2014年10月26日(日) with 母親
窓明山に行った時か或いは大嵐山に行った時の帰りにだったか、道の駅番屋でもらったチラシに昭和村の秋まつりのものがあった。そのチラシを家に置いておいたら、うちの母親がそれを見て連れて行けとなった。両親をどこかに連れて行くとかは、栃木市への墓参りや壬生の獨協への通院くらいで、観光などではここ数年一緒に出歩いていなかった。
たまには、連れて行ってあげよう。甥っ子や妹も誘ったが、あいにく用事があるとかでふられた。走る道はここのところ毎週のように走っている会津西街道経由。会津田島から先、昭和村へのルートは初走行となる。
朝7時台の五十里湖周辺の名もない山の斜面は、秋色に色づいてすごくきれい。三依だけは、霧にまかれて真っ白の中を走る。田島あたりにでると霧も晴れて、また美しい紅葉をみながらのドライブとなった。会津田島から昭和村への400号はこの道の先に道の駅があるの、と思うような細い田舎道でもあった。船鼻峠を降りてからの道路脇の紅葉は特に見事、何台もの車が止まって景色を楽しんでいた。
道の駅/からむし織りの里(p ↓) に予定より1時間も早く到着。あまり飛ばさなかったのに、今市から2時間くらいで到着した。10時から村主催の式典とそばの販売が始まるとのことだったので、それまで買い物をしたり、からむし織りの展示をみたりしてゆっくりした。
こじんまりした道の駅だが、この付近の交通量をかんがえると十分な大きさ。周囲には自然しかなくきれいな紅葉の中の道の駅だった。
会津のゆるキャラと昭和村のゆるキャラ(p ↓) が登場。
矢の原高原の新そばを使ったけんちんそば、満足の味だったと思う。
主催者挨拶や村長さんの挨拶のあと、地元のオヤジバンドの演奏。これがなかなかのでき、ギターベースに4人とアイアン・メイデンのような構成だったが、ベンチャーズに60年台のポップスなどの曲をインストで演奏。十分楽しめる内容だったのではないか。
(道の駅南に伸びる稜線。石取山という山に続く稜線だと思う。)
母親はごもくおこわをおみやげに買いたいというので、買いに行ったが蒸すまでにあと10分かかると言われ、自分だけ周囲をお散歩。道の駅/北東方面には、一人だったら取り付きそうなちょっとした里山がいい色に色づいていた。(p ↓)
さて、会場を後にドライブでもして紅葉を愛でながら家路へ向かおう。会場のスタッフのかたに、村長が挨拶で言っていた、矢の原湿原についてたずねると、10分ほどでいけるという。日本で2番めに古い湿原だという。もっと遠くだと思っていたが、10分なら行ってみようと向かった。
この湿原、駐車場もないマイナーな場所だったが、車は5,6台止まっていた。三脚のカメラおじさんのようなかたばかりが池の周りで撮影中。池に浮かんだ水性植物の葉と地上の紅葉と池の水がとてもきれい。想像以上のいい場所だった。
ほんの少し移動するだけで、また違った色彩を見せてくれる。
沼の周りは40分ほどの遊歩道があるらしい。この日はあまり歩けない母親がいたので、ほんの入口のみの撮影で引き返した。今思うと、母を車に休憩させておいて、自分だけ歩いてみればよかったかなとも思う。まあ、またいつか行けばいいでしょう。
矢の原湿原の周辺、林道脇の紅葉も美しかった。
矢の原湿原から道の駅方面に戻る。坂の途中で北東方面だったか、ちょっと高めの稜線が見えた。志津倉山の方向なのだが、その山は見えていたのだろうか。
鼻舟峠へ登りつめる車道は本当にきれい、このあたりの今が紅葉まっさかりなのだろうと思った。(p ↓) この道はすばらしい、来年も来てもいい、新緑もきれいだろう。この辺の山は未踏だらけ、そんな山への山行に絡めてもいいかも。
昭和村のすばらしい自然を満喫できた。。昭和村は自分が行った地域のみしかわからないが、本当になにもない。集落もおどろくほど少ない家しかない。その何もないことが、かえって気に入った。自然のありのままを見て、自然に触れ合うにはうってつけの地域なのかもしれない。
帰路は、声がでるほど美しい貝鳴山の斜面の紅葉をみたり、真っ赤に色づいている雰囲気だった芝草山を横目でみながらの満足ドライブになった。 ■■
(鼻船峠下の道の脇はこんな紅葉だらけだった。)
(こういったものを買って帰るのが大好きな母にしては、控えめだったか。三色団子、凍り餅、ごもくおこわ。来られなかった父親へのおみやげなのだろう。)
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どこなのかな~?と思ったら、HPの景色と同じだったのですね。夏にちょっと寄った事がある程度ですが、秋はよさそうです。湿原も雰囲気良いですね。お母さんも楽しまれたのでは?良い休日、お疲れ様でした。
今回は会津のそばなどの食と紅葉見物が目的でした。うちの母も紅葉を楽しんでいたみたいです。
湿原は、予想以上によかったのでお勧めです。ゆっくり歩いて楽しみたかったですね。
からむし織りの里は、ノラさんご常連でしたか。自分は全く未知の地域だったので、とても新鮮に感じました。余計なものが何もないのがいいですね。
あのあたりは、博士山、志津倉、御前ヶ岳など行きたい山がたくさんあります。
秋の矢の原湿原はいいですね、カメラマンだらけでした。
このからむし織りの里のルート、例の山に行く場合も経由するのでしょうね。かなり遠いですね。(笑)
矢の原湿原の池の写真ですが、カメラマンが集まるのも無理が無いですね。
この3枚の写真ですが、これを見て撮りに行きたくなる人がいるかも。
今回お母さんをお連れしての観光とは親孝行息子でいいですね。
自分はもう親孝行しようにも親はなし・・ですので少しうらやましいですよ。
矢の原湿原は全く期待していなかったのですが、予想以上にナイスな風景がありました。今思えば、周囲をゆっくり散策したかったです。またいつか行くと思います。
親孝行はいつもしてます (嘘)。
最近、福島にいくのも楽しくて、自分も行きたかっただけなのですよ。
喜んでいたので、また連れて行ってもいいかと思ってはいます。