遥かな轍(日々雑感)

大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。

K・K ヤシイカヤシキ

2012年01月29日 17時51分20秒 | VRM~車輛テクスチャー

昭和の頃、社名表記の株式会社を略称する為に「K・K」という略号をよく使ってた訳だけど、如何にも日本人らしいというか、昭和らしいと言うか、とても懐かしい気分にさせられます。最近では殆ど見なくなりましたねぇ。コーポレーション、カンパニー、ホールディングス…なんて付く事が多いのかな。で、「K・K」というのは、どういう風に使ってたかというと、「○×商事K・K」とか「K・K□△製作所」なんて感じ。戦後に立ち上がって、今も盛業中の会社だと、たまに見かけるけど、少なくなった…。さ、そんな「K・K」の代表みたいなのが汽車K・Kです。汽車K・Kは創業当時、鉄道車輛の国産化という政府の大命題を背負った国策会社だったのだけど、その中で、開拓精神と職人気質を滾らせて堅実な操業を続けながらも、次々と立ち上がるライバル会社との競争に立ち遅れ、残念ながら川崎に吸収され姿を消した大阪発祥の伝説のメーカーでした(汽車の詳細はこちらがとても興味深くて面白いです。戦前の世代の方が書く文章がとても心地良くて読む楽しさを感じさせてくれる)。大阪市此花区に広大な工場があったんだけど、今は跡形もなく、跡地に佐川急便と日本郵便の主幹センターが建ってます。少し、寂しくなってしまうようなお話だけども、C57用車輛テクスチャーリソース第二弾という事で、前回に倣って汽車会社のテクスチャーリソースを、C57のナンバープレートと共に紹介します。兎にも角にもまずは自作の汽車会社製造所銘板を…。



汽車会社の誇りの印。最高にカッコ良い意匠です。二つの重なる輪は東京工場が出来た事を受けて作図されたとの事。
ちなみに、製造番號(号)1504はC5712です。


今回も実物を右から左から、上から下から、前から後ろから?検証して作成しましたが、実物と若干異なる部分があります。ま、大人の遊びだからねw。許せwww。ところで、汽車会社が製作したC57は非常に少なくて、この事実にかなりビックリしたんだけど、なんと、8号機~12号機までの5輌だけという事なんですが、本当に意外です。それに比べて、川崎製や三菱製が非常に多いです。C57が各地で活躍してた頃って、この汽車のプレートを見かける事って本当に少なかったんだろうなーなんて思います。地元の私鉄、おけいはんも今は川崎ばかりになってしまったけど、少し前まで汽車製のクルマが居て(1700系とか1810系とか…2000系にも居たなァ)、汽車という文字には馴染みがあります。ただ、電車なのに作ってる会社名が汽車って変やなァ、なんて思ってましたけどねw。
さて、5輌しかない汽車製のC57ですが、その中でも10~12号機の3輌は門司港区に居た頃、かもめ専用機として扱われていて非常に人気があったカマで、ある意味、汽車の技術力を如実に物語ってるなーって思うのですが、まァ、汽車マンセーという訳でもないので、だからどうしたって感じですw。でも、なんか嬉しいかなw。



C5710「福知山区」。


しかし今回は、超エースだった11号機と12号機は外して(11号機はデフォルトで出てるしね)、10号機を普段着の姿でって事で黒プレートにしてみましたw。11号機は赤、12号機は緑だったみたいですが、10号機は黒だったみたいだし、良いかな…黒で。で、晩年は福知山機関区に居て、山陰本線と福知山線、播但線、舞鶴線なんかで働いてたようです。って事で、区名札は「福」です。前回のC5763は赤プレートに砲金の鋳物でゴテゴテと飾り付けたけど、今回は晩年らしく区名札差と運行札差を白で塗装したありふれた姿にしてみたよ。区名札も白ペンキで書いてあるだけのヤツです。それでは、そのテクスチャーリソースをどうぞ…。





C5763号機のテクスチャーリソースです。ご自由にお使いください。
(右クリックで名前を付けて画像を保存で適当なフォルダに落としてください)。


ねぇねぇ、どう?。本当に普段着のC57って感じでしょう。少し鄙びた、でも現役蒸機らしい雰囲気ってのを表現したかったんだけど、前回の63号機のゴテゴテっぷりと今回の10号機、あなたはどっちが好みかな?。これはこれで渋くて、やっぱテンションあがるワァーwww。



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1位側から撮ってみたよ。こんな感じでヤードに佇んでると似合うねー。やっぱライトパシは良い!。



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お父さんのせなk…いやいや、お母さんの背中かw。テンダーはこんな感じで。スマートだな、本当に。



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キャブ周りはこんなんです。「福」の札がC57らしさを演出してると言うか、播但線を連想してしまうねー。


さ、という事で、第二弾は汽車会社の製造所銘板とC5710号機ってことでお届けしました。どうでも良いけど、ビュワーのスクリーンショットは要注目かもだよ。10号機の背後の作り込みがミソなんだよ。ここ最近、VRM-WORKS TVでライブ配信してないので、どうなってるんだって思ってくれてるVRMユーザーも居るかな?。鳴りを潜めつつ、結構進んでたりするんだよ、これがw。ま、また時間作ってやるからお楽しみに…誰も期待なんかせーへんせーへんww。


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