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愛犬JOYの記録

Ayaは小学校4年生の時にドーベルマンの弟JOYを家族に迎えました。このブログでは家族の楽しい日々の様子を綴っています。

無断で人が入ってきても咬んじゃダメ!?

2014-03-05 10:47:14 | 意見

JOYがお世話になっている動物病院の院長先生が浮かない顔をしていた。

院長先生は飼い主やペット業者の勝手な都合で面倒を見れなくなった犬を

何頭か保護しているのだが、そのうちの一頭が人を咬んだという。

 

犬は病院の裏手にあるスペースで飼われていた。周り柵はで囲まれており

扉を開けて中に入らない限り人と接触することはない。

 

事故が起きたのは、人が犬のスペースに入り込んでおきたらしい。

犬の近くに転がっていったボールをとり戻そうとして咬まれたという。

 

咬まれたのはボール遊びをしていた子どもではなく、その母親である。

最初は子どもが自分でボールを取りにいったのだが、犬が唸ったので

恐くなって戻ってきたそうだ。立派な判断である。

 

ところがそれをみた母親は、勇気を奮ってボールを奪還すべく犬の元へ

歩み寄ったらしい。その結果、咬まれたそうだ。

 

院長先生は、自分で取りに行かずに病院のスタッフになぜ頼まなかった

か残念がっていた。病院の敷地内に無断で入ったために起きた事故でも

あり、母親の行動にも問題はなかったかと尋ねたところ、逆上して猛抗議

を受けることになったという。

 

母親が負った怪我の治療費は病院側が払うことになった。

地域における動物病院の社会的責任という大局的な判断からであろう。

 

人を咬んだという犬をみると、物悲しい顔をしていた。

 

 

 

いいかいJOY、庭に無断で人が入ってきても、決して咬んではいけないよ。

吠えるだけにしておきなさい。わかったね。

 
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2013年を振り返って

2013-12-31 13:29:54 | 意見

今年から始めたチャレンジとして、手作り食BARF(Bones And Raw Food)が

あげられる。今まで続けていたドッグフードを止めて、手作りに挑戦するのは

正直、不安な気持ちも強かった。食事を切り替えたときは、一時体重が4㎏

ほど減ってしまい心配したが、多くの人の知恵を借りて、ようやく健康を増進

させる食事作りに自信が持てるようになった。

 

 

手作り食にしたことで、JOYは引き締まった精悍な体型になったと思う。ドッグ

フードの最大の利点はその手軽さにあるが、その代償として体に負担をかけ

ている面があることを実感した。犬であれ人であれ、食事はできるだけ素材の

味そのものを堪能したいはずだ。

 

 


また今年は、犬を通じて人とのつながりが広がった一年であった。今までは

ネット上の情報交換がメインであったブログ村の人たちと、直接お会いして

話をする機会をえることができた。ドルさんやキャスさん、それにアトムさんと

いった人たちに出会うことで、私はとても勇気づけられた。もちろんJOYにと

ってもドーベルマンの友だちができ、彼らと思う存分遊ぶことができるのは

最高であろう。

 


 

それ以外に人との出会いでいえば、ポティロンで出会ったことをきっかけに

お付き合いしている人、手作り食についてアドバイスをしていただいている人、

面白おかしく冗談を言い合っている人など、実に多くの人たちに支えられなが

ら一年を過ごしてきた。犬を飼うということは、ある面ではとても悩ましいことだ。

 

躾にしろ食事にしろ、いくら本を読んでも実際は分からないことだらけだ。そんな

時、同じ境遇にある人たちから得るアドバイスや軽口は身にしみるものがある。

この出会いをこれかれも大切にしたい。

 

 


人間の家族に目を転じると、AYAは今年から中学生になった。川の字を卒業し

て自分の部屋で寝るようになり、自立に向けて第一歩を踏み出した。小学生の

ときは自由奔放だったが、中学に入り机に向かっている時間も増えるようにな

った。夢に向かって大きく羽ばたく準備を始める時期になったという感じだ。

 

 


一方、この一年のブログを見るとJOYと散歩する母の姿に衰えが見えるよ

うになった。いろいろな病気を抱える母であるが、健康に留意して楽しい毎

日を送ってほしい。

 

 


最後に、周りの迷惑も考えず好き勝手に生きている私を、いつも温かく

見守ってくれる妻に感謝したい。

 


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「生きることって素晴らしい!」と教えてくれる存在

2013-11-23 14:18:08 | 意見

6頭のドーベルマンを飼っているCooさんは、JOYを家族に迎えて以来、

私たち夫婦が最も信頼を寄せている人の一人だ。ドーベルマンと暮らす

ことの楽しさや心構えをCooさんから学んできた。ちなみにレオ君兄弟と

JOYは同じ誕生日。不思議な偶然だ。

 

最近は、多頭飼いについて話を聞いたりしているが、Cooさんの話は犬と

の暮らしを考える上で、示唆に富むものが多い。例えば、「多頭飼いは楽

しくていいですね」という私の言葉に対して、こんなコメントをくれた。

 

>もともと頭の良い犬種ですし、人間の家族が今こういう状態の場合、
>自分はこうしていることが良し!というのを、
>しっかり見ながら適応して生活しているドーベルマンズをみると、
>大人やわ~ステキ!と感心する事も多く、
>飼い主の感情に寄り添う彼等の愛情深さにも日々感動する事が多いので
>楽しいというレベルを超えて、生きることって素晴らしい!と思えます。


 

Cooさんにとってドーベルマンとの生活は、生きることの素晴らしさを実感する

ことに他ならないという。なんて素敵な言葉だろう。なんて素晴らしい生き方なん

だろう。生きることの意味を実感しながら人生をおくりたいものだ。

 

 

このやりとりをした日のブログで流れていた音楽。

私にはCooさんの犬に対する気持ちとダブって聴こえた。

 

『にゅういんのうた 2』作詞・作曲・歌:はなP∞

いそがしい毎日 あというまに 通りすぎていく
やるべきことだけで 精一杯で 頑張るだけで
そんな僕に告げられた 君のとつぜんの知らせ
できることは何もなく 一人ぼっちになった気がしたよ
君へとあふれる想い 初めて気がついたよ
僕にとって 君という存在の大きさを

君を励まそうと 君のすきなものを手にして
練習した言葉 ドアの前で深呼吸した
病室の君は 僕に気づいてほほえみかけた
その笑顔のやさしさに 僕のほうが泣きそうになった
君からつたわる想い しっかり受けとめたよ
いつだって ほほえみを忘れず そばにいるよ

僕はすごくならなきゃと どこかで思ってたんだ
でも今こうして毎日 生きてるだけで すごいことなんだ
君からつたわる思い 「ゆっくり歩いてゆこう」
おたがいを想いあう  気持ちは 一緒なんだね
君とのかさなる想い  支えあって歩く道
前よりも 強くなって  帰りを待っているよ
いつでも 待っているよ

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『賢い犬』という思い違い

2013-10-30 19:35:25 | 意見

「うちの犬は、こういう場所でおとなしくしてるのは苦手なんだよね」

これは先のオフ会で、ロニの付き人さんがぽろっと言ったセリフだ。

 

イングリッシュセッターのロニ君は、付き人さんと一緒にキジを追う

のが何よりも好きだ。人にベタベタ撫でられたり、ドッグランで他の

犬と楽しく遊ぶのはあまり好まない。

 

外国で警察犬のシェパードが、女の子を噛んでしまった事件がネット

に載っていた。女の子はおとなしくしている犬をみて、好奇心から近づ

いてきたのであろう。大人でも警察犬なら、しっかりと訓練されている

から人に危害を加えることなどないと思っている人は少なくないだろう。

しかし、よく訓練された賢い犬は、はたして人に優しい犬なのだろうか?

 

そんな疑問を持ちながら、次の動画を見てほしい。

 

 

ここには警察官のもとで、完全にコントロールされているはずのシェパード

が、インタヴューをしているアナウンサーに噛付いてしまった様子が収めら

れている。

 

JOYの場合は家庭犬として育てられ、小さいころから、AYAや多くの子ども

たちから撫でまわされて育ってきた。だから誰に耳を引っ張られても、鼻を

摘ままれても、おとなしくなすがままでいる。子犬の時からこのように、人に

対して慣れさせるように気を配ってきた。

 

そんなJOYをみて「お利口さんですね」などと声をかけられることがあるが、

私から見れば呼び戻しにもろくに従わず、家の中ではいつも台所に置いて

ある猫の餌を狙っているJOYの姿は「お馬鹿さん」そのものだ。

 

 警察犬の生い立ちや環境は家庭犬とはまるで違う。彼らには取り組むべき

仕事があり、それをこなすために日々訓練を積んでいるのだ。それは、だれ

とでもフレンドリーに過ごすための訓練ではない。

 

『賢い犬』という意味を取り違えてはいけない。

 

 

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犬が望む生き方とは

2013-09-09 22:22:51 | 意見

そういえばアトムパパさんに、犬の3歳・4歳・5歳は最も充実した時期だと

教えてもらったが、JOYの要求に答えられる生活を提供しているだろうか。

JOYは私たち家族の一員となって3年が過ぎたが、本人がどのように感じ

ているのか聞いてみたいものだ。

 

一般に家庭犬の場合、犬の生活は人間の生活様式に左右される。我が家

では妻も私も仕事をしているため、平日の昼間はJOY一人で過ごしている。

家族が帰宅後は室内飼いなので、人と一緒に戯れていることが多い。朝晩

の散歩はそれぞれ50分程度。休みの時はドッグランなどへ行き、終日一緒

に過ごすようにしている。

 

意識してJOYと過ごす時間を少しでも多くしようと心がけているものの、その

内容については、JOYの興味や関心に沿ったもので、本人が楽しいと感じて

いるかどうかは分からない。ひょっとしたら、人間だけが楽しんでいてJOYは

退屈だと感じているのかもしれない。

 

一方、世の中には、しっかりと自分の仕事を持っている犬たちも存在する。

作業犬と呼ばれる犬たちで、警察犬、牧羊犬、盲導犬などがいる。彼らは、

厳しいトレーニングを経て、立派に人間社会に貢献している犬たちだ。

歴史的に見れば、犬はもともと番犬や猟犬として人間の生活を支えてきた

経緯があるので、ある意味、犬の本来的な姿ということもできよう。

 

仕事を与えられている犬たちは、自分の生活をどのように感じているので

あろうか。そんな思いを抱きながら、盲導犬についてしらべてみた。すると

ネット上では、盲導犬が幸せな人生を送っているかどうかについて、相反

する意見があることが分かった。

 

それまでも盲導犬という生き方が、犬にとって過酷すぎるという意見がある

のは承知していた。盲導犬としての生活は犬にとってストレスが大きくその

ため、盲導犬は早死にする傾向があると聞いたことがあるからだ。ところが

今回調べてみたところ、盲導犬の寿命というサイトを見る限り、正しい情報

ではないということが判明した。

 

盲導犬の生涯は、だいたいこんな歩みだ。

 

盲導犬は、生後45日間まで母犬と一緒に過ごす。その後パピーウォーカーの

もとで家族の一員として育ち、人間に対して信頼感や安心感を深めていく。

1歳になると訓練センターにもどって訓練が始まる。訓練は約1年間だが、最終

的に盲導犬としての適性が認められる犬は、その中の3~4割という。訓練を終

えた盲導犬は、これから一緒に暮らす目の不自由な人「盲導犬使用者」との共同

訓練に入る。そして共同訓練が終了すると、いよいよ盲導犬使用者の自宅にもど

って使用者と盲導犬との生活が始まるのだ。そして盲導犬は、10~12歳になると、

盲導犬としての仕事を引退する。その後は、リタイア犬ボランティアの家庭に迎え

られて家族の一員として余生を送るという。

 

オリバーという名の盲導犬が、10年間の仕事を終えて、パピーウォーカーのもとに

帰るというテレビ番組を見て、私は盲導犬についての見方が変わった。盲導犬とい

う過酷な仕事をこなしていても、犬の本性ともいうべき性質はいささかも変わってい

ないこと、そして何よりも、子犬時代に受けた愛情をいつまでも覚えていることに驚

かされた。

 

 

犬って、本当に素晴らしい生き物だ。

JOY、君のことだよ。

 

 

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