お知り合いの方からウードをいただいたとのことで、修理を希望されるお客様がいらっしゃいました。拝見してみると、ボウルには大きな割れがあり、応急措置で直した跡と、響板にはクラックが。ペグも木材の膨張で固まってしまっており、一番奥のペグはそのために弦穴がペグボックスのほうに入り込んでしまい、弦を巻けない状態。
お話を伺うと、いただいたもので大事に使いたい、弾けるようになりたい、とのことでした。ただ、予算的な問題でボウル部の割れ修理跡はそのままでよろしいとのこと。(そのままでも悪化する恐れもなさそうとご説明しました)。
結論としては、響板のクラック修理、ペグ修理・調節、指板・ブリッジ・ナットの調整、新しい弦張り、全体クリーニングと調整、となりました。
写真が修理完了後のウードです。内部のラベルには「ELVIS MUZIKEVI 1991」とあります。イスタンブールはガリペデデにある店ですね。
音を出したところ、なかなか芯のある音で、さすが16年のエージングが効いているようです。
修理に関しましてはお気軽にご相談ください。
お話を伺うと、いただいたもので大事に使いたい、弾けるようになりたい、とのことでした。ただ、予算的な問題でボウル部の割れ修理跡はそのままでよろしいとのこと。(そのままでも悪化する恐れもなさそうとご説明しました)。
結論としては、響板のクラック修理、ペグ修理・調節、指板・ブリッジ・ナットの調整、新しい弦張り、全体クリーニングと調整、となりました。
写真が修理完了後のウードです。内部のラベルには「ELVIS MUZIKEVI 1991」とあります。イスタンブールはガリペデデにある店ですね。
音を出したところ、なかなか芯のある音で、さすが16年のエージングが効いているようです。
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