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PURPLE DOT(別館)

超個人的備忘ログです。
不定期更新、記憶曖昧、自分にしかわからない記述多々。
ただの参考記録です、ご寛恕ください。

きたごやまっくないと・夜の部(TOKYO FMホール)

2016-08-01 21:20:03 | 日記
真夏の夜の、アカペラっていう夢。

(注…今回はゴスペラーズのライヴのようなものとは違います、どっちかっていうと感想文?みたいなものになっているんではないかと。あしからず)

えー、まず、自分は少し前からアカペラをやってる(うちに入るかどうかちょっとあやしい)んですが。
正直、なかなかうまくハモれなくてですね…
ゴスペラーズとかトライトーンとかINSPiとか、トライトーン先生に教わってる歌う会の皆さんとか、っていうか関東の大学のアカペラサークルの人達ですらめっちゃうまいんで、一体何が違うんだー!?ってへこんでおりまして、ゴスのライヴでこっちが歌う時もなんだかだんだん自分の下手さが際立ってきこえるようになって(こないだの集いとか集いとか集いとか…)、そういうのもあってちょっと歌うのもいやになった事もありまして。
そんなんだったんですけど、ツイッターで「きたごやまアカペラ道場を久々にやる、しかも今回は一般発売あり、更になんとTAKE6のクロード・マックナイト氏をお迎えする」って(確か)日向理さん(=多胡オサムさん、便宜上今回はオサムさん表記にします)が言ってて。

きたごやまアカペラ道場。
何それ?という方に向けて説明しておきますと。
「きたごやま三兄弟」っていう、ユニットともまたちょっと違うのかもしれないんですけども、トライトーン多胡淳さん、ゴス北山氏、そしてオサムさんという、TAKE6のようなごりごりにがっつりハモる、所謂「変態ハーモニー(もっとわかりやすく言うと、複雑な和音ってことかな)が大好きな3人+α?が集まって、アカペラジャズハーモニーをやろうじゃないか、っていう集まり、なんですが。
やっぱりそれぞれ違うグループに所属してるわけです。なかなか練習する時間も取れない。
じゃあ、その練習を公開しちゃえばいいんじゃない?
っていうことらしいっす。(笑)
で、しかも今回は、なんとなんと、その、アカペラ界の雲上人と言ってもいい、TAKE6のクロード・マックナイト氏が来てくれるっていうので…
月初だしど平日だし月曜だし次の日ももちろん仕事あるし、なにより遠いし…
と散々迷いに迷ったけれど、やっぱりこんな機会滅多にないんじゃないかと思って、行っちゃいました。移動のことを考えると夜の部しか参加できなかったんですけどね、本当は昼の部にも、更には5日のワークショップにも行きたかったああああああああ!!!(ワークショップに関してはアカペラ未経験の人はお断りするかも、っていうんで、アカペラやってるうちに入るのか謎で自分に自信のないわたしはそもそも行けないだろうなと思っていたら、普通にアカペラ未経験のごすまにさんが行ってたみたいでした…)
でもって、公開練習をお手伝いいただく方々として公表された面々がこれまた豪華。AJI橘さん、INSPi圭介さん、よういんひょくさんなどなど、大学のアカペラサークルの中でも名実ともに一番の早稲田SCSのそのまたトップに君臨するような方々ですぞ!!!(いんひょくさんはSCSじゃないけど)
そして、この公開練習でいっぱいアカペラのことお勉強して、自分のアカペラ練習に活かすんだー!だからメモできるようにってガチで学びに行く感じで臨みました。自分キモイ!

っていうか東京こわい…東京駅着いたあと、大手町駅で軽く彷徨いましたわ…なんで!?Google mapで徒歩6分ってなってたのに、30分くらい歩いたよ!?駅広すぎてもう…そしてこのことにより、帰りがますます心配になりそわそわしてまして(心配性)。
しかも、会場に着いてお友達と連絡取る為にツイッター開いたら、「ゆれくるコールで東京震度7って出た!」って言ってて、え!?わたし生きて帰れないの!?と青くなって、どうやら間違いらしい、と思っていても、地震なんて本当にいつ来るかわかんないわけで、その時は何が原因で通知来たのかわかんなかったのもあって、文字通りガクブルしてました…
まあとりあえず入場しまして。
そしたらなんと、会場の中にもう三兄弟いるし。
ぎゃー無理無理無理無理アンド無理!!!心の準備があああああ!しかも歌声ちょろっときこえるしいいいいい!
というわけで慌てて化粧室で軽く化粧直ししまして、客席に向かったわけです。そこでご挨拶したいお友達がいたので。
ところが、そこと言われていた席にいない…やばい…ただでさえ、前に三兄弟いるのに、前の方でキョロキョロしてるの怪しすぎる…そんな時に限ってオサムさんがひとりとか口ずさんでるし…動揺する…でもいない…と半泣きで諦めかけて自分の席に着こうと移動した次の瞬間、バッタリ。(笑)
わたしの人生ギャグだらけー!
お友達曰く、きたごやまの時は毎回こんな感じで先に三兄弟が座ってるらしい。かなりラフなんですなぁ。
別なお友達ともご挨拶できたし、時間もないので着席ー。
おおう…席がフラットだから、わたしの斜め前の人の頭で前が見えない所があるぜ…
そして取り出すノート。←もう痛いし身バレするかもだけどいいんだお友達除いてたぶんもう会うこともない人ばっかりの東京だし
あ、ちなみに、ステージ?の上には膝丈くらいの高さのテーブルと、それを囲むように黒いソファがあって、3人はそこそこ近くに座ってまして。テーブルには集音マイクっぽいものが2つか3つあったのかな。

で、開演予定の5分前になったら、北山氏が立ち上がりまして、話し出します。
生声で。
(あ、ちなみに、この日の北山氏の格好は私服っぽかったです。眼鏡かけてたし。詳しい服装は、きたごやまっくないとで検索するとツイッターに載ってるよ!いんひょくさんがアップした打ち上げの動画もあるし)
特にアナウンスとかもしないのでいくつか説明を、と。
まずは上に書いたような、きたごやまってどういうものなのかの話。
で、設定としては『北山家のリビングにハモり仲間が集まってくる』って感じだったかと。だから別に話しかけません、客席は基本的に壁だと思ってやります、って。拍手されてもゲリラ豪雨だと思うって(笑)
北「皆さんは、例えるなら動物園に来て動物の行動を観察している状態、でもアシカとかイルカみたいにショーはしません。カバ(だっけ?パンダだっけ?←)の生態を見物しているようなものだと思ってください」
みたいなこと言ってました。
でもクロードが出てきたらちょっと変わるかもしれないけど、と。
って、その説明してる北山氏を一眼レフかなんかで撮り出すオサムさん(笑)さらにそれをスマホで撮ってる淳さん(笑)
めっちゃ自由な空間(笑)

説明が終わり、またソファに座る北山氏。
すると、ピンポーン、とチャイムの音。あそっか、北山氏のおうちなんだもんね(笑)
今回お手伝いいただく皆様登場。
SCSで4年間ずっと幹事長やってた新井さん、高校の社会の先生なんだけど生徒たちに授業でアカペラ聴かせまくってる(笑)いえさんこと家所さん、INSPi圭介さん、いんひょくさん、オサムさんと一緒にハローワールドっていうイベントもやってるシンガーソングライター真藤敬利さん(実はわたしこの方ちょこっと存じております…どうしてもー以下略、いや!なかなかの美声なんですよー)、きたごやまはレギュラー出演してるAJI橘さん。
…っていうか圭介さん、なぜか、首から黄色いヌンチャク下げて、ギタレレ弾きながら登場(大笑)そのままIsn't she lovely歌ってたよ。
めっちゃテンション高くて、ヌンチャク振り回して「危ない!危ない!」言われるし、中国語喋ってるマネ?するし、圭介さん面白すぎです。きっとここに来ているであろうゴスマニさんは、圭介さんのことヌンチャクの人っていう印象しか持たなかっただろうな。(笑)あのねー!圭介さんのアレンジ力もベースも半端ないんだから!Youtube観て!聴いて!リトグリちゃんの曲のアカペラアレンジは圭介さんだから!!
とにかくね、ここに集まっているメンバーは、さっきも書いたと思うけど、日本のアカペラ界の最高峰選抜メンバーと言っていいですよ。
まあ、いんひょくさんは韓国人だけど…
個人的な意見ですが、日本のアカペラ人で一番オールマイティに上手いのは淳さんで、韓国のアカペラ人は(きっと)いんひょくさんだ、と思っているわけでして。
そんなこんなで、アカペラ人ドリームチームを前にしてるんですぞ皆さん!!!ってかんじですよ。
え?ごちゃごちゃうるさいって?
はい。次行きます。

先述のいえさんが、TAKE6の楽譜を沢山用意してくれたから(後で知ったことですが、TAKE6は楽譜なしで練習するらしい…あんなに複雑なハモりなのにどうなっとるんじゃーい)、みんなで合わせよう、ってことに。
トップ誰やる?セカンドはー?
なんて決めていく感じは、わたしが所属している仙台の社会人アカペラサークルみたいだなぁ(固定メンバーがいないのでパートは自由)、と思ったのも束の間。
歌い出すと、もうずっと前からこのメンバーで歌ってたんじゃないの!?っていうくらいうまい。すみませんうちら足元にすら及ばないです月とスッポンどころの騒ぎじゃありません…_| ̄|○
しかも、しかも、これも後で知ったんですけど、みんなほぼ初見!?
まあ昔から歌ってきた曲もあるだろうけど、初めて歌ったものもいくつかあったっぽい、でも全然そんな感じしなかったから(曲中、ここだよ〜って楽譜指差してる人…誰だか失念…いたけど)。すっごいや、みんな楽譜は初見で行けるんだね…このレベルだとそれが普通なんだなぁ。ドラゴンボールでいうと武空術ができて当たり前みたいな。
(あれっ…ゴスは楽譜読めないって、安岡さんがゆずのANNにゲストで出た時言ってたけど…それとも初見はできないけど本当はそこそこわかるんだろうか…とりあえず北山氏はピアノやってたのもあるし読めるよね〜)

で、If We Ever合わせた後、クロード様登場ー!!!
…ええと。
正直な話、メモ取ってたんですけど、アカペラ練習のためになることしか書いてないし、歌すごーいみんなうまーいって聴く方に集中しちゃったんで、大したこと書けません_| ̄|○
とりあえず、クロード様がアドバイスしていたことを箇条書きで。
・周りの音を聴くのが大事
アカペラ以外の音楽も聴くことが大事とも言ってたかな?
・楽譜を見ながら歌ってばかりだと周りの音を聴かなくなる。
だから、耳の筋肉に覚えさせる(いっぱい聴いていっぱい歌って体に覚えさせるってことかな)
・トップとボトムのパートがそのグループの色になる
クロード様もトップとボトム聴いて良い曲だなって思うんだって。
・リードの歌い方についていく、寄り添う。
リードが動くまで動いちゃダメ!って口すっぱく言ってたっけ。
・アレンジャーがいるなら楽譜とにらめっこするより先にその人に曲の『意図』を歌ってもらう、そのイメージをみんなで共有する
・(事前に録音したもの?もしくはカヴァーする時のカヴァー元の音源?)を流しながら、それに合わせて歌う
I Believeの時にやってたはず…ゴスもやってる、って北山氏が言ってた。
・シンガーとして良い歌を歌える人だといい
(だったかな?で、そうなる為にはどうしたら良いんすかー)
・一人ずつ音を出していってハモりを確かめる、これはすごく大事
↑語彙力が迷子…これよりもっとわかりやすい言い方ないっすかねー_| ̄|○
あと、ここのハモり確認したい、っていうので、せーので一音だけ出させるやつもやってたね。よくやるやつー。例えばQuiet Placeは最初の一音目が大事だからそこだけ出させてた。という。
そっかこういうのはどんどんやっていけば良いんだ!
あ、あと真夏にクリスマスソングも良いよね、っていうのでHark〜歌って、歌い終わった後に「元のキーが高いから最近は下げて歌ってるんだよ」みたいなこと言ってたっけ。

あそうそう、確かLondon By Nightのときかな。他にもあったけど、いんひょくさんがリード取ってて。
そういえばいんひょくさんの生歌って初めてじゃん!と思って。
めっちゃくちゃ良い声なの。もううっとり。話し声も良い声だし。クロード様の言ってること、英語から日本語に訳してくれるし。「外国語から外国語に訳してる(笑)」って言ってたけど、もんのすんごい頭良いんだもんなあ。京大だし…!
っていうかクロード様の歌声ももちろん素敵。ああ、もっと近くで聴きたい…!(もっと言うと前の人の頭で主に淳さんあたりが隠れて見えなかったっていう…もっとさっさとチケット取るんだったわ…←行くの迷ってたくせに)

10曲ほどやって、あっという間に1時間半ほど経ち。クロード様のお帰りです。
みんなもっと拍手してー、って拍手を煽るジェスチャーをする北山氏は、そこだけゴスペラーズっぽかった。
いや基本北山氏はステージ上でも喋ってる時は素なんだろうなと思いますが。
そのあとお手伝いいただいた皆様の紹介。
で、壇上には三兄弟が残り、主に北山氏が喋る。
北「…本当に楽しかったですか?」
って言ったら拍手起きてたけど、わたしゃたぶんみんなと目的が違うので(笑)違う意味で!?楽しかったっすよー!!!
今日、本番前には淳さんが小学生みたいに喜んでたってバラされるし(笑)
そういうのを観れるっていう意味でたのしかった、って思う人もいたかもね。
で終演?なんですけど、三兄弟は片付けがあるからこのまま残るから〜って言ってた(笑)
わたしゃ新幹線に間に合うように帰らなきゃいけないから、そっこーで会場を後にせざるを得ず…
で、出たところで、いんひょくさんとクロード様が物販していて、しかもそこになぜか黒沢薫氏もいた。黒沢氏、クロード様と写真撮ってた。
わーんなんだよぉ〜XX新幹線のばかぁぁぁぁぁせめて終電の時間あと30分遅くしろぉぉぉぉぉ
と思いながら人だかりを抜け、とおきょおえきへ…
車窓に映る夜景がやたら綺麗だったなぁ。
人生は夢だらけ!っていうCM思い出しちゃった。

というわけで、夢の時間、終わりました。
ほんっと夢みたいだった。
あー。発声練習も見たかったー←歌う会に行け
っていうか…
もう、彼等は土台にあるものが違うんだろうな。上でも書いたけど楽譜初見で歌えちゃうし、歌の勘どころっていうのかな、強弱自然についてるし、ここのこの部分美味しい!っていうのわかってるし、言わずもがなリズム感あるし、そしてもちろん一人ひとりが良いシンガー。
東北のアカペラやってる人らはその辺もっとどうにかしたほうがいい。伊達アカなんか特に、関東の学生にばっかり美味しいところ持ってかれてる場合じゃないぞ!
って誰かと共有したいんですけど、誰か行って…ないかなぁ…

とにかくですね、この熱が冷めやらぬうちに、と思って永遠にを女子だけで歌えるようにアカペラ譜にしてみたけども、めちゃくちゃ脳みそ使ったことだけお知らせしておきますね!



*****以下は例によって例のごとくソウルサーチャー吉岡正晴先生のブログから引用しております*****

Setlist

Show started 18:00
01. If We Ever
02. Walk On The Wild Side
03. Hark! The Herald Angels Sing
04. Always Coca-Cola (CM song)
05. London By Night (The Singers Unlimited)
06. Spread Love
07. Gold Mine
08. Quiet Place
09. I Believe
10. Come Unto Me
Performance ended 19:41
Show ended 19:57

■メンバー

クロード・マックナイト(スペシャル・ゲスト)

キタゴヤマ
=北山陽一、多胡淳、日向 理(多胡オサム)
新井篤行
家所正樹
吉田圭介
よういんひょく
真藤敬利(しんどうたかとし)
橘哲夫


*****引用終わり。ありがとうございました。*****

















だけど、やっぱり、"5人"にもまた、会いたくなっちゃったよ。ほんっと欲張りだよなあわたし。
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