4月頃の病害虫の紹介です。
黒点病、チュウレンジバチの幼虫、シャクトリムシ、アブラムシ、クロケシツブチョッキリについて写真付でご紹介します。
<黒点病(黒星病?)>
バラを語る上で、欠かせないのがこの病気です。
この黒点病を完全に防ぐことが出来れば、バラ栽培は9割出来たも同然と言われるほどに、防除が難しいです・・・(--;
本を見ても、「治療薬は無いので、予防が第一」と書いてあります。
予防のための薬なら売っていますが、やはり農薬は使いたくない・・・。
泥のはね返りなど、水で伝播するので、葉の裏に水をかけないように気をつけます。
でも、黒点病とハダニが同時発生したら・・・大変です。。
(ハダニ対策は葉の裏に水をかける)
うちでは他にうつらないように、発見次第葉っぱをむしりとっています。
<アブラムシ>
これは写真を貼らずとも大丈夫だと思いましたが、とりあえず貼っておきます。
うちのニンニクにつく、黒いヤツ。
毎日毎日数百匹ずつ殺してるはずなのに、毎日毎日湧いてくる・・・。
なんとかならないのか・・・。
とりあえず、木酢探してきて、撒きます。
チェリーセージを植えると、コンパニオンプランツ効果でアブラムシを寄せないといいますが、あんまり効果を感じません。
黒アブラムシと緑アブラムシの違いなのかしら??
<クロケシツブチョッキリ>
その名の通り、黒い芥子粒くらいのサイズの虫です。
あまりの小ささに見つけにくいけど・・・被害は甚大です!!
ヤツら、蕾に穴を空けたり蕾の茎に卵を産みつけて、花が咲く前に枯らしてしまいます!
しかも、香りのいいのを好むようで、うちの葉っぱまで香る1季咲きの 品種はメチャクチャ狙われ、毎年蕾の半分くらいはこいつにやられています!!
やられたらこんなになります。
もったいない・・・!!!
<チュウレンジバチの幼虫>
葉っぱの裏にいます。
以前「シジミチョウの幼虫」として書きましたが、間違っていました。
お詫びして訂正させていただきます。
正しくは、「チュウレンジバチの幼虫」です。
まあ、どちらにしても、捕殺なんですが。。。
<シャクトリムシ>
こいつは忍者のように、擬態の名人です。
どこにいるかわかりますか?
葉っぱを食べるのだけど、葉っぱの裏を探しても見つかることはまれです。
こいつが隠れているのは・・・主に茎。
さて、答えは・・・
犯人はこいつです!!
床が白いから真っ黒だったので、全体明るくしたら色が抜けてしまいました。
あと残ってる写真は下のだけ・・・ピントがあってませんが、色はこんな感じ。
枯れ枝のフリをしてます。
けっこう役者魂の強いヤツで、捕まえてもまだ枝のフリしてます。
でも、容赦など・・・しませんぜ?
容赦なんかして老齢幼虫にでもなられたら・・・気持ち悪くて触れないし!!(><)
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・・・こうして けいたろうの手は、毎日血に染まってゆくのでした・・・。
全てはバラのため・・・
これから、ますます害虫が増えてゆきます。
チュウレンジバチ、マメコガネ、コガネムシ、カミキリムシ・・・。
巨大甲虫類まで出てきて、自分の恐怖心との戦い(やっぱりちょっとコワイ・・・^^;)でもあります。
でも、負けてられません!!
やっぱり全ては、バラのため・・・