愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

お年玉参り

2006-08-20 18:15:33 | 国内情勢
子供の頃は、正月(冬休み)や夏休みになるたびに父方母方の祖父母の家に遊びに行っていた。
父方の実家は長野で、りんごの町で、田んぼと畑しかなく、少し歩けば千曲川、もちょっと歩けば古びた温泉街・・・といった感じで、まあ「ド田舎」だった。だが、普段都会暮らしでスレまくっている小学生の俺には、それがたまらなく魅力的だったのを覚えている。そして、それは今でも変わっていなかったりする。

母方の実家は香川、大阪、滋賀、と転々と変わっているが、まあ小学生の頃は大阪に定住してたかな?職の街、食の街、色の街、で「三ショクの街やな」と言ってカラカラと笑っていた祖父に色々なところに連れまわされたのを覚えている。東京と同じ「都会」なのに、東京都はまるで異質な都会の雰囲気に興奮したのを覚えている。自分の大阪好きはこれが原点だったのかもしれない。


と言った具合に、まあ大抵の小学生は祖父母の家に遊びに行ったりするもの。勿論祖父母に会うことや、その地で出会う楽しみに胸躍らせることも確かなのだが、それ以上に小学生を興奮させるものが、祖父母の家などにはある。

そう!

お年玉&お小遣い


自分は、祖父母の家に遊びに行く理由の30%は(すいません、半分かも)お金欲しさだった。打算的と思うなかれ。恐らく大多数の子供はそれを目当てにしているはず。
実際、小学生の頃、休み明けの話題は

「お前いくら貰った?」「何買う」

みたいな感じだった。
とは言っても、小学生に与えるお年玉やお小遣いなんて、せいぜい1万円が最高額。親族は大体3~5千円で済ませるから、まあ年間通しての収入は10万を越えるか越えないか。

しかし、現代っ子は俺の予想を遥かに上回るほど「貢がせて」いるらしい。


現代っ子、年120回のプレゼント 甘い祖父母


現代っ子は年間120回、総額43万円のプレゼントをもらっている――。博報堂の調査でこんな結果が出た。両親や祖父母、他の親族ら七つの「金脈」をもつという。


うほっ!凄い額!というか、甘やかしすぎ!

思うに、これもきっと少子化の影響なんだろうなぁ・・・。

一人っ子政策を行っている中国では、子供は「小皇帝」と言われ贅沢三昧の生活を与えられる。そりゃあ、子供が1人しかいないんだから、甘やかしもするし、無事に大人になってくれるように真綿で包むような保護の仕方をしてしまうのも仕方がない。
そして、日本でも少子化の影響で一人っ子の家族が増えてきている。やはり、中国の親御さんと同じような理由で甘やかしてしまうのだろう。




過度な甘やかしは、子供にプラスに働かないことを日本の親達は理解すべきだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿