遥かな轍(日々雑感)
大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。
 



 VRM@大阪オフ終了以来久々のエントリーです。
 
 現在私は、左足下肢を骨折(脛骨高原骨折)し入院生活を余儀なくされています。自業自得のような気もするので、「余儀なく」という表現が正しいかどうか微妙なところですが、取り敢えず現状では8月の末まで復帰出来そうにない感じです。実は、仕事の面で色々と変化があって、ようやく、大型乗務員として私を使うと声を掛けてくれた会社が現れたので移籍する事にしたのですが、移籍後一週間経たないうちに、怪我をして休業中というなんとも言いようのない状況でございます。幸い、会社が私を信頼してくれていて、クビにならずに済んでいるのが不幸中の幸いというところでしょうか。細かいところは割愛させていただきますが、一日でも早く復帰出来るようリハビリに精を出している今日この頃。で、リハビリといっても一日中やってる訳でもなく、大部分はベッド上での生活を強いられているので暇すぎてどうにもなりませんw。そこで、少しでも時間を有効に使おうと言う事で、新しい記事を書いてみようという魂胆なのですが、生憎、適当なネタがないというか、これまでの流れから言うとVRMのネタでも書けたら良いのですが、手元にVRMを運用する環境がないので、どうしようかとしばらく考えていたのですが、特に手元に資料がなくても、そこそこ楽しんでもらえるエントリー記事を書くとすれば、音楽か油彩画のネタしかないなということで、音楽ネタで記事を起こしてみることにします。で、今日のネタは、エントリタイトルにもある通り、プログレッシヴ・ロックとは何?です。ちなみに、この記事を書くにあたって、ミニノートPCを貸してくれている友人に感謝します。

 さて、プログレッシヴ・ロックと言っても色々とあって、何から書けば良いのか悩むところではありますが、まずは私がこの正体不明で難解?なジャンルを知ったきっかけみたいなものを書いてみようと思います。プログレッシヴ・ロックの詳細についてはwikiに解説記事が上がっているのでそちらを参照してください。で、今回は自分の脳内にある知識と感覚のみでこの記事を書くことにしようと思うので、誤認誤報があるかもと言うことを事前に明言しておきますw。一々細かいこと調べるのは面倒臭いですww、マジでwww。ある意味、プログレの一ファンとしての私の認識みたいなものを知って頂くだけでも良いのかなと・・・。

 プログレッシヴ・ロックと呼ばれるジャンルが明確な形で聴衆に広く知られるようになったのは70年代前半なんじゃないかなと思うのですが、プログレ全盛期をリアルで体感していない世代なので、当時の事はいまいち判りません。ロックと言っても色んなジャンルに細分化することが出来ますが、話がどんどん難解になっていってしまうので、包括的にロックという大きな流れで話を進めてみると、プログレなるものが世に出てくるまでの過程は、60年代前半のR&Rから始まって、その後、R&Bが台頭し始めて、そこからさらに派生する格好でサイケデリック・ロック、いわゆるフラワームーブメントと呼ばれるドラッグに大きく依存したジャンルが60年台後半から段々大きなうねりとなって全世界を席捲して行きます。で、その発端というか、サイケデリック・ロックというジャンルを定義付けた作品として、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」というアルバムを挙げても異論はないでしょう。アルバムジャケットからして完全にフラワームーヴメントを意識したデザインですよね。細かい事を書き出すとどんどん脱線して行ってしまうので敢えて書かないでおきますがw、この作品は当時第一線で活躍していた大物アーティストに多大な影響をもたらしたことも、その後のロック界の変遷を見れば言わずもがなといったところでしょう。イギリス国内では、ムーディーブルースやローリング・ストーンズが、「サージェント~」から大いにリスペクトされたといっても過言ではない作品を残していますよね。


ムーディー・ブルース サテンの夜


「サージェント~」が最も影響を与えたのはコンセプトアルバムという考え方でしょうか。それまで、アルバムといえば、全く異なる楽曲の集合体でしかなかったものを、アルバムに、ある一つのテーマ(コンセプト)を与えて、それに沿うように、収録される作品の内容を統一し、アルバム全体でひとつの作品になるよう編集するという手法は、私が知るかぎりではビートルズの「サージェント~」が初めてだったのではないかと考えます。イギリスの大物アーティストに多大な影響を与えた「サージェント~」はイギリスで大ブレイクしつつ、海を渡りアメリカにも大きな影響を与えていきます。アメリカ人は当時、ロカビリーやサザン・ロック、フォーク、ソウル、ブルーズ主体の音楽に傾倒していたように見受けられるのですが、「サージェント~」がリリースされた途端に方向性が大きく変わり、ビーチ・ボーイズ、バーズ、ジェファーソン・エアプレイン等々がアメリカのロックシーンの牽引役として躍進し、さらにバッファロー・スプリングフィールドの登場によって、アメリカでもロックシーンに一大革命が起こる訳です。何というか、バッファロー・スプリング・フィールドがリリースした彼らのセカンド・アルバム「アゲイン」に関しては、もはやアメリ人の域を超えてしまっていてある意味異様にさえ感じます。ビートルズの「サージェント~」に対するアメリカ人の明確な捉え方を具体化したのがバッファロー・スプリング・フィールドだったのではないかなと、私個人としては捉えています。バッファロー・スプリングフィールドのアゲインを初めて聴いた時の衝撃は非常に大きく今持って忘れることが出来ません。。アメリカ人らしく、根底にはR&Bやフォーク、ソウルといった要素が見え隠れするのですが、その上にサイケデリックなアプローチが乗っかっていて、しかし、何故かイギリス人ほどクドくなく乾いたサウンドで、さらにとても美しいコーラスが楽しめる。聴き始めると最後まで聴かずには居られないという、麻薬のような魅力もあります。


バッファロー・スプリング・フィールド


 少し話が遡り過ぎのような感じもしないではないのですが、以上のような流れの中でプログレッシブ・ロックが花開いていく訳です。で、サイケデリック・ロックから完全に抜け切らない、しかし、新しいアプローチを模索してる感の印象が強く出ている時期が暫く続くのですが、これが68年~69年頃でしょうか。ピンク・フロイドやムーディー・ブルースが多くの作品をリリースしつつ新しい時代の到来を予感させるサウンドを開拓して行きます。プログレに関しては明確な定義がないと自分では思っていたりしますが、その中で、プログレが大きく花開くきっかけの一つとして電子楽器・・・例えばメロトロンやモーグ・シンセサイザー、VCS3シンセサイザー等の実用化と普及があるんじゃないかと思います。これらの鍵盤楽器の登場によって、音作りの幅が飛躍的に広がり、また、コストの掛かるオーケストラの代役を果たすに至って、若いミュージシャンの才能を強力にサポート。斬新なサウンドアプローチの糧となる重要なツールとして60年後半から70年台前半にかけて急速に普及。以後もプログレッシヴ・ロックの台頭を影で支え続けたのでした。


 メロトロン@マイク・ピンダー(ムーディー・ブルース)
 リック・ウェイクマンが使ってた白いのが有名だけど、マイクが出てたのでこれを・・・。



 モーグシンセサイザー(ミニモーグ) 



意外とマイナー(日本ではね)な変態シンセサイザー、VCS3。



ってことで、今日はプログレッシヴ・ロックについて、特に何の資料も参考にせず書いてきたわけですが、どうやら記事を書いてるうちに収集が付かなくなってきたというか、興が乗り過ぎてる感もあるので一旦お開きにしたいと思いますw。

取り敢えず、今日の内容をまとめると、
1. すべての始まりはビートルズだったということ。
2. サイケデリック・ロックの延長線上にプログレッシヴ・ロックが存在するということ。
3. 2.の変遷(進化ではなく敢えて変遷でw)の中で色んなサウンドが混じりながらプログレサウンドというものが築かれていったということ。
4. この流れを強力にバックアップしたのが電子楽器、特に鍵盤楽器の台頭が大きなきっかけになった。

という事になります。これは飽くまでも私の論考ですがw。そして1969年、いよいよキング・クリムゾンが登場する訳ですが、彼らの登場によってある程度プログレッシヴ・ロックの定義が形作られたのではないかと私は思っています。その定義とは、
1. コンセプトアルバムであるということ。
2. 非常に難解で哲学的な歌詞。
3. ジャジーなアプローチを多用し(テンションノートやシンコペーション、変拍子)、即興的なプレイが散見されること(各パートのソロ回し)。
4. クラッシックの要素も入っていて、長尺曲(組曲)が多い。
5. プレイヤー達のスキルが異常に高い。

こんなところでしょうか。R&RやR&Bを追求していったバンドがH&Rに辿り着くと同時に非常にアウトローでワイルドな印象を持つようになったのと対照的で、プログレに辿り着いたバンドは真面目で神経質、そして高貴?な印象さえ持つようになります。彼らはやっぱ優等生なんだよね、本当に。なので、悪ぶってはいるけどどこか垢抜けないっていう感じがあります。グレッグ・レイクやジョン・アンダーソン、デイヴ・ギルモア、ジャスティン・ヘイワード等々、イケメンも多いしねーw。
最後に衝撃的なデビューを果たし、プログレブームの火付け役となった元祖プログレバンド、キング・クリムゾンのデビュー・アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」の中からアルバムタイトル曲「クリムゾン・キングの宮殿」を紹介して今日のエントリーの締めにします。



Youtubeに適当なライブ映像がなかったので、サウンドだけですがどぞ!w。


メロトロンのサウンドが強烈に耳に残るナンバーだよねー。グレッグ・レイクもまだ若くて高音が非常に透き通っていて伸びも良い。彼のボーカルってこの頃が最高ですよね。ちなみにロバートの変態ギターも印象的で良いんだけど、やっぱ、ドラマーでもある私からするとマイケル・ジャイルズの独特な太鼓が前期のクリムゾンらしさを強調していて大好きです。若干ミュート気味のラディックサウンドが最高に心地いいです。ということで今日はこのへんで終わりにします。続編にご期待くださいw。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« POWER-S@大阪... なぜー、なぜ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。