いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

バーディバディ -12

2012年11月25日 | バーディバディ


《あらすじ》

ヘリョンを見つけたリーは、視線を外して去っていく彼女を
思わず追いかける。
いるべきところへ行こう、というリーに、
「じゃあ一緒に渡米して」と言うヘリョン。
彼女の提案には、うなずけない。
「なぜミスと一緒にいるの?」
「いい選手だからだ」
「私を捨てて、ミスを手に入れたのね」
「俺にとっては君もミスも、いい選手だ」
「いい女じゃなくて?」
リーを拒絶し、ひとり部屋にこもるヘリョン。
「目に見えるものだけが真実か?誤解するな」
リーの言葉と態度に涙するヘリョンだが、歩み寄ることはできない。

ミスは、リーを待って、ウーと一緒にお茶を飲んでいた。
自然体のウーの優しい言葉になぜかほっとするミス。
そのウーも席を立ち、ひとりぼっちでリーを待つのだが、
リーも部屋の前でヘリョンを待っている。
あきらめてロビーに戻ったリーは、ミスの姿を探すが、見当たらない。
柱の陰で所在なさげにじっとしていたミスは、リーの姿を見つけて
微笑んだ。リーも思わず一緒に微笑む。

「ヘリョンは大丈夫でした?」
ライバルを気遣うミス。心中は複雑だが。
ミスをひとりにしたことを謝るリー。
「いつか君も恋をするだろう。
でも不慣れな場所で女をひとり待たせるような男はやめておけ。
そんなやつは悪い男だ」

ウーは、ダニーにヘリョンからの提案の件を打ち明ける。
ダニーは想像していなかった事態に、憤りを隠せない。
ヘリョンに接触し親身に忠告するが、彼女は冷たく拒否。
セファ会長に事実を話すこともできず、ひとり秘密を抱える。

ウーは、娘を守るために専属キャディーの話を受けた。
ジェイ・パクと新たな契約を結び、彼の選手になることを決めたヘリョン。
事実はすぐに報道され、セファも知るところとなる。
リゾートの会長として、非情な態度を取るセファ。

ヘリョンのことを心配し、気持ちが沈むリー。
ミスは彼のことが心配だ。
ふたりは、師匠へのプレゼントを持って山に登った。
三人で囲む食卓。
ミスの笑顔に、師匠も嬉しそうだ。
ヘリョンのことで自分を責めているリーを気遣うファビアンだが、
リーのため息は深い。

いよいよミスとリーはツアーに参戦する。
「5戦もあるんですよ!絶対この服を着て見に来てね!」
ぶつぶつ文句を言うファビアンだが、弟子のふたりに
優しく、きびしいまなざしで言葉をかけた。
「コーチに従い、信頼して打て。心が通じ合っていないと
ろくな球は打てないぞ。わかったか?」
「はい」一緒に返事をして、ふたりは山を下りていく。

セファは密かにウーと接触した。
「これはあなたの計略なの?」
ただ、娘に別れを告げたかっただけだと言うウーを、セファは許せない。
「私は8か月腹帯をして、両親をだまし続けたわ。
そして地方の産院で娘を産み、身を隠したの。
不慣れな安宿で娘と10か月を過ごした。
ジョンナンさんのおかげで飢え死にせずにすんだわ。
娘と引き離そうとする父に抵抗して、娘を育てた。
やっと、娘を取り上げないという約束を取り付けて、外に出たの。
そうまでして育てた娘が、私に宣戦布告してきたのよ!」
ひとり娘を守ろうと戦ったセファに、謝るしかないウー。
しかし、セファは宣戦布告を受けて立つと宣言した。

ヘリョンは、海外のツアーで優勝を重ね、
ミスもまた、5連勝という素晴らしい成績でツアーに優勝。
最終戦には、師匠もミスの贈った服を着てかけつけてくれた。
いよいよ期待の新鋭としての、プロデビューだ。

彼女の優勝とプロデビューを祝う席で、ミスは支えてくれた
みんなに感謝の言葉を述べる。
そして、父、弟、最大の理解者である母に、深く深く、
最大級の礼をする。
これまでの苦労が、やっと報われたのだ。

ジェイ・パクとファビアンは、若いころに戦ったことがある。
ふたりの間に横たわる因縁とは?
ひっそりと山で暮らすファビアンのもとを訪れたジェイ・パク。
彼の姿を見て、ファビアンは驚愕する。

(つづく)


やっぱり山でのミスはいいなあ!
ウキウキしながら師匠に贈るプレゼントを選んで、
「師匠!師匠!」と子犬のようにまとわりつくミスがかわいい。
ファビアン師匠も思わず笑顔、笑顔です。



意地っ張りだから、喜んでなんかいない!って言い張るけど。
食事のシーンなんかは、心がほっこりしました。
師匠とその弟子と妹弟子。
体育会系って、こういう疑似家族的なとこがいいよね。

そしてミスのためのお祝いパーティー。
このドラマで泣かされるとは思わなかったぜ。
ミスが最大級の敬意と誠意を示して正式な礼をしたときに、
私も思わず涙が……。
観てただけで、私はなんの苦労もしていませんが、
これまでのみなさんのあれこれを思って泣きましたよ。
ゴルフ辞めるとか辞めないとかうだうだしてめんどくさいな~とか
思っていた私を許して!
あれがなきゃここで泣けなかったよな。
いいシーンでした。

セファ会長もえらい~。
とりあえず、山の中に来てくれたウーにお礼を言いました。
もうこれだけでえらい。

そして明かされる、ヘリョンの誕生秘話。
どうしてウーが去っていったのかはわからないんだけどね。
お父さんに反対されたんじゃないかな。

未婚の娘がたったひとり、
子どもを産むというのは大変なことだったでしょう。
しかも彼女はウォンリゾート会長の一人娘(おそらく)
手負いの獣のように、薄暗い安宿で子どもを守って
ぐるるるるる~と唸ってるセファの姿が目に浮かびますよ。
子どもを取られまいと必死だったんだね。
いわゆる普通の母じゃないけれど、彼女も娘を愛する母なのだ。



彼女の背負ってきたものの大きさを考えたら、
本当にすごい人だと思いますね。
娘にとっては、それが何か?ってなものかもしれないけど。

修行のかいあって、ミスが大躍進してくれたのは嬉しいです。
ビジュアルもイイ!とか注目されてて、おかしい。
プロテスト受けなくても、このツアーの成績のおかげでプロに
なれたんだね。
でも今後はどうなるのかな。
リーにコーチ兼キャディとしてついてもらって試合に出るよね?
もしかしてウォン・リゾートの専属契約選手になる?
ヘリョンの代わりに?

ファビアン師匠とジェイ・パクの因縁は、わかりやすい。
たぶん、奥さんの病気のために大金が必要だったジェイ・パクは、
ゴルフ賭博に身を投じてお金を稼いでいたのね。
で、ファビアンと戦うことになったけど、
きっと負けちゃって奥さん死んじゃったのね。
師匠はそんな事情知らなかったけど、奥さんの死を悼んで、
自分もゴルフの世界から身を引いたのね。

う~ん、違うかな、どうかな。
ジェイ・パクも師匠も、若い頃のシーンなんだけど、
たいそう無理があります。
後姿だけのショットじゃあかんかったんか。
何もかもヒントを出し過ぎるから、こんな微妙なシーンができて
しまうんじゃないかい?

一体いつのはなしやねん!と大声で突っ込みたい……。
20年くらい前……の感じ?
もう「20年前」とか字幕出してほしいわ~。



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