砂糖の恐怖

カーボは良いカーボと悪いカーボの二つあり。良いカーボはビタミン、ミネラル、ファイバーなど栄養豊富で、血糖をゆっくり上げる。良いカーボをスローカーボという。
悪いカーボはビタミン、ミネラル、ファイバーなど栄養素の剥ぎ取られた甘い物で、代表はチョコレート、キャンディ、クッキー、ケーキ、アイスクリーム、コーラ、フレンチフライ、マッシュポテトなどのポテトの加工品になると、砂糖より血糖を早く上げる。
冷凍食品や加工食品のブドウ糖果糖液糖は、砂糖より健康に悪い影響を及ぼす。
清涼飲料水やスポーツドリンクは要注意。
もし、あなたが精白パン、餅菓子、白米、パスタ、菓子パン、ケーキなどたくさん食べていれば、すでに砂糖依存症になっている可能性あり。
ハーバード大学の調査によると、スローカーボ食は、クイックカーボ食に比べて、健康維持に優れていると証明した。スローカーボ群はクイックカーボ群に比べて糖尿病、心臓病、ガンのリスクを大幅に低減させているという。
カーボと脂肪を一緒に食べると、血糖の上昇が穏やかになる。パンを食べる時は、オリーブ油やバターをつける。ポテトチップスとチーズを一緒に食べるとよい。
低脂肪という言葉の要注意。低脂肪とついたクッキー、ヨーグルトなど。脂肪を減らした食べ物に砂糖が添加されたのです。食品会社は加工食品に低脂肪、無脂肪などの表示で健康食とあおります。彼らは次の事を言いません。低脂肪、無脂肪の食品には砂糖がこれまでより約15パーセント多く入っていると。
甘い物は気分が落ち込んだから口にする人も多いかと思います。確かに一時的に気分は上向きますが、ほんの少しの時間だけで、後に急に食べる前より気分が落ち込みます。チョコレートやケーキなどその代表例です。
ポテトチップスやチョコレートなどジャンクフードを好きな人は、気分の落ち込みが起こりやすい。砂糖やクイックカーボを食べる量が増えるほど、ウツはひどくなる。
甘い物は不安や気分低下した時、疲労を感じた時、砂糖の入った物が欲しくなります。食後直後、幸せを感じ、元気になります。これが曲者です。甘い物を食べる量が多いほど、しばらく経ってからの気分の落ち込みが大きいのです。イギリスの科学者の報告によると、チョコレートとウツは特に関係していると言う。
ウツをなくすには薬もいらない、サプリメントもいらない、砂糖やクイックカーボを食事から取り除くだけで、多くの人々のウツや不安など気分変動を治すのです。
気分に関してカギとなる伝達物質が三つあります。セロトニン、エンドルフィン、ドーパミンです。これらの物質が脳内に適度あれば気分爽快で、落ち着き、集中力をもたらします。
セロトニンは脳内でトリプトファンというアミノ酸から作られます。トリプトファンは肉類、鰹節、筍、卵黄、ピーナツ、アーモンドに多く含まれます。
低血糖症はウツになる可能性が高いと言われます。低血糖症はイライラ、気分の変動、震え、フラフラ、めまい、眠気、忘れやすい、不眠、ドキドキなど、このどれもがウツの症状と共通します。もし、あなたがウツの原因が低血糖症であると疑いを持つなら、砂糖やクイックカーボをやめ、スローカーボの食事にしてみてください。
もし、あなたが甘い物やクイックカーボをたくさん食べていれば、鮭、イワシ、鯖、サンマなどの青魚を食べる余裕が胃になくなります。魚油のオメガ3は自然が私たちに与えてくれる抗鬱薬なのです。
さらに、チョコレートやケーキなどの甘い物はニキビやシワを増やします。砂糖をとらないパプアニューギニアの住民はニキビは誰もありません。
甘い物をやめれば、エステよりずっと効果的です。砂糖やクイックカーボをやめた人の肌は美しく、頭はシャープになります。

大学の研究者が企業から資金をもらっています。ここに問題があります。彼らは企業に良い結果は喜んで発表しますが、不都合な結果は発表しません。このような研究者が利益関係のある企業から報酬や研究費を受け取ります。これを利益相反といいます。だから、学者や医者の言う事をを鵜呑みにしてはいけません。学者や医者が何かを主張したら、どこから金をもらっているかを考えなければいけません。
テレビによく出る医者は特に曲者です。決して企業の害になることは言えません。肉食を勧める医者、タンパク質を押す医者、中にはマクドナルドの肉をわざと食べる医者までテレビに出てきます。要注意です。毎週健康番組が放映されますが、見ない方が健康的です。
もし、チョコレートを名指ししてダメですよ言えばどうなるか。企業から猛烈な苦情が来るでしょう。テレビではぼかしていうでしょうが。
チョコレートを日本人は年間一人当たり2・1キログラム食べるようです。チョコレートは砂糖だけでなく、心を変えてしまう代物です。覚せい剤のアンタファミン、エクスタシーに化学構造がよく似ています。
本屋で本を手にとって判断するのが最適でしょう。反対に、テレビにほとんど出ない医者で、本でお目にかかる医者をお勧めします。