ガッサン・アバシという大変すばらしいウード奏者ですが、とくにリーシャのピッキングがある意味理想的な動きをしています。
ギターと違い、指先ではなく、手首から動かすのがウードのピッキングの特徴/コツですが、この人のピッキングはとてもそれがしっかりしているので、手本にするには最高です。
最初のものではムニール・バシール作曲の、2つめはジャミール・バシールへのオマージュ、3曲目ではファリド・エル・アトラシュへのオマージュ曲を演奏しています(ここではフィンガーピッキングがフィーチュアされているのも興味深いです。ギターとはひと味違うのがおわかりだと思います)。