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愛犬JOYの記録

Ayaは小学校4年生の時にドーベルマンの弟JOYを家族に迎えました。このブログでは家族の楽しい日々の様子を綴っています。

白い犬を見る眼

2012-06-17 23:20:06 | 知識

今日は、ホームグラウンドであるポティロンの無料開放日!

遊びに来ている母も連れて、総勢5人(JOYを含む)で行って来ました。

 

 

幸い、大型犬のエリアはそれほど混んでいません。

午前中、雨が降ったせいでしょうか。

 

久しぶりに、ラキつば父さんにもお会いしました。

でも、落ち着いてお話しすることが出来ず、ちょっと残念・・。

 

今日は、この仔に初めて会いました。

JOYと同じくらいの歳の仔です。

 

 

ホワイトシェパード君です。

とっても穏やかな性格で、未だにワンパクなJOYとは大違いです。

飼い主さんにホワイトシェパードについて、いろいろとお聞きしました。

 

私の限られた知識では、ホワイトシェパードはスイスシェパードという名前も

あるのだから、てっきりスイス原産かと思っていたのですが違っていました。

それよりも、ホワイトシェパードの歴史を聞いて心を動かされました。

 

ホワイト・スイス・シェパードの歴史は、まさにジャーマンシェパードの歴史です。

ホワイト・スイス・シェパードも祖先を辿れば、ジャーマンシェパードと同じように、

一頭の犬ホーランドVグラフラートに行き着きます。

 

その基礎となったホーランドの中に、白い被毛の遺伝子も組み込まれていたので、

当然白い被毛を持つジャーマンシェパードも誕生します。しかし、その毛色の為、

その時代に適応しないと判断された白いジャーマンシェパードは、処分の対象と

して、生まれて間もない頃に処分され続けてきました。


 

しかし、米国のブリーダーの手によって本国に持ち帰られた白いジャーマンシェ

パードは、次第に数が増え、ジャーマンシェパードとして認められつつも、使役犬

や展覧会などからは完全に拒絶されている状態で、白いジャーマンシェパードが

残る道は、一般家庭犬として生きていく道しかなかったということです。


 

 

ホワイトシェパードという犬種は、一部の繁殖家の手によって細々と発展していきたの

で、統一された基準はなく、その為色々なスタイルを持つホワイトシェパードが存在し

ます。ホワイトシェパードは、被毛の長さにバラツキがあり、ジャーマンシェパードと異な

り、性格も穏和で一般家庭向きな犬になっているとのことです。

 

そもそも何故、白い色のシェパードは嫌われたのでしょうか?

ホワイトシェパードの不幸は、アルビノと勘違いされたからだという説もあります。アルビノ

とは、動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメ

ラニンが欠乏する遺伝子疾患のことを指します。軍事目的として実用的でないアルビノや

白いジャーマンシェパードは徹底的に排除されたようです。

 

そういえば、先日会った、ホワイトボクサー君の飼い主も似たような話をされていたような

記憶があります。

 

白いボクサー(ホワイトボクサー)には、血統書が発行されません。同じ両親から生まれた、

フォーンやブリンドルの兄弟には血統書も発行されるのですが、ホワイトボクサー(白の割合

が体全体の3分の1以上)は雑種扱いになってしまいます。どんな犬種でも純血種であれば、

スタンダードと言う標準が決められていて、ホワイトボクサーはその「ボクサーのスタンダード」

から除外されているそうです。そして、生まれてすぐにこの白い陽気な友達の少なくない数は

安楽死させられてと聞きました。



ホワイトボクサーの中には、難聴やまったく聞こえない等の聴覚障害を持つ子犬が少なから

ず生まれてくると言われています。健全な犬種を後世に残していくためには、こうした障害を

持って生まれてくる子犬をできるだけ出さないことが重要になってきます。しかし、そういう措置

に対して、その信憑性や動物愛護の観点などからも、さまざまな考え方や意見が出てきている

そうです。



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ドッグランの利用について

2012-04-11 09:38:29 | 知識

ドッグランへ行くといろんな友だちと遊べて楽しいのですが、

相性の悪いワンちゃんもいて苦労することがあります。

 

以前は、突然、JOYが唸りだして喧嘩が始まって驚いたの

ですが、最近は、そのきっかけやJOYの気持ちの変化が

少しは分かるようになりました。

 

しかし今でも、相性が悪そうなワンちゃんとどのように接したら

よいのかよく分からないのが現実です。

 

そんな折、ドッグランを利用する際の注意点や犬同士のトラブルを

回避する方法を教えてくれる動画を見つけました。

シーザーミランのテレビ番組’Dog Whisper’からです。

 

第1話は、デュークという名前の2歳のドーベルマンミックスの場合を例

にとり、飼い主のとるべき態度や犬同士の緊張が高まった場合の対応

方法を紹介しています。

 

これは犬種も年齢もJOYの場と近いので、大変参考になりました。

第2話は、ルルという名前の8ヶ月のポメラニアンで、この場合は、

お騒がせ屋の仔犬を飼っているオーナーには必見でしょう。

 

 

ドッグランでのトラブルは犬ではなく飼い主に原因があるといいます。

シーザーミランは、「ドッグランに連れてくることは、散歩の代わりには

ならない」と言っています。

 

ドッグランは、そもそもエネルギーを発散させる場ではなく、リラックスする

場所なのだそうです。それは人にとってスターバックスのようなくつろげる

空間といえましょう。シーザーミランは、充分な時間をかけて散歩をした後、

犬が落ち着いた状態でドッグランに来ることを提唱しています。

 

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ボール遊びもダメなの?

2012-04-10 22:44:35 | 知識

ドーベルマンはとてもエネルギッシュなので、散歩はもっぱら自転車引き、

公園ではロングリードをつけて、ボールを投げてJOYに取ってこさせる遊び

をしていました。

 

ところが前回のブログで書いたように、リードを通じて心を通わせることも

重要であるという観点から、自転車引きだけではダメという指摘をうけたの

に続いて、どうやらボール遊びも好ましくないということが分かりました。

 

「ボール投げはとても単純な遊びなので、猟犬としての知性と落ち着きを

損なう恐れがあります。猟というものは鼻・耳・目を使って探す、そして頭を

使って、最後の行動としてレトリーブしますから、すでに見えているボールを

ただ追いかけるだけでは頭は全く使われません。」

「単純なボール遊びから来る興奮にも脳内麻薬となるホルモンが放出されます。

つまり、中毒症状が出てしまうわけで、ボールジャンキーの状況がそれです。

猟犬の底知れぬ体力を消費させるために、ボール投げをしたり自転車で走ったり

している人も多いかと思いますが、それでは単に体力を使うだけであって頭は使わ

れていません。たまにするならいいのですが、ボール投げのような遊びは、猟犬が

持ち合わせているさまざまな性質とできる能力に比べると、ものすごく単純な作業で

しかないということを覚えておいてください。猟犬は、体力を使うばかりでなくて、もっと

鼻を使いたい、もっと耳を使いたい、もっと頭を使いたい!と思っているんです。」

dog actually 京子アルシャーさんの「動物福祉」&「犬学」セミナーレポート(4) より抜粋

 

せっかくJOYが楽しめる遊びを見つけたと思ったら・・。

以前、猫目堂師匠に教わった、頭を使った遊びを本格的に考えなければ。

 

 

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脚側歩行はストレスか?

2012-04-07 22:26:29 | 知識

JOYの散歩は、もっぱら自転車引きが多いのが現状です。

ドーベルマンの健康維持には運動量の確保が必要という認識から、

これまではかなりの時間を自転車引きに費やしてきました。

 

しかし、散歩の目的は運動だけではなく、人と犬とのコミュニケーション

にもあるということで、今日は脚側歩行を多く取り入れてみました。

今までは一緒に歩く時は、嗅ぎ取りなど結構自由にさせていたので、

最初のうちはちょっとだけ抵抗していましたが、後半はすんなり歩いて

いました。

 

ところが家に帰ってから、いつもなら散歩の後はリラックスしているのに

今日は、私に「遊んでよ」と飛び掛って来るではありませんか。まるで、

「今日の散歩はつまらなかったよ」とでも言うように。

 

今日一日だけで判断することはできませんが、自由に探索も出来ず

私の横にピッタリと並んで歩くことは、JOYにとってかなりのストレス

を伴うものかと思った次第です。

 

散歩の仕方については、これからも考えていきたいと思います。

 

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犬の性格

2012-03-08 22:23:31 | 知識

「ドーベルマンは血統がすべてだよ」と私に言った人がいます。

純血種の犬を考える時、遺伝的な特質がとくに強調されていますが、

それは正しい判断なのでしょうか。

 

人の場合を考えてみても分かるように、人は確かに先天的な才能によって影響を

受けますが、それ以上に生育環境などの後天的な要因に大きく左右されると考え

るのが普通でしょう。

 

JOYの性格ですが、とてもおとなしい上、甘えん坊です。娘のAYAとそっくりです。

私のJOYに対する態度は、娘に対するものとそれほど異なりません。JOYもAYA

も同じ環境の下で育ったといえるでしょう。

 

犬も人間と同じように遺伝的な特質よりも、育っていく上での環境の方が大きく左右

されるのではないかというのが私の意見です。

 

 

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