bisqの普通な毎日

日記です。ときどき更新します。

AEDって実は

2013年12月11日 | ノンジャンル
先日、AEDの使い方を学ぶ機会があった。
AEDって、正確には自動体外式除細動器っていうんだって。
街に出れば、あちこちでたくさん見かけるAED。
簡単に言うと、バタッて倒れてしまった人の心臓の動きをよみがえらせる機械。
・・・だと思っていた。
だがしかし!
それは違うんだって。
AEDは、電気ショックで心臓を止める機械なんだって!!!
「AEDは心臓を動かす機械と思っている方が多いようですが、これは心臓を止める機械ですので、必ずAEDを使うとすぐに心臓マッサージをしてください」
おおー。
知らなかった!
知らないということは、恐ろしい。
バタッて倒れてしまった人の心臓は、正しい動きを失ってけいれんしているんだって。
そのままでは正しい動きに戻れないので、まずAEDでけいれんを止める=心臓を止める。
そして、心臓マッサージで正しい動きに誘導するのだそうだ。
AEDをするというのは、心臓を止めると聞くと恐ろしいが、これはまだ生き返る可能性が十分ある心臓なのだそう。
けいれんすらしていない、完全に動いてない心臓は、AEDをする意味がなく、生き返る可能性が低いとのこと。
でも、生き返る可能性が低くても、ひたすら心臓マッサージをすれば、生き返る可能性が上がるらしい。
いずれのケースも、ひたすらひたすら心臓マッサージを続けること!
とにかく、やめない!!
これが重要なのだそうだ。
心臓は、ポンプだからね。
心臓マッサージを続けていれば、その人の脳に血は行くからね。
「心臓マッサージは、胸が5センチ以上沈むようにやってください」
「5センチも押していいんですか?」
「はい。その人の肋骨は折れますが、助かるほうが重要です」
ひえーーー!!
うーん、確かに。。
もしもの場に遭遇した場合、覚悟を決めて救助しよう。