若林忠宏さんも言われるとおり、「ウード奏者は一生、自分の演奏するウードのベストの音質は体験できない」と言えます。パラボラ型ボディのため、音の廻りが効果的に前に出てくるので、前面で聴くのが一番音質が良いのです。ですので、演奏中に奏者は自分の楽器の一番良い音質は聴けません。同じ曲を演奏して実験をしてみました。
ちょうど奏者の耳のあたりにマイクロフォンをセットしています。マイルドと言えばそうですが、高音が若干足りない感じがします。
Jmail Bashir's Caprice (POV3:FromAbove---test)
これは前面ですが、ネック側にマイクをセットしています。ちょっと高域が逆にキツイ感じがします。
Jamil Bashir's Capice (Test: Seen from the fingerboard direction)
同じく前面ですが、ロゼッタ(サウンドホール)近辺にマイクを置いています。一番バランスが良い音だと思います。
Jmail Bashir's Caprice (POV2 test)
ちょうど奏者の耳のあたりにマイクロフォンをセットしています。マイルドと言えばそうですが、高音が若干足りない感じがします。
Jmail Bashir's Caprice (POV3:FromAbove---test)
これは前面ですが、ネック側にマイクをセットしています。ちょっと高域が逆にキツイ感じがします。
Jamil Bashir's Capice (Test: Seen from the fingerboard direction)
同じく前面ですが、ロゼッタ(サウンドホール)近辺にマイクを置いています。一番バランスが良い音だと思います。
Jmail Bashir's Caprice (POV2 test)