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検事プリンセス まとめINDEX

2015年12月25日 | 検事プリンセス
ブログに遊びに来てくださるコロさんおすすめのドラマ。
パク・シフさんを観たことがなかったので興味もあり、視聴しました~。


新米検事ヘリは、腰掛けのつもりで検事になったお気楽娘。
ブランド大好き、オシャレ大好き。
お金持ちの一人娘は自由気ままに振る舞うが、
まわりの反応は冷たくて……。
世論の洗礼を浴び、憧れの先輩に近づきたいと
気持ちを入れ替えたヘリの前に、謎の男性が現れる。
優しくて頼りになる彼は、アメリカ帰りの敏腕弁護士。
ヘリに一目惚れ?いいえ、そこにはある秘密があったのです……。



というわけで、全16話のミニシリーズとなっております。
短いながら、わたしにとっては波乱の視聴展開になりました。

まず!
珍しく第1話から主人公にノれない~。

しかも!
そのわりに続きが気になる~。

これって不思議でした。
だいたい1話がダメだと「縁がなかった」「今じゃないかも」と諦めちゃうんですが、
妙に主人公ヘリのことが気になっちゃって。
脚本家が、「華麗なる遺産」を書いた方でしたので、
ヒロイン造形が性にあったのかもしれません。

最初は、常識がない!ワガママ!と感じてムッとくるんですが、
よく考えるとヘリは間違ったことを言ってるわけではなくて……。
世間の常識に囚われているのは自分なのかな?
わからない相手を、「察しなよ!」「常識でしょ?」と突き放すのは
かわいそうなんじゃないかな、とちょっと思えてきたりして。

う~ん、う~ん、とうなりながら観ていたら、
急に雰囲気が変わってきたのです。
ハチャメチャ恋愛コメディと思いきや、
ちょっと復讐が絡んだ意外な展開になってきたんですよ~。

もちろん最初から少しづつ思わせぶりな描写はありましたから、
観ている方は気づいていたかもしれませんね。
多くの方が指摘しているように、最初と最後がまったくイメージの違う
ドラマになりました。

そこが面白いわけですが、
一方、導入に使われたエピソードや人間関係が後半はただの飾りになってしまい、
ちょっともったいなかったかな、と。
話数が短いためにその印象がより強くなってしまいましたね。
男性主人公とヒロインのふたり芝居を観ているようで、
ストーリー的には物足りなかったです。

でも!その男性主人公ソ・イヌ弁護士が優しくてね~。
演じているのはパク・シフさんなのですが、わたしは初視聴。
色白に切れ長の目、優しいお顔。
だけどもちっとした筋肉のついた厚い胸板。
あくまでソフトな物腰なのに、女性にイヤと言わせない強引さ。
彼の魅力にハマってしまえば、ふたりだけの世界が展開されていても無問題ですよ~。

最初はムカついたヒロイン、ヘリがぐいぐいと成長していく姿もよかったですし、
すべては彼女のまっすぐで明るい性格ゆえ、というところで好感が持てました。

恋愛に障害があっても、どよ~んと暗くならないところがヘリの良いところ。

難を言えば、法廷物なのか、捜査物なのか、
後半のミステリ部分をもう少し整理してほしかった。
事件の捜査権を持つ検事のお話なので仕方がないのかもしれませんが。
主人公たちの行く末に直接関係のない、前半で扱う事件の方がエピソードとして
面白い印象でした。

シフさんファンには超おすすめ。
彼の泣き顔がイイです。
最終回はかわいいしね~。

後半もモヤつきつつ、最終回はホッとしましたので、
視聴後感は良い作品です。
終わりよければすべてよし、でした。


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