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今この瞬間を

2016-09-27 05:35:23 | 競争
 
 新に一つの事を取り入れるより、今持っている一つの物を徹底的に学んだり、使ったりする方が充実した人生をおくれるのではないか。ものが一つ増えると、やることが一つ増え、やることが一つ増えると、わずらわしいことが一つ増える。
元の創設者ジンギスカンの補佐宰相の耶律楚材は「一利を興すは一害を除くにしかず」という。利益になることを一つ増やすよりも一つ除く方に力を注げ、という。
 人生思えばいつ死んでもおかしくない。明日、大地震に会うかもしれない。明日、雷に撃たれて死ぬかもしれない。交通事故で死ぬかもしれない。街だいつ暴走車や刺殺に会うかもしれない。人生思った以上に長くない。あっという間の一生だ。そんな時、パソコンやスマートフォンのあくまで人間が作った物に、一喜一憂するのはどうか。これらはあくまで企業の宣伝目的で広めている。それを深く考えもしなで、瞬間的に反応する人間を作り出す。企業の奴隷になることになる。
 自分の考えを育成するには、テレビを消し、パソコン等の電子製品から早く撤退することではないか。会社で仕事をし、途中満員電車に乗り、帰宅してテレビを見ながら食事をする。これでは一対、いつ自分で考える時間を持てるのか。定年後、肉体的にもいろいろ病が攻める歳になる。糖尿病然り、認知症然り、ガン然り。視力の衰え、聴力の衰えなど、果たして、まっとうな知的能力が残っているか。十分と落ち着いて読書もままならぬ、というのが実情だろう
。知らないうちに人生が終わっていた、という結果になる。何を今までやっていたのだろうと。
 時間は待ってくれない。着々と死に向かって進んでいる。そんな時、こちらで抵抗できることは何か。時間を速く進むのを止めることだ。できるだけ、くだらないと思う物を一つ一つ避ける事だ。一つの事に夢中になると時間が過ぎたのを感じない。永遠感といおうか、実に充実したものを味わえる。その例として、一つの部門の専門家になることだ。漱石の事ならまかしてくれ、ナポレオン戦争には負けない、とか何か見つけて今すぐ取り掛かるべきだ。
 いくら社長であろうと、専務であろうと、定年後はただの人。名誉も一時的なものだ。むしろ、今この瞬間をどう感じ、どう生きるかを問いながら、内面を成長させなながら生きるべきではないか。

卑しい顔にならないために

2016-09-24 17:23:54 | 日記
今、技術革新で三か月前の物はお古になる。当時、最新であっても、いまだにこんな遅れた物をもっているのか、という風潮を世間は作る。そろそろ、これをおかしいと思う人が増えてきていいのではないか。スマートフォンもすぐに新製品が出る。そして、壊して、修理に持っていくと、決まって、修理費がこんなにかかるので、新たに買った方がお得ですよ、と言われる。こんなバカなことがあっていいのか。
 高価なものを平気で買わせておいて、永遠に使える物をメーカーは作りはしない。落ち着きのないものをこれでもかとどんどん作る。その影響もあって、街を歩く人の顔を見よ、電車の人の顔を見よ。視線の定まらない顔、あちらを向いたり、こちらを向いたりするだらしない仕草、車中で飲み食いする人、歩きながら飲み食いする人など何と多いことか。
テレビ番組に出るタレントやアナウンサーの顔を見よ。卑しくなっているのがよくわかる。毎日といっていいぐらい、飲み食いや他人の下ネタ、覗き身的なもの、人を何とかして笑わせようという品位のない番組。それを見るのが当たり前となっているのを疑わない多くの人。

 江戸時代の良寛はこれを知ると、自殺するのではないか。
良寛には戒語がある。ゲラゲラ笑い、ふくれっ面、むだ口、立ち聞き、よそ見、隙間のぞきを決してしてはならないという。その中で良寛の最も嫌ったのは「ことばのおほき」「
はやことば」「くちまね」「人の物いひきらぬ中に物いふ」「人の言葉を笑ふ」「しらぬ事を知ったげにいふ」等。

テレビに出る人は大衆の奴隷になったといっていいい。大衆を何とか飽きさせず、笑わせるか。
 テレビを見ると、決まって、卑しい顔つきになる。タレントの顔が伝染する。こちらからテレビを見ないという人がどんどん増えていいはずだ。

スマホで脳活性化を

2016-09-20 06:49:29 | 日記

 この、二、三年で車中の乗客や街頭を歩く人の風景が変わった。明らかに、うつむいてスマートフォン片手に歩いている人が多数だ。。駅構内のアナウンスやテーマパーク等の施設では、「危険ですから、歩きスマホはやめてください」と決まってアナウンスする。
 しかし、危険を覚悟で敢えて発言したい。この便利な品は使い方次第で、金の延べ棒にも地獄に落ちる厄介な品にもなりうる。
 最近、脳トレブームも少し下火になりつつあるが、依然、脳に関心のある人は多い。僕もその一人だ。渡部昇一氏は80歳を超えても暗記力に優れている。どうしてか。大学教授定年後、ラテン語を散歩しながら暗唱した、という。その年齢が60歳前後だ。初めは、異常にあくび回数が増えたという。脳が慣れないことをしたので、拒否したのだろう。しかし、回を追うごとに、あくび回数も減り、暗記時間が短くなったことを実感した。脳のMRIでスキョアンすると、脳細胞が増殖していることが明らかになった。
 自分は年だから、暗記はできない、と思う人は多い。しかし、人間、わずかの隙間時間は一日、かなりある。通勤途中は車を運転しない限り、歩いているはずだ。その歩く時間をスマホを見ながら暗記する。これはやってみて楽しいとわかった。小文字で醜いので、僕は小型のアイパッドを見ながら、暗唱する。何を暗唱するか。古典がほとんど。論語、孟子、詩経、陸游、佐藤一斎や英文ならキーツやホイットマンなどの詩の一文を暗唱する。
 
 あくる日もう一度、昨日覚えたのを歩きながら暗唱してみる。最初は時間がかかったが、何度もやるうちに、確かに手ごたえを感じた。短時間でできつつあると。これを脳が喜ぶということか、と身をもって実感した。暗記力は読書力にもつながるようだ。今までのスピードより速く読めるよになった。
 このスマホは無料で西洋の古典をインストールできる。写真機能もあるので、本の一文を写真にとって、歩きながら暗唱されることをお勧めする。 

人に好かれる方法

2016-09-19 05:12:04 | 日記
知りません、という言葉はなかなか他人に言えない。殊に相手がこちらに対して、すでにご承知でしょうが、というような態度で話しかけられると、途中でさえぎって、いや私は知りません、といは言いにくい。そして知ったかぶりを続けるうちに、思わぬことで恥をかく。その事については知りません、と最初に断固として言い切る時かなり勇気がいる。
 しかし、一旦その勇気を身に着けると、態度が率直である限り、決して侮られない。むしろ相手は勢いこんで詳しく説明してくれる。それは結構、いい気分なのだ。人に好かれる最も簡単な方法は、誰にでもつつしんで、教えを乞う姿勢であろう。

自分の時間を充実させるには

2016-09-18 05:17:22 | 競争
自分の時間を充実させるには

 「鉄道の起源を調べよう」とか「鷗外の作品を研究しよう」とかテーマを決め、この時間はこの研究をやるとあらかじめ決める。その時間だけはそのことだけ集中する。自分があることの専門家であるというのは、実に気持ちいい。
 読書するには、大きな図書館へ行って、どれだけ多くの書籍が収蔵されているか、確かめる。すると、自分の人生の持ち時間を、できるだけ有効に利用するには、よほど気を付けないで書物を選ばなければ、時間が無駄になると、わかる。
 今、あまりにも、時間に対して無頓着になる傾向がある。今がダメなら明日があるさ、と無限に時間があるかのような錯覚が起こる。特に、今使っているパソコンとかスマートフォン、テレビを見ていると、あっという間に時間を浪費してしまう。気づいたら、一年いつの間にか過ぎていた、ということになる。これらの製品は一貫性のないことを一秒事に映像を流し、人々の心を落ちつかせず、その場その場に反応する軽薄な人間を育成する。下手をすると、自殺者まで出てくる。