ほどではなかったので言えたのだが、車を運転中危険な状況に遭遇すると、キャ! と叫んだ後、どうしよう、どうしよう…と思考停止に陥り、ハンドルから手を離してしまう。最後の一秒までその危険を回避するチャンスがあると無意識というか、本能的というか身体に叩きこまれているは男である。
 じつは当時、漠然とそう思っただけだったが、その後現実に、その危険な状況に遭遇したことがあった。早朝だった。ワゴンで北国の山間の雪道を、妻を助手席に走っていた。商品を満載して展示会場にむかっていた。そう烈しい夫婦喧嘩ではなかったが、愚痴のような小言のようなものが、もう止むかと思うと又始めるので、妻は妻で私に訴えるというより、自分の鬱憤を晴らしたいみたいだった。その時私は、車体がかすかに右に傾き雪道の側溝に脱輪している事に気が付いた。川まで10メートル程の崖道だった。その時点で、或る意味絶体絶命だったのである。妻は小言を言いつづけていた。その妻に今の状況を説明するわけにはいかなかった。瞬時の判断だった。ブレーキの踏み方かげんで崖下に転落していたことであろう。運が良かった。側溝の一部に玉石二三個が埋まっていたのか、かすかに車体が持ちあがった所でハンドルを操作する事ができ側溝から抜け出すことが出来たのだった。妻には結局なにも知らせなかった。
 
 トランプ大統領も安倍総理もそれぞれその國の分かりやすく言えば夫々の国民を乗せた乗り物のハンドルを握っているわけだが、思考停止、判断回避に陥らずに運転して頂きたいものです。“人類”を乗せて運転しているといっても過言ではないとおもいます。事が起きたら、天災ならまだしも人災も人災、どのような弁明も許されない事態に至ると思います。トランプ大統領も安倍総理も他国のリーダーにはない個人的な困苦を抱えながら辛い立場のご様子です。その辛い立場が国民や人類にとって共有できるものならまだしも、そうではないとしたら、ただ相手が悪いからだけの感情論ではだれの心にも響かないと思います。ましてや命を捧げてくれという“呉越同舟”はご勘弁ねがいたい。冗談じゃない。貴方がたは核シェルターをお持ちでしょうが、こっちは、ただ公園内を逃げ惑うだけなのです。お願いですから対話をして下さい。トランプさんにも対話を勧めて下さい。核戦争を始めた段階でトランプさん安倍さんの負けなのです。二人は生き残れるかもしれません。相手国やそのリーダーは消滅するかもしれませんが、トランプさんも安倍さんもただの人以下の人類に、歴史上始まって以来の災害をもたらしたという事で戦犯にかけられ処刑されるでしょう。処刑されるだけではなく戦争回避のなんの努力もしなかったというよりむしろ助長したということで、悪名は、人々の記憶からも、記録からも消える事は無いともいます。
 対話とは、辞書には、「向かい合って話す事」ですが、対話のためには相手人物をよく知る事です。商取引のための対話なら、にわか調査、表面認識で良いでしょうが、一国のリーダーとの対話となれば次元が全く違うと思います。自分には任が重いと思ったら下りたらいいでしょう。いや、下りるべきです。その為には絶好の選挙が控えている訳です。そこまでまさか……