アリ・ハリファ(名前は今は亡き名工の父親のまま、実際は息子が引き継いでいます)のウードに弊店がいろいろと改良案を出し、現在製作中です。日本の品質期待感により近づいた精度・仕上げの点が、主な改良点です。画像は、そのすばらしい手彫りのロゼッタ。これをご覧になるだけで、仕上げが期待できることと思います。
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昨日(2008年3月4日付)の朝日新聞の夕刊に、レバノン料理の紹介記事があり、横浜にあるアラビア料理店が紹介されていますが、写真掲載されているその店のシェフの方が「アリ・ハリファ」型とおぼしきウードを手にされていますね。アリ・ハリファ(お父様のの作?)でしょうか。。。(写真では親指で弾くポーズをとられておいでです)
レバノンはシリアと地理的に近いので、シリア・タイプのウードがより一般的なのでしょうか。シリア・タイプのウード、ものによっては音響学的真理を暗示・象徴する装飾がなされているように思われます<アンワール・ケッベのものなど>。
レバノンと言えば、レバノン・ポップス(特に若い女性歌手が活躍)が有名ですね。コロンビアの歌手シャキーラさんも確か、お父様がレバノン出身(或は、レバノン系)で、その影響により幼少の頃からベリーダンスを習われていたとか。。。
>横浜にあるアラビア料理店
>存じませんでした。今度行ってみようと思います。
>レバノンはシリアと地理的に近いので、シリア・タイプのウードがより一般的なのでしょうか。
そのとおりです。また、実際、シリア製のウードがよくレバノンでも売られています。
>シリア・タイプのウード、ものによっては音響学的真理を暗示・象徴する装飾がなされているように思われます<アンワール・ケッベのものなど。
確かにそのように思われますね。装飾一つとっても、なかなか深いものがあります。
今後ともよろしくお願いいたします。