マルハの日記

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仙台、塩釜へ

2011-06-18 | 日記
10月から行ってなかったのと、父親が病気を抱えていたりとかも有り、近々に仙台へ帰省しようと思っていた。
切符を調べてみると「JR東日本パス」というものが有り、1日1万円で新幹線含め乗り放題、指定も2回可能だ。
期限は6月20日(ただし2回目有り、7月9日から18日)、それでは、とGO!

仙台の市街地は震災の影響は感じさせず、節電も東電管内よりは緩い感じ。
地下鉄泉中央からタクシーで姉の家へ。
ここは津波の被害はないのだが、当然電気、ガス、水道は止まり、ガソリン不足も有り大変だったよう。
現在屋根の修理中だが、生活は元に戻ったようで良かった。

マスメディアで報道されない話を聞いたり、相談事をしたりする。
驚いたのは仙台市青葉区の実家(今は姪が住んでいる)に飾ってある、20本くらいのこけしが倒れなかったこと。
おそらく地盤が強いのだと思うが、建物は築53年、かなり丈夫なつくりらしいがそれにしても意外だ。あと50年くらい住めるかも。

姉の家を後にし、仙台駅に戻り仙石線で塩釜へ向かう。小学校の遠足以来かもしれない。
真偽のほどは不明だが、1平方キロあたりの寿司やが全国で最も多いということで、寿司食べて被災地で消費活動をしようというのが動機。

駅はまだ工事用フェンスで覆われている。


駅近くのビルは1階が壊れているものが結構有る。
道もなんとなく泥の残骸が感じられる。

マリンゲート塩釜。


漁港の前だが、一部復活していた。でも16時までなので入れず。

寿司やに向かう道周辺の建物は、古いものは1階部分が壊れている。新しいものは一見被害はわからないが、良く見ると高さ3mくらいに、うっすらとスジが。
3mが押し寄せてきたら…怖いとしか言いようがない。

一番有名と思われる「亀喜寿司」へ。


外観も、中も東京近郊のしゃれた寿司やと言う感じで、これじゃ来た意味がないと他へ。

鮨のしおがま


なかなかイイ感じ。

紅白、超ンマイ。


親方にいろいろ話を聞く。
なんと、周りは全てやられたのに、この店は被害が無かったとのこと。道路と周りの建物の条件により、奇跡的に波が避けたらしい。
流体の進み方って本当に複雑で解らない。
しかし残ったことで、周りの人、客には相当気を遣っている模様。
もっと被害の大きい所の話、マスメディアでは報道されない(というより出来ない)話も聞き複雑な思いも。

もっと飲んでいたかったが、新幹線の時間がせまり慌てて駅へ。

仙台も塩釜も見た目は大分落ち着いていた。
東北地方の観光客は大幅に減っているようだし、今年の夏の旅行はぜひ東北に行って欲しい。
消費活動も良し、そしてぜひ地元の人とコミュニケーションを。