サズの名手/歌手のオカン・ムラト・ウツチュルクが率いるグループですが、このオスマン帝国末期の大作曲家タンブール・ジャミル・ベイの曲ではラウタを弾いています。まるでまるでデヴィッド・マンロウやジュリアン・ブリーム・コンソートあたりの中世ヨーロッパ音楽~ルネッサンス音楽を聞いているかのような感触があります。やはり中世ヨーロッパ音楽は中東音楽の多大な影響を受けたのだろうな、当時はその2つの音楽の境目ははっきりしていなかったのだろうな、と思いをはせることができました。
この曲ではサズを弾いています。
ここでは歌も。
この曲、歌は非常に東アジアに近い印象があります。