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南塚古墳 その2

2008-04-10 13:57:03 | 史跡
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[関連したBlog]南塚古墳(みなみつか) 室山1丁目北大阪けいさつ病院の職員の方に案内して頂き、石棺を見ることが出来ました。南向き前方後円墳で、全長50m、後円部径30m。横穴式石室で、玄室は6.4m×2.5mw×2.5mh。4枚の天井石で覆われていた。凝灰岩の組合せ式石棺が2個、T字型に安置されていた。

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昭和52(1977)に石棺のみ移築されました。前棺内法:1.09m×0.8mw×0.71mh。家型の石棺で、石室の主軸に沿って置かれています。

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棺内には水銀朱が塗られ、今でも赤く見えます。

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奥棺内法:1.85m×0.95mw×0.54mh。長持型の石棺。こちらは内側に酸化鉄の朱が塗られていました。

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内部に塗られた赤色顔料の種類や、石棺の形式が違うことから、奥棺を先に埋葬し、その後、前棺を納めた、6世紀の古墳と考えられています。



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