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愛犬JOYの記録

Ayaは小学校4年生の時にドーベルマンの弟JOYを家族に迎えました。このブログでは家族の楽しい日々の様子を綴っています。

JOYに咬まれたよ~

2012-01-29 00:35:52 | 知識

AYAが一人で留守番をしていたときのことです。

いつものようにJOYは、居間でAYAと一緒に仲良く過ごしていました。

 

ところがJOYが床に落ちていた革のリードを咬み始め、それをAYAが取り上げようとすると、

JOYが突然怒り出したのです。鼻にしわを寄せ、低い声で唸り、AYAの手を咬んだのです。

AYAは驚いてその場を逃げ出し、泣きながらPAPAに電話をかけました。

 

私は、「JOYが突然怒り出しちゃったの。恐いよ、助けて」という悲痛なAYAの声を聞き

あわてて帰宅。AYAは咬まれたといっても、その手には傷は無く、心理的なショックが

大きかったということが分かりました。

 

一方、JOYは私が「AYAに何やったの」と厳しく詰問しても「えっ、何のこと?」という表情。

そりゃ、そうですよね。犬は過去のことを、聞かれているとは理解できないのですから。

 

数日後、これと同じ状況が再現されました。

ただし、今度はJOYと私です。

 

JOYが割れた土鍋の破片で遊んでいるのを私が発見し、それを取り上げようとした時

です。AYAの時と同じように、鼻にしわを寄せ、低い声で唸り、私の手を咬んだのです。

AYAの時と同様、JOYは歯が私の手に当たる寸前で止めているので、それほど痛くは

ありません。ただ、ドーベルマンの怒った表情と唸り声はそれなりに迫力がありました。

 

たとえ本気で咬んだのではなくても、人の皮膚に歯を当てる行為そのものを許すことは

できないので厳しくJOYを叱りました。すると、体を小さくし、恐縮しているような態度で、

私の手をペロペロとなめました。反省していることを私に伝えようとしているのでしょう。

 

この二つの事例から分かることは、「革のリード」や「土鍋の破片」はJOYにとって大切

なもので、絶対に手放したくはないものだったということです。だから、それを取り上げよう

とするAYAや私に対して、「絶対に渡さないからね」というメッセージを伝えただけで、

それ以上でもそれ以下でもないということです。

 

スタンレー・コレン著「犬の話し方」(文春文庫)によると、犬が見せる攻撃的な威嚇の表情

には、優位性の誇示や怒りに基ずく場合もあれば、恐怖にも基づく場合もあるとのことです。

犬が体で表出しているメッセージを正しく理解し、それに対して適切に対応していくことが大切

であることを感じました。

 

 

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純血種としての犬

2011-11-06 21:05:47 | 知識

最近、エーベルハルト・トルムラー著『犬の行動学』を、もう一度読み直しました。

この本は、私が初めて犬を飼うにあたって、犬の行動特性を理解するため、

最初に選んだ本です。初版は1996年ですから、新しい本ではありません。

 

ちまたにあふれている「犬の飼い方」と題するハウツー物は、確かに分かり

やすいのですが、犬という動物を本質的に理解しようとするにはもの足りません。

多少分かりづらくても、研究者が執筆している本の方が読み応えがあります。

 

著者は、野生の犬であるディンゴを飼育し、その行動を研究しながら、家畜化され

て人間のパートナーになった純血種の犬に対する考察をいろいろ述べています。

再度、この本を読んで印象に残ったのは、純血種の犬を作る過程に関する記述

です。その箇所を以下に引用します。

 

私が導いた唯一、賢明な方法は次のとおりです。種親のもつ遺伝形質が健全で

充分な淘汰をしながら近親交配をおこなうほうが、注意深く近親交配を避け、しかも

執拗に劣悪遺伝形質を随伴させる繁殖方法より、はるかに害が少ないということです。

劣悪遺伝形質をしばらくの間隠すことは可能です。しかし、それはほんのしばらくの期間

にすぎません。劣悪遺伝子のせいで、その係類は遅かれ早かれ退化する・・・これは

確実です・・・そしてついには消え去る運命にあるのです。

 

純血種といわれる犬が生まれてくるためには、遺伝学的な知識の裏打ちと多大な苦労が

あることが分かりました。また、それを担ってきたブリーダーの情熱についても感銘しました。

 

長い年月をかけ、人間が特定の目的のために犬を改良して純血種と呼ばれる犬を作り

あげてきました。著者は、ブルドッグのように健康面に障害を及ぼすような、行き過ぎた

淘汰に対しては批判的ですが、純血種そのものにたいしては肯定的な意見でした。

 

動物愛護にたいする著者の考え方です。

 

動物愛護とは、人間の感情の問題ではなく、知識の問題なのです。犬を我々の感情から

派生した不当な役割から、商品としての役割から、我々の心理上の問題を解決する役割

から、魂のない展示会の対象としての役割から、解放するには、知識の手を借りる以外は

ないのです。

 

つまり動物愛護とは、人間のエゴに基づいたものではなく、あくまでも動物の視点に立ったもので

なくてはならないということです。そのためには、対象となる動物にたいする正しい理解が

前提となります。まさに正論だと思います。

 

 

 

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AYAに聞かせたい話

2011-10-09 09:59:54 | 知識

AYAに、是非、聞いてもらいたい話をここに記録として残します。

アップル社を創設したスティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の

卒業式で行ったスピーチです。

 

小学校5年生では、まだ理解できない部分もあるかもしれませんが

生きていくことの意味を考える上で、きっと役立つことでしょう。

これから、中学、高校、大学、大学院と、しばらくは進学することが

目標のような時期が続きます。受験勉強は辛い面もありますが

目の前の勉強に専念すればよいので、迷いはありません。

それに比べて、自分の人生を通じて、本当にしたいことを見つける

ことは容易なことではありません。

 

私は、もっと前にこの話を聞きたかった。

 

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大統領の犬

2011-07-15 16:47:22 | 知識

今頃になってとは思うでしょうが、雑誌を立ち読みして、

オバマ大統領が飼っているという犬を知りました。

犬種は、ポルトガル ウォータードッグです。

 

 

私は、こんな名前の犬種があることも知りませんでした。

オバマ大統領のワンちゃんは「ボー」という名前だそうです。

 

 

犬と一緒の写真を撮ると、絵に描いたような幸せに見えますよね。

ここまでは、かなり以前に報道されていた内容だと思いますが、

今回、私が注目したのは、このショットに関連する記事です。

 

 

「あなたの犬は幸せですか」でおなじみのシーザー・ミランが、

犬に引かれて散歩させている大統領をみて、「犬の言いなりにな

ってはダメ」というような発言をしたそうです。

それを耳にした大統領は、いたく気分を害したという内容でした。

 

シーザー・ミランは有名な女優に対しても、犬の飼い方について

辛辣な批評をすることもありますが、私の知る限り、彼の主張は

犬と人の関係性を考える上でとても参考になると思っています。

 

 

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグはポルトガル南部の海岸地域で数世紀にわたり漁師によって

飼育されていた使役犬である。原産地では漁労犬として知られ、水中に潜って漁網を回収したり、

船の番や船と船の伝達役としても活躍したタフで忠実な犬である。漁師とともに遠洋の漁場にも

向かい、船中での作業に従事し非凡な能力を発揮した。

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグの起源については諸説あるが、中央アジアの牧畜犬に由来す

ると言う点では一致している。 アジアの遊牧民族が西に移動し、最終的にこの犬種を伴ってイベリ

ア半島に達したと考えられている。この途上、この犬種はドイツにもたらされプードルに変化した。

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喧嘩のきっかけは何?

2011-06-14 18:05:18 | 知識

ドッグランでJOYは、また喧嘩になりました。

前回も、喧嘩になったので注意していたのですが、

未然に防ぐことはできませんでした。

 

今度は、耳に傷を負いました。

相手は、シベリアンハスキーです。

 

やはり、今回も、最初は友好的だったのですが、

突然に喧嘩が勃発してしまったという感じです。

 

ランにでの態度ですが、最初は、こんな感じでした。

楽しそうに遊んでいます。

 

 

相手のシベリアンハスキーですが、3頭(全て♂)いたのですが、

喧嘩になったのは、その中でリーダーと思われるワンちゃんです。

 

ひょっとして危ないんじゃないかと思い、動画や写真を撮っていました。

喧嘩にいたるプロセスを、動画や写真を通じて解明できたらと思った

からです。

 

そんな中、こんな一こまがありました。

 

 

これは、喧嘩になる直前の写真です。

二頭のハスキーにいたぶられている?JOYの姿が映っています。

 

これを見ると、挑発されているような気がしてなりません。

これだけでは、なんともいえませんが、これだけ頻繁に喧嘩に

巻き込まれると、考えさせられます。

 

ドーベルマンは犬からも嫌われる犬種なのでしょうか。

 

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