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竹林の愚人  WAREHOUSE

Doblogで綴っていたものを納めています。

冷える日中 憂える米国

2006-04-03 21:27:42 | NEWS
岡部 直明 論説主幹 「冷える日中 憂える米国」 日本経済新聞 2005.04.03.

日中冷却の引き金は歴史認識をめぐるズレである。その決定的な要因が小泉純一郎首相の靖国神社参拝であるのは事実だ。
東アジア共同体構想で米国がはずされるのも困るが、日中という2つのパワーのにらみ合いで成長地域であるアジアの安定が損なわれるのも困る。
ポスト小泉で日本外交はどう変わるか。米識者の視線はいまそこにそそがれている。 
「首相の靖国神社参拝は日本のソフトパワーを傷つける」。ハーバード大のジョセフ・ナイ教授(元米国防次官補)はこう言い切った。「ソフトパワー」軍事力や経済力ではない、もうひとつの見えざるパワー、強制的ではなく自然に引きつけられる魅力。
「中国人や韓国人には、1930年代の困難な時代を思い起こさせる。日本の大衆文化に引きつけられ日本に好意をもつ若者たちの心も30年代に戻ってしまう。 第1に伝統文化。第2はポップカルチャー、世界の若者を引きつける『グロス・ナショナル・クール』。そして第3に非軍事の対外協力姿勢」その日本の持ち味であるソフトパワーが首相の靖国参拝で損なわれる。

ワールド・ベースボール・クラシック

2006-03-22 20:31:37 | NEWS
「スポーツ朝鮮」サンディエゴ=キム・ナムヒョン特派員の記事を覗いて、WBCが準決勝以降アメリカ国内で生中継もされず、日本の優勝すらCBSのニュースにも取り上げられなかった理由が見えてきた。
【WBC】「MLB・WBC組織委、イ・スンヨプのMVP に反対」
南部フロリダ州の有名紙、マイアミヘラルド紙のケビン・バクスター記者は18日、ペトコパークで本紙特派員たちと会い、MLB側のムードを伝えた。バクスター記者は「韓国が優勝し、イ・スンヨプが大会MVPになると仮定してみよう。最高のリーグ・MLBは傷つくことになる。それがMLBがドミニカ共和国を応援する理由」と説明した。そして「最高のリーグから最高の選手が出るべき、というのがMLBの考え」とも。ドミニカ共和国が優勝してこそMLBが優越性を保ったまま大会を終えられるということだ。韓国、日本、あるいはキューバが優勝すればMLBは恥だ。「ワールドシリーズ」というタイトルをつけるほど自国リーグは世界の頂点だと誇る米だ。韓国と日本の代表チームにもメジャーリーガーがいるが、あくまでも小数にすぎない。米と国交がないキューバのメンバーにはメジャーリーガーが一人もいない。こうした国々がWBCで優勝する事態はMLBの立場からして願わしいわけがない。一方、ドミニカ共和国はメンバー全員が昨年のメジャーリーグ級でプレーした選手たちで構成されている。 しかし結局、MLBの最後の期待さえ崩れた。

【WBC】「気の抜けたビール」…主役不在の決勝戦 
米国が企てたシナリオとは全く違う方向に進展したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が21日、日本とキューバの決勝戦を残すのみとなった。ところで最も高まるべき決勝戦に対する関心が覚めやっている雰囲気だ。 当然決勝まで生き残ると思われた米国が脱落したためだ。 米国野球はキューバを通じ大恥をかいた。米国との交流が絶たれているキューバは、今大会に参加すること自体が不透明だった。米財務部が就労ビザ問題を取り上げ、キューバ代表チームの入国を拒否したためだ。  
米メディアが大騒ぎしたことで大会参加が可能となった。キューバはWBCを通じて獲得した収益金のすべてをハリケーン「カトリーナ」の被災地に寄付するという公約も掲げた。  
貧しいキューバが金持ちの米国を助けるという皮肉な状況の中、大会が幕を開けたのだ。そのようなキューバが決勝まで勝ち残った。

こうしてみると、米国戦で日本が勝ち越し点を奪ったはずのプレーで「走者の離塁が早すぎる」とアウトに、メキシコ選手が右翼ポールに打ち当てた本塁打を無効にしたデービッドソン審判員は、まさしくMLBの意向を体現した名審判ということだ。松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)、井口資仁(シカゴホワイトソックス)など、WBC不参加組に何らかの働きかけがあったと思うのは穿った見方だろうか?

WBC運営に批判 ルール、組み合わせ不透明 
【サンディエゴ=産経新聞 奥山次郎】米国が敗退したこともあり、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)大会運営の相次ぐ不手際がクローズアップされている。順位のつけ方が分かりづらく、日程面や対戦相手などで米国チーム優遇とも取られかねない「不公平」さが目立ったためだ。

そうした中をものともせずに優勝した王ジャパンにはすばらしい試合を見せてくれた。とても感動しました。ありがとう。

PiTaPaとICOCA

2006-03-11 22:34:52 | NEWS
定期ケースから定期券を出さずに改札を抜けれる利便性から、ICOCA定期を利用してきました。
仕事柄、私鉄も利用するので、チャージをせずに済む方が便利だとPiTaPaも手に入れ、同じケースに入れて意気揚々と自動改札にかざしたところ、見事ゲートは塞がれてしまいました。
二重に請求される恐れはないものの、カードを見比べケースから出して改札を抜けなければならず、これでは昔に逆戻りです。
ソニーさん、何とかなりなませんか?

独、対中警戒へ変化?

2006-02-23 20:52:41 | NEWS
菅野幹雄(ベルリン)、桃井裕理(北京) 「独、対中警戒へ変化?」 日本経済新聞 2006.02.23.

ドイツのシュタインマイヤー外相は22日、北京で中国の温家宝首相と会談。外相は中国に「信頼できる法体系の整備」を要請。中国政府は知的財産権に対する注目が不足していることを認めたという。
「中国がドイツのリニア技術を盗んでいる」「大規模なノウハウの窃盗」と疑惑をあおったシュピーゲル誌は「多くの独企業にとって中国はチャンスよりも脅威」と論じた。 
メルケル首相は1月に訪米した際、プッシュ大統領に中国を「ルールを守らない競争相手」と述べた。07年のドイツでの主要国首脳会議(サミット)では知財閥題をテーマにする意向。「巨大な中国市場」を外交力ードに使ってきた中国ドイツの懐柔は新たな悩みの種となりそうだ。

かつての日本の姿を見るような記事ですね。近い将来、トヨタの労働者が中国車をハンマーで叩きつぶすシーンを見ることになるのでしょうか?

ランドセルは海を越えて

2006-02-13 23:00:04 | NEWS
ランドセルは海を越えて」 

クラレは2004年に財団法人ジョイセフと協力し、「ランドセルは海を越えて」というキャンペーンを企画しました。 
このキャンペーンは使わなくなったランドセルを集め、鞄などの物資が不足しているアフガニスタンの子どもたちに送るものです。2004年1月16円から応募を開始したところ、反響が大きく、最終的には約8,500個のランドセルが集まりました。 
修理が必要だったものはランドセル工業会の方々のご協力を得て修理した後、2004年7月にジョイセフを通じてアフガニスタンやモンゴルの子どもたちの手に渡りました。 
2005年もI月19日から幕集を開始し、3月末までに約8,500個の申込をいただいています。 
軍隊の背のうがオランダ語で「ランセル」と呼ばれていたことから、学習院の通学用背負いかばんが「ランドセル」と呼ばれ、昭和30年代以降には全国的に天然皮革のランドセルが普及。 日本の小学生にランドセルは欠かせないものとなった。 
昭和42年に人工皮革の<クラリーノ>ランドセルが発売。現在、年間75万本(約70%)前後が<クラリーノ>製ランドセル。

松下電器より心からのお願いです

2006-02-04 22:48:49 | NEWS
アナウンス通り、我が家にもナショナルからの郵便物が届きました。20年~14年もの前のFF式石油暖房機を探すために、大変な経費をかけて。
死者まで出したのだから当然といえば当然ですが。さすが天下の松下さん。なかなか出来ないことではないでしょうか。経営者の英断に拍手!!

都市活力は緑化から

2006-01-23 22:33:43 | NEWS
武田 国男 武田薬品工業会長「都市活力は緑化から」 日本経済新聞 2005.01.23. 

商業施設や高層ビルをつくることばかり。これで本当に魅力ある都市がつくれるのか疑問です。人口減少、高齢社会にふさわしい街が必要です。自然に恵まれた穏やかな環境の中で仕事や生活をしたい人は多い。都市の中心部が緑化されれば羨望の場になるでしょう。4人に1人が60歳以上となる社会では、バリアフリーや治安の良さなど高齢者が住みやすい街というコンセプトに基づいたビジョンも示せば、多くの人の賛同を得られるでしょう。こうしたニーズに応える産業、企業が出てくるはずです。 
パワーあふれる老人はじゅうぶん就業人口に数えられ、高齢者ビジネスが盛んになれば若い層も自然に集まるでしょう。 
長期低落から抜け出すのに国際会議や五輪の誘致では駄目。東京の後追いでしかないですから。大阪は六甲、生駒、箕面の山々に囲まれへ素晴らしい条件を備えているのに、自ら緑を壊している。六甲山も国立公園の指定外の地域となると山を削っています。 
屋上緑化などとみみっちいこと言わず、ドーンと『域内30%緑化構想』でも打ち出し、日本中の高齢者を呼び込む勢いで活性化を図ってほしいものでず。 
都市緑化は息長く地味な取り組みですが、魅力ある街づくりの格好のコンセプトです。ヒトが集まれば消費が増え、税収も上がる。いい循環を生むには辛抱です。自然破壊という負債を清算し、次世代に残すもめを真剣に考える時期です。

リサイクル 資源のムダ

2006-01-16 21:00:27 | NEWS
武田 邦彦 名古屋大学教授 常識を疑う?「リサイクル 資源のムダ」 日本経済新聞 2006.01.16. 

容器包装リサイクル法に基づくペットボトルの回収は1997年度以前はゼロで、生産量は20万t程度だった。それが2003年度には21万t回収したが、生産量も44万tに増えており、ゴミは減っていない。減量対策なら、燃えるゴミと一緒に集めて焼いて発電したり、排熱を利用したりする方が合理的。リサイクルに要する費用が事業者で年間400億円以上、地方自治体は多めに見積もって3,000億円に上る。費用対効果の面で大きな問題だ。
リサイクルによって資源を無駄にしていることが多い。ペットボトルの場合、分別や運搬、再生品として加工するために必要なエネルギーは石油換算で年間約160万?。これだけの石油を原材料に使えば、再生するよりも約3倍のペットが生産できる。つまり同じ量のペットを作るのに石油を3倍使っている。国が進めている家電や建設資材、食品などのリサイクルにも同様の構造がある。家電のリサイクルでは利用者が一台3,000円程度負担しているが、ゴミとして処理すれば約500円で済む。家電を解体、再利用できるものを分別する費用が発生するからだ。 
リサイクル後の用途にも問題がある。建設廃材の使用済みコンクリートを路盤材に使えば約6年で日本中の平野はすべて舗装されてしまう。その後は何に使うのか。いつまでもボランティア活動や行政の補助金がないと成立しないようなリサイクルは、環境の保全、資源の節約につながらない。ゴミ減量や資源節約には、耐久性が高く長持ちする商品を開発し、利用者がモノを大切にできるだけ長く使う方が、よほど重要で効果的。