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PURPLE DOT(別館)

超個人的備忘ログです。
不定期更新、記憶曖昧、自分にしかわからない記述多々。
ただの参考記録です、ご寛恕ください。

1996-1997の記憶 with The Gospellers

2024-10-10 23:32:23 | 雑記とか
10/10up


ーー説明定期ーー

ふと思い立ったので、30周年を迎えるゴスペラーズの思い出的なものを若干赤裸々っぽい感じで綴っていこうかなと。
今更すぎるけど。

思い立ったのが遅いので2年ごと、毎月5、10、15、20、25日に上げていくかんじで。

ただの自分語りでしかないですがそれでもよければどぞ。



1996年

わたしが確実に「ゴスペラーズと出会った」という自覚があるのはこのとき。

なんといってもお昼の伝説的な番組『笑っていいとも!』だ。

学校を休んだある日(いま考えると不登校になりかけていたのかも)、点いていたテレビからその【声】が聴こえてきた。

歌詞がどうとかメロディーがどう、というよりも、その声そのものに衝撃を受けた。
そんなことは生まれて初めてだった。
驚いてテレビの画面を見ると、5人組の男の人たちと「ゴスペラーズ」というグループ名らしきテロップがそこにあった。
その上には確か「早稲田大学アカペラサークル」のテロップも。

ア・カペラだ!!!

あのとき先生が言ってたア・カペラだ!!!
かっこいい!!!
ア・カペラかっこいい!!!
このお兄さんたちかっこいい!!!!!
このお兄さんたち絶対売れるよ!!!!!
バラードとか歌ったら絶対売れるよ!!!!!

……と思った。
ご本人様たちに聞かれたらきっと笑われる。それか怒られる。
このときTwitterでもあったら直接伝えられたかな。

たぶん侍ゴスペラーズを聴いたのだと思う。

侍ゴスペラーズ
https://www.shazam.com/track/40626078?referrer=share

ちなみにそのとき印象に残ったのは
前方3人
・真ん中にいる、ちょっとV6の井ノ原さんに似てる人
この人なんとなくリーダーっぽい
・短パン履いてる人(確かゴーグルもかけていたような)
・メガネかけてるからメガネ君
後ろの2人は普通の大学生ってこんな感じかな、という印象。
なにぶん、見た目より歌そのもののかっこよさに惹かれていたから、そのあたりはそこまで気にしていなかった……いや、わたし自身が人の見た目をとやかく言えるほどの見た目をしていなかった。当時は特に。
そして当時は「全員現役早稲田大学生」で「デビューしたて」だと思い込んでいた。
思い込みって恐ろしい。
でもここでわたしの中では
【ゴスペラーズ=早稲田でアカペラでかっこいい(親しみやすそうな)お兄さん達】
という図式が完成していた。
兄のいなかったわたしには『頼れるお兄ちゃん』という存在が憧れだった。
そしてなんとも愚かなことに、わたしは
「この人達はもう絶対売れる!!!でもわたしは流行りに乗りたくないからここではハマらないことにする!!!」
と誓ってしまった。
当時の自分に特大のツッコミを入れたい。
とはいえ毎週観る訳にもいかず、たまに増刊号でちょろっと見かける程度だったか、また学校をさぼった時だったか、彼等の姿はやはり数回しか目にしていなかった。

でも、わたしは忘れていた。
たぶんその前。
『SMAP×SMAP』で木村拓哉氏が、確か『古畑拓三郎』と名乗ってコントをするコーナーだったと思う。
木村氏のモノマネが上手で面白かった。
最後のオチ?のときにいきなり登場した、なにやら赤い服を着た歌のうまい人たち。
「なにいまの人たち!!!いまの人たちの歌、もっと聴きたいけど!!!」
確か2回観たような気がする。
連続で出たからレギュラーなのだと思って「え?あの人たちは?」って思ったはずだから。
でもそれもすぐ忘れてしまったのだった。
いいともに出ているのを観てからだったら流石に気付いていたと思うので、たぶんこれはその前だったのだと思われる。

そこからまた時は流れた。



1997年

KinKi Kidsが押しも押されもせぬ超人気アイドルとして君臨していた。
わたしも当時堂本剛氏が好きだったし、というよりこの頃はむしろキンキとかのほうに夢中で、金田一少年の事件簿などはそれこそテレビにかじりつくように観ていた。
歌もトークも上手な彼等のレギュラー番組として始まったのが『LOVE LOVE あいしてる』。
あの番組のおかげで一時期Panasonic派になったし、キンキが満を持してCDデビューになった時はわたしも買った。吉田拓郎さんのCDも買ったはず。篠原ともえさんのココロノウサギは名曲(Apple Musicに出てくるけどそっちじゃなくて原曲のほう)。ブラザートムさんおもしろい。坂崎さんは師匠。ゲストも多彩。等々、本当にただただ毎週楽しく観ていた。
ついぞギターを弾こうとは思わなかったけど。
そこに、あるとき突然あの5人が現れたのだった。

「あれ?ゴスペラーズ?!ゴスペラーズじゃん!!!
やっぱり売れっ子だからこの番組にも出るんだ!」

と信じて疑わなかった。

そしてその前後、V6のトニセンの3人がやっていたラジオ『NEXT GENERATION』で突然その曲は流れた。
ア・カペラか?!
あれ、でも太鼓の音が聴こえる……違うかな。
でも折角だから買ってみようかな。

と、CDショップに行って手に取ったその曲。

ゴスペラーズ
終わらない世界
https://www.shazam.com/track/40626075?referrer=share

今も家のどこかにCDがあるはず。
しかしなんと当時のわたしは冒頭の「何か求めて〜」のくだりを1人の人が歌っていると思い込んでいた。
いま聴いても、この音源は村黒の声がちょっとだけ似ているように聴こえる……今となっては全く違うのに。

しかしわたしは呑気にこう思っていた。

「こうやってアイドルのラジオでも流れるんだもん、売れっ子なんだろうなぁ」

わたしは音楽業界のことをなにも知らなかった。

余談だがこの番組では、いつだか失念したが鈴木雅之さんの『ガラス越しに消えた夏』も流していたことがあって、ちょうど家のラジカセ(という単語も懐かしい)で録音しながら聴いていたので、なんとなく気に入って繰り返し聴いていた。

鈴木雅之
ガラス越しに消えた夏
https://www.shazam.com/track/41034807?referrer=share

この曲がいまの音楽の好みに繋がっているのかもしれない。他にも根っこになるものが色々とあったとは思うが。
後年、それをSOUL POWERで聴けたときは冠二郎……じゃなくて感慨も一入だった。

それと恐らくこのころ。
Myojoかなにかの雑誌に載ったことがあったはず。
なにを語っていたのかも忘れてしまったけれど、この雑誌に出るくらいなんだからやっぱりもうすぐ売れちゃうんだろうなと思った。
確か資源回収か何かに出してしまって手元にはもうない。
取っておけばよかったと後悔したのは、そこから何年も先の話。





次回へつづく(かも)。
コメント
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