私を支えてくれた言葉や思い
9「物がなくても意外と生活できる」
私は、なかなか物を捨てられないタイプだった。
自分のものがあることで、自分がここに生きていることを肯定できる気がしていた。
それが、新しい発見をしたのが、中国に引っ越したとき。
スーツケースひとつでの国際移動。
他の荷物は、船便だから到着まで一か月以上かかる。
日本帰国したときも、スーツケースひとつでの国際移動。
他の荷物はやっぱり船便で、新生活に馴染んだ後、はるか遅くに到着した。
その中国引っ越しを、2往復経験した。
そして、ほとんどの荷物がなくても、人って生きていくのに困らないのだと身をもって知った。
そののちの片付けで、ゴミ袋10袋以上捨てた。
気持ちがいい。
なんだか、身軽になった。
あんなに捨てたのに、ここに生きている実感がある。
そして気づいた。
私が人生で経験してきたことは、ものに詰まっているのではなく、この心に全て詰まっている。
(ワンマンライブまであと12日)
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