本の感想

最近、少年犯罪が活発化している。そもそも、イスラム国の後藤氏への残虐な殺し方や火あぶりで殺したりすることをテレビで放映したり、インターネットで簡単に情報を見られることが原因でなかろうか。残虐性を見世物にするのが流行りだしたのではないか。
　最近、オルダス・ハックスリーの『ルーダンの悪魔』という本を読んだ。ここには１６００年代のフランスの僧侶の生活が映し出されている。火炙りで殺されるシーンが何度も書かれている。そんな中で
「守衛長のら・グランジュは二つのことを耳打ちした。火がつくと、体が焼ける前に煙で窒息するから心配するなということだった。」
　という文章だ。これは楽な部類にはいるが、中には煩悶しながら火炙りになる人もいる。西洋のキリスト教はこんな残酷なことを平気でやっていた。

　「リシリューにとって最後の病気についてうたったバラードの一節はこうだ。
　この汚れた潰瘍でうじ虫が動くのを見た。おのが腕が腐っていくのを見た。ヨーロッパ全土で、あんなに多くの教会を焼き、あんなに戦争を多く引き起こした、その腕が・・・・・・」

　この一節はいかなる権力者が手で多くの人の生殺与奪をしようと、死ぬ時は自然はそんなことをわきまえもせず、権力者に牙をふるうことだ。死は人類平等に与えられている。権力者であろうと、有名人であろうと、必ず死ぬ。百パーセント確実だ。しかし、死ぬ前に感性を磨くことはできる。身近な太陽光線がいつもより輝かしく思えることを経験するのもいいと思う。

食事制限

ブログは縦書きの方が書きやすい。ワードで書いて、コピーして、グーブログに貼り付けている。本日は雨で外へ出る気がしなかった。最近、スクワットを１００回近くしている。そのため、朝の目覚めが遅くなり、太ももが張って痛い。外へ出るのも億劫だ。しかし、確実に歩くスピードは速くなった。いつも人に抜かれることが多かったがこちらが抜く方が多くなった。肉と卵とチーズを最近食べだしたことも影響しているようだ。以前は魚中心だったが、これでは歩くスピードが遅い。やはり肉の威力はすごい。しかし、血は確実に汚れているだろう。これが１０年後、２０年後に病気の兆候を発症する可能性もある。だから、ずっと肉食は続けられない。一週間に一度程度に抑えたいところだ。中には肉ばかり食べて、ご飯やイモ類の炭水化物を食べない人もいると聞く。あえて質問したい。そういう人は朝のお通じは大丈夫かと。三日に一回しか出ない人もいるようだが、私は一日三回順調に便がよく出る。しかし、炭水化物を少し制限すると、脳の回転は鋭くなりだしたことも事実だ。毎日、炭水化物制限か普通のバランス良い食事の繰り返しが健康にいいのではないかと思っている。