高円寺界隈

高円寺のいつもの路もカメラを持ち歩くと新鮮に見えたり、
なにげに見てたものも結構楽しい自己満足情報。

京都

2006-12-07 01:07:22 | scene

それはそれはとぉ~い遠い、気が遠くなるほどの昔々のことじゃった。
「そうだ、京都へ行こう」(♪あのBGMじゃ)
ある日若者はそう思い立ったんじゃ。
この若者、京都が好きで好きでたまらず、足繁くかよったそうじゃ。
この日も思い立ったら100年目とばかりに京へ向かったんじゃ。
さて、宿をとろうと京都中のホテルを探し歩いたが一軒たりとも空いておらん。
そもそもお金があって行ってるわけではないじゃて草々安宿などありゃあせん。
何度か行けば京都事情はわかろうはずじゃのに学習しない若者じゃった。
しょうがなしに禁断の地、ラブホへ突入したそうじゃ。
なぜか後ろめたさと共に入っていったそうじゃが、そこのババァが
「観光に出かけますかぁ」
かっ、かるい。人目を忍んで入ったというに、と思ったそうじゃ。
一目で宿にあぶれた観光客と見破ったあたりは、ラブホのババァのふりした伊賀のくノ一かもしれんのぉ。
はたまた安倍晴明の玄孫あたりかもしれんぞ。いやいや玄孫の曾孫あたりじゃな。
かくして部屋の鍵を手に入れた若者は荷を降ろし、いよいよ夜の京へ繰り出そうと思った時じゃ
とてつもなく大きな地震があったんじゃ。
刹那、若者は
「死んだらヤバイ、バレる、ここで死ねない」と思ったそうじゃ。
ふっ、時効の話じゃ。

高円寺の駅前も変わりつつあるのぉ。


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