10/25分(?)
ーー説明定期ーー
ふと思い立ったので、30周年を迎えるゴスペラーズの思い出的なものを若干赤裸々っぽい感じで綴っていこうかなと。
今更すぎるけど。
思い立ったのが遅いので2年ごと、毎月5、10、15、20、25日に上げていくかんじで。(予定は未定)
ただの自分語りですがそれでもよければどぞ。
2002年
ラジオから、それは突然聴こえてきた。
ゴスペラーズ
Get me on
https://www.shazam.com/track/40253564?referrer=share
もう最初の「♪Baby, get me on」だけで「ゴスペラーズだ!」と思った。
ちょっと聴いただけでゴスペラーズとわかるなんて、本当にすごい人達だなあ、売れて然るべきなんだよな、と思っていた。
そういえば、ファンになった人がよく言う「ゴスペラーズって踊るんだ!」という意見。
なぜかわたしはそういう意識になったことがない。
ちなみにいつの間にか北山氏が「メガネ君」じゃなくなったのも高音域で歌っているのも全然驚かなかった、と思う。そんな風になったのをいつ認識したのか、あんまり覚えていないから。
それと同様に酒井氏がドレッドになっていてもさほどびっくりしなかった。
そういえば村上氏がずっとサングラスつけてるなあとか。
熱帯夜のときの衝撃があまりにも大きすぎたので、それに比べれば。
5人がいい歌を歌ってくれるならそれでよかった。
しかし。
わたしは突如沸いた【アカペラブーム】ってやつには乗れなかった。
「流行りものだから乗っかる」みたいなものが苦手だった。
だから正直に言うとハモネプも全然観ていなかったし、RAG FAIRやINSPiなどもしばらく聴かなかった。
何が納得いかなかったかって、番組に5人を呼ばないことだった。
「ブームのきっかけになったのは5人なのに!失礼じゃん!!!」
と思っていた。
5人が断っていた可能性もあるが……
でも後々友人からラグやスピの良さも教えてもらって、そちらのライブに行ったこともある。
そちらに関してはあまり語れないけれど、彼等のあったかみのあるハーモニーも良い。今ではラグスピも好きだ。
でもこの時はまだ、その良さを知ろうとしていなかった。申し訳ない。
あれは11月20日のこと。
同年の日韓合同開催だったサッカーW杯の余韻が残る中、友人からキリンチャレンジカップのチケットが手に入ったから行こう、と誘われた。友人は対戦相手となるアルゼンチンのユニフォームを着ていたのだが………
個人的にスポーツの国際試合そのものが生まれて初めて(W杯そのものは行けなかった、というよりチケットが当たらなかった)。
超満員の埼玉スタジアム。(あのときは2002って付いてなかったような)
選手達の事前練習などを目の当たりにして、試合前すでに客席のボルテージは高まっていた。
わたしの席は最後列にほど近いところではあったけれど、みんなわくわくしてその時を待っていた。
選手が入場してきて……このあたりは緊張もあったからか、あんまり覚えていない。
国歌斉唱、日本の番。
なんだかスーツっぽいものを着た男の人"たち"が、ピッチへ向かうのが見えた。
え?
もしかしてゴスペラーズだったりして、なんてね?
そこへ流れるアナウンス。
「独唱は、ゴスペラーズです!」
(複数なのに独唱、という言い方も不思議ではあるが)
こんなことがあるのか。
ゴスーーーーー!!!ゴス大好きーーーーー!!!!!
おお、とどよめく客席の中で、思わず叫んでいた。
後ろから数えた方が早い席だったので本人達に聴こえているわけでもないし、大体において「ゴス大好き」って……と思わないでもないが。
いつの間に大好きだったんだろう。
そして勿論歌われるのは君が代。
なんの因果かわからないが、わたしの『初めてのゴスペラーズの生歌』は国歌になったのだった。
試合そのものは日本の完敗だったけれど。
アルゼンチン相手だもの、それはもう仕方がない。
その数日後に5人が『MUSIC STATION』に出演していた。
当然ながらキリンチャレンジカップの話もしていた。
確か5人の観戦スタイルの違いの話をしていたはず。
そのときに披露していたのは勿論『星屑の街』。
ゴスペラーズ
星屑の街
https://www.shazam.com/track/40169990?referrer=share
それと前後して、『FUN』だったか『FAN』だったか。
いろはを披露していたのがとっても良かった。
(郷ひろみさんにジャケットプレイ教わってたのは前の年?)
ゴスペラーズ
いろは
https://www.shazam.com/track/40169988?referrer=share
その前後に、初のアカペラアルバムをリリースすることがわかった。
何かの雑誌に【アカペラブームに対する彼等なりの答えだ】みたいなことが書かれていて、「まさにその通り!」と思ったけれど、あのライターさんは誰だったんだろう。
でもCDは買わなかった……
せめて買おうよ。
「大好き」と言ったのに、この時点ではまだはまっていないつもりだった。
むしろJAZZの方に興味があった。
とはいえそんなに聴いていないが何枚かCDを手に入れ気に入った曲をリピートして聴いていたのだった。
(何の曲だったか失念)
2003年
遂にこの年。
なんの歌番組だったかも忘れてしまったが、確か新聞のラテ欄に彼等が出て、新曲を披露するというので聴いていたら、黒沢氏がカメラ目線で
(海へ) 向かうといい
その一撃にやられてしまった。
ゴスペラーズ
Right on,Babe
https://www.shazam.com/track/40404722?referrer=share
黒沢さんかっこいい……
と思ったけどそのあとすぐ既婚だと知って失恋(?)……って、ゴシップ系の話やプライベートについては全く把握していなかったのだった。別に知ろうとも思わないが。
基本、良い歌を歌ってくれれば(あと罪を犯したとかでなければ)それでいい派。
ラブソング歌ってるんだから、それもこんなに素敵な歌を歌ってるんだから、そりゃ本人達だって素敵な恋愛してたって何もおかしくないから。
そんなことより、疑似恋愛感情みたいなものをきっかけ……というとなんだか情けなくもあるが、とうとうゴスペラーズに本格的にどはまりしてしまったわたし。
そこからは我ながらものすごい勢いで彼等の曲を聴きまくっていた。特にアルバム『FRENZY』はテープだったら擦り切れてるんじゃないかと思うくらい毎日毎日聴きまくった。
この情熱を勉強に傾けられていたら早稲田にだって行けたんじゃないかと思うほど……
レギュラーラジオ、この頃は『Feel'n soul』だったはず。
前回の記事で言及したV6のラジオ『NEXT GENERATION』のすぐ後に放送されるので、続けて流していた。正直に言うと、聴き始めの頃は全く内容が理解できなくて本当にただただ「流して」いた。
たまに黒沢氏の一人歌いとか二人歌いとかがあって、それはちゃんと聴いたはずなのだがほとんど記憶がない。
黒沢氏と北山氏の2人でBeginningを歌ったのと、村上氏と黒沢氏が寸劇交えて新大阪を歌っていたことくらい?
(それもいつやったか覚えていないが)
そんなとき、わたしの耳を捉えたイントロがあった。
アリシア・キーズ
If I Ain't Got You
https://www.shazam.com/track/20151991?referrer=share
(この翌年だったかもしれないけど)
完全に不真面目だったが、ピアノを習っていたこともあってピアノの音色は好きだった。
そんなピアノのイントロで始まるこの曲に惹きつけられて、CDも買った。
そこからsoul musicってやつに興味が出てきてちょこちょこ聴いていた。
いま思えば音楽の本当の楽しさを理解しはじめた頃、なのかもしれない。
次回へつづく、かもしれないけど次回からはライヴ参加し始めたし書くことが減っていきそう。
まいっか。目的は明確にあるから。
ーー説明定期ーー
ふと思い立ったので、30周年を迎えるゴスペラーズの思い出的なものを若干赤裸々っぽい感じで綴っていこうかなと。
今更すぎるけど。
思い立ったのが遅いので2年ごと、毎月5、10、15、20、25日に上げていくかんじで。(予定は未定)
ただの自分語りですがそれでもよければどぞ。
2002年
ラジオから、それは突然聴こえてきた。
ゴスペラーズ
Get me on
https://www.shazam.com/track/40253564?referrer=share
もう最初の「♪Baby, get me on」だけで「ゴスペラーズだ!」と思った。
ちょっと聴いただけでゴスペラーズとわかるなんて、本当にすごい人達だなあ、売れて然るべきなんだよな、と思っていた。
そういえば、ファンになった人がよく言う「ゴスペラーズって踊るんだ!」という意見。
なぜかわたしはそういう意識になったことがない。
ちなみにいつの間にか北山氏が「メガネ君」じゃなくなったのも高音域で歌っているのも全然驚かなかった、と思う。そんな風になったのをいつ認識したのか、あんまり覚えていないから。
それと同様に酒井氏がドレッドになっていてもさほどびっくりしなかった。
そういえば村上氏がずっとサングラスつけてるなあとか。
熱帯夜のときの衝撃があまりにも大きすぎたので、それに比べれば。
5人がいい歌を歌ってくれるならそれでよかった。
しかし。
わたしは突如沸いた【アカペラブーム】ってやつには乗れなかった。
「流行りものだから乗っかる」みたいなものが苦手だった。
だから正直に言うとハモネプも全然観ていなかったし、RAG FAIRやINSPiなどもしばらく聴かなかった。
何が納得いかなかったかって、番組に5人を呼ばないことだった。
「ブームのきっかけになったのは5人なのに!失礼じゃん!!!」
と思っていた。
5人が断っていた可能性もあるが……
でも後々友人からラグやスピの良さも教えてもらって、そちらのライブに行ったこともある。
そちらに関してはあまり語れないけれど、彼等のあったかみのあるハーモニーも良い。今ではラグスピも好きだ。
でもこの時はまだ、その良さを知ろうとしていなかった。申し訳ない。
あれは11月20日のこと。
同年の日韓合同開催だったサッカーW杯の余韻が残る中、友人からキリンチャレンジカップのチケットが手に入ったから行こう、と誘われた。友人は対戦相手となるアルゼンチンのユニフォームを着ていたのだが………
個人的にスポーツの国際試合そのものが生まれて初めて(W杯そのものは行けなかった、というよりチケットが当たらなかった)。
超満員の埼玉スタジアム。(あのときは2002って付いてなかったような)
選手達の事前練習などを目の当たりにして、試合前すでに客席のボルテージは高まっていた。
わたしの席は最後列にほど近いところではあったけれど、みんなわくわくしてその時を待っていた。
選手が入場してきて……このあたりは緊張もあったからか、あんまり覚えていない。
国歌斉唱、日本の番。
なんだかスーツっぽいものを着た男の人"たち"が、ピッチへ向かうのが見えた。
え?
もしかしてゴスペラーズだったりして、なんてね?
そこへ流れるアナウンス。
「独唱は、ゴスペラーズです!」
(複数なのに独唱、という言い方も不思議ではあるが)
こんなことがあるのか。
ゴスーーーーー!!!ゴス大好きーーーーー!!!!!
おお、とどよめく客席の中で、思わず叫んでいた。
後ろから数えた方が早い席だったので本人達に聴こえているわけでもないし、大体において「ゴス大好き」って……と思わないでもないが。
いつの間に大好きだったんだろう。
そして勿論歌われるのは君が代。
なんの因果かわからないが、わたしの『初めてのゴスペラーズの生歌』は国歌になったのだった。
試合そのものは日本の完敗だったけれど。
アルゼンチン相手だもの、それはもう仕方がない。
その数日後に5人が『MUSIC STATION』に出演していた。
当然ながらキリンチャレンジカップの話もしていた。
確か5人の観戦スタイルの違いの話をしていたはず。
そのときに披露していたのは勿論『星屑の街』。
ゴスペラーズ
星屑の街
https://www.shazam.com/track/40169990?referrer=share
それと前後して、『FUN』だったか『FAN』だったか。
いろはを披露していたのがとっても良かった。
(郷ひろみさんにジャケットプレイ教わってたのは前の年?)
ゴスペラーズ
いろは
https://www.shazam.com/track/40169988?referrer=share
その前後に、初のアカペラアルバムをリリースすることがわかった。
何かの雑誌に【アカペラブームに対する彼等なりの答えだ】みたいなことが書かれていて、「まさにその通り!」と思ったけれど、あのライターさんは誰だったんだろう。
でもCDは買わなかった……
せめて買おうよ。
「大好き」と言ったのに、この時点ではまだはまっていないつもりだった。
むしろJAZZの方に興味があった。
とはいえそんなに聴いていないが何枚かCDを手に入れ気に入った曲をリピートして聴いていたのだった。
(何の曲だったか失念)
2003年
遂にこの年。
なんの歌番組だったかも忘れてしまったが、確か新聞のラテ欄に彼等が出て、新曲を披露するというので聴いていたら、黒沢氏がカメラ目線で
(海へ) 向かうといい
その一撃にやられてしまった。
ゴスペラーズ
Right on,Babe
https://www.shazam.com/track/40404722?referrer=share
黒沢さんかっこいい……
と思ったけどそのあとすぐ既婚だと知って失恋(?)……って、ゴシップ系の話やプライベートについては全く把握していなかったのだった。別に知ろうとも思わないが。
基本、良い歌を歌ってくれれば(あと罪を犯したとかでなければ)それでいい派。
ラブソング歌ってるんだから、それもこんなに素敵な歌を歌ってるんだから、そりゃ本人達だって素敵な恋愛してたって何もおかしくないから。
そんなことより、疑似恋愛感情みたいなものをきっかけ……というとなんだか情けなくもあるが、とうとうゴスペラーズに本格的にどはまりしてしまったわたし。
そこからは我ながらものすごい勢いで彼等の曲を聴きまくっていた。特にアルバム『FRENZY』はテープだったら擦り切れてるんじゃないかと思うくらい毎日毎日聴きまくった。
この情熱を勉強に傾けられていたら早稲田にだって行けたんじゃないかと思うほど……
レギュラーラジオ、この頃は『Feel'n soul』だったはず。
前回の記事で言及したV6のラジオ『NEXT GENERATION』のすぐ後に放送されるので、続けて流していた。正直に言うと、聴き始めの頃は全く内容が理解できなくて本当にただただ「流して」いた。
たまに黒沢氏の一人歌いとか二人歌いとかがあって、それはちゃんと聴いたはずなのだがほとんど記憶がない。
黒沢氏と北山氏の2人でBeginningを歌ったのと、村上氏と黒沢氏が寸劇交えて新大阪を歌っていたことくらい?
(それもいつやったか覚えていないが)
そんなとき、わたしの耳を捉えたイントロがあった。
アリシア・キーズ
If I Ain't Got You
https://www.shazam.com/track/20151991?referrer=share
(この翌年だったかもしれないけど)
完全に不真面目だったが、ピアノを習っていたこともあってピアノの音色は好きだった。
そんなピアノのイントロで始まるこの曲に惹きつけられて、CDも買った。
そこからsoul musicってやつに興味が出てきてちょこちょこ聴いていた。
いま思えば音楽の本当の楽しさを理解しはじめた頃、なのかもしれない。
次回へつづく、かもしれないけど次回からはライヴ参加し始めたし書くことが減っていきそう。
まいっか。目的は明確にあるから。