自分の利益＞＞＞国家の利益＞＞＞＞越えられない壁＞＞＞＞＞＞＞国民の利益

それが議員の頭の中の不等式。

「民営化反対とは言っていない」復党４人が弁明会見

自民党は２８日午前、郵政民営化に反対し、同党を離党した造反組のうち、堀内光雄・元自民党総務会長ら無所属衆院議員１１人の復党を審査する党紀委員会（笹川尭委員長）を１２月４日に開くことを決めた。

　早ければ、同日の委員会で復党が正式決定する。誓約書を出さなかった平沼赳夫・元経済産業相については、復党願を受理せず、預かることになった。

　復党する１１人のうち、堀内、古屋圭司、山口俊一、森山裕の４氏は２８日午前、国会内で記者会見した。堀内氏は、「温かい気持ちをもって、首相に復党のゴーサインを出してもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。基本的に郵政民営化に反対ではなく、選挙期間中の会見、公報でも反対とはひと言も言っていない。賛成だ」と強調した。山口氏も「民営化自体は反対ではない。衆院選でも党内手続きがあまりに乱暴だったということを論争した」と語った。



最近世間を騒がせている復党問題。
余りの自民党の愚かさに、安倍の大馬鹿野郎の間抜けさに最早何を言うという気力も湧かなかったので、敢えてブログでも触れなかったが、流石に我慢の限界。

何だ、この糞会見は？

「国民舐めてんのか？馬鹿にしてんのか？喧嘩売ってんのか？」

社内で（今も社内だけど）思わずそう呟いた自分に対し、通りかかった上司が一言。

「元々利益追求の族議員に何を期待しとるんだ、お前は」

ＯＵＣＨ！

イタイ一言ありがとうございます。

まあ、政治家が腐ってるなんつーことは今に始まったことではないけれど、それにしても今回のは余りにも酷い。

お前らには信念ってもんはねーのか？
自民党には節操ってもんはねーのか？

まあ、無いからこそこんな破廉恥極まりない行動が取れるのだけれど。


すぐさま前言を翻すその性根は、最早見事としか言いようがない。




堀内・・・。いくらなんでも醜すぎるよ。

まあ、無所属では、野党では甘い汁は吸えない。与党にいてこそ甘い汁が吸えるわけだから、彼らからすれば当然の復党なんだろうが、国民は収まらない。

実際、安倍さんの支持率は下がり始めた。

「周囲に気を使ってばかり」安倍首相支持率急落

安倍さんもなんで復党を認めちまったかなぁ・・・。
参院選で勝利するための布石だと言われるが、はっきりいってこんな措置、参院選でのマイナスイメージにしかならないぞ？

「自民党はいい加減な党」

そういったイメージを植えつけるにはばっちりの演出だった。

さて、今回の措置が今後どのような結果を生むか・・・。

六カ国協議の影に隠れて、案外早期に収束するかもしれないし、逆に国民の間に不信感が根付いたかもしれない。

安倍政権、発足して３ヶ月も立たないうちからターニングポイントに立たされたようだが、舵取りを誤らずに出来るかどうか・・・。

つーか、もう誤ってんだけどね。