✳︎この記事について✳︎
つらつらと書いていたら前置きが長くなりすぎたので要約すると、恐らく個人的には初めての本格的なミュージカル(柿澤勇人さんや真彩希帆さん達ご出演)を観に行ったけどとても良かったよというおはなしです。
作品の内容に触れることもありますのでご注意くださいませ。
あと日付は公演日ですが投稿はそれよりだいぶ後です…
去年「鎌倉殿の13人」で武衛(自称)になりました。
どハマり…とまではいかないけど、点で見たらとんでもない悲劇ばっかり起こるのに三谷幸喜氏の脚本の力、スタッフさんたちの演出等の力、そして何より演者の皆さんの素晴らしい演技力がうまいこと噛み合って、毎週ヒーヒー言いながらも楽しみに観てました。
(だからって他の大河ドラマはダメとかいう話じゃありませんからね〜その辺お気をつけあそばせ)
で。
そこに出てきた鎌倉幕府の第3代征夷大将軍、源実朝。
最初はあどけない少年って感じだったけど、あっという間に成長して。
その実朝が和歌を詠んだ瞬間、度肝を抜かれた。
めっっっちゃ素晴らしい声だったから。
(ここで注釈つけるのも野暮なのかもですけどここの「詠んだ」って和歌を作ることではなくて和歌を声に出して歌うみたいに読んだってことです)
んでその前だか後だか忘れましたが、実朝を演じている柿澤勇人さんは祖父と曾祖父を人間国宝(親子2代だよすごくね?)に持つミュージカルスターなんだとか。存じ上げませんでしたごめんなさい。
ここ何年かテレビドラマや歌番組に出るミュージカルスターのかたがたを結構お見かけするけど…ちょっとこのかたの歌声、生で聴いてみたいって思ってみちゃったわ…
と思っていたら、なんと近くに来るっていうじゃありませんか。
しかもしかも、柿澤さんが出演する同じ日、なんとあの真彩希帆さんも出演すると聞いて…
あの、わたし、宝塚ファンなんて呼べるほどの者では全然ないんですけど、望海風斗さんと真彩さんのハモりがめっっっっちゃ好きで。
勿論、宝塚歌劇団の皆様は歌も踊りもとても上手なのは存じ上げております。
でもこの2人のハモりを聴いた時に「めっちゃ良い!」って思ってしまったのです。
が、それに気付いた直後くらいに2人の退団が決まってしまい…
最終公演(っていうんですかね?)の配信だけ観ました。ほんと素晴らしかった。
なのでこのおふたりの歌をいつか生で聴いてみたい、でもファンが沢山いるだろうから2人で歌うところをだなんて贅沢は言いません。
望海さんと真彩さんそれぞれでもいいから、一生に一度でいいので、生で聴いてみたいなぁ…とゆるく考えていました。
今回、それが叶うかもしれない…
しかしわたしはアーティストのライブやイベントには何度か足を運んだことがあるけれど、ちゃんとしたミュージカルって実際に足を運んだことがない…かも…(地方在住なもので…興味はあるけど東京かぁ〜、なんて思うとなかなか…)
お作法的なものもライブとは違ってむしろ舞台に近いんだろうな、舞台も片手で数えるくらいしか観てないな…と思ったら自分の中でハードルが上がってしまい、さらに
「これ、すぐにチケット売り切れるんじゃない…?」
と思って半ば諦め、いつやるかすら頭に入ってなかったんですけど。
開催数日前にふと目にし、もう売り切れてるかな…と思いながらも検索したら若干だけどまだチケット取れる!
S席とかは厳しいけどB席ならなんとかお財布から捻り出せる!
ということで思い立ったが吉日で意を決して購入。
(前置きほんと長すぎますねごめんなさいね)
そして当日。
外には機材等を積むのであろうトラックが確認しただけで5台もいてそれだけで慄く…舞台装置もだし、オーケストラも帯同してるからそうなるよな…
ホールには上品且つ華やかな服装の人達。
いいですね〜こういう雰囲気。
周りを見渡すと、オペラグラスを片手に舞台の見え具合を確認する人があちらこちらに…
あーそっかーオペラグラスか〜…(筆者はほぼ一番後ろの席)
わたしはライブとかコンサートとかだとどれだけ遠くても音さえちゃんと楽しめればそれでいい派なので、オペラグラスなんて持ってもいなかったのです…時すでに遅し。
そういえば原作の話もよくわかんないし柿澤さんがジキル役って事くらいしか知らないぞ(だめすぎる)(すみません他にも贔屓にしている人達が複数おりまして諸々おっつかないんですという言い訳)
なんてごちゃごちゃ考えていたら客電が暗くなり…開演。
誰か出てきた…あれ柿澤さんなの?(とか思っちゃうからやっぱりオペラグラス用意しようね)
いや歌うま!!!!!!!!!!
そりゃそうなんだけど激うま!!!!!!!!!!
もっと歌番組出よ????????
(いやテレビよりステージの方を重視してほしくはあるけど、この歌声はもっと知られていいと思うので)
そしてオーケストラの皆様の演奏も素晴らしい。
オーケストラのコンサートには何度も足を運んでいるのですが「ミスが許されない現場」ですよね…聴くほうは何も考えずに聴いている(※筆者の場合はです)けれど、ものすごい努力の上に成り立っているんだよなあ…ってミュージカルっていう角度からやっと気付いた…
っていやまって?次から次へと歌激うま踊りも激うまな人達が出てきてひっくり返りそうになったよ????????????
10代とかでこんなミュージカル観てたらわたしもやりたいって思っちゃったかも…いや歌ヘッタクソだし踊りなんてもってのほかですけども。
いやしかし本当に遠目で誰が誰なのかわからない…
栗原英雄様(鎌倉殿〜で大江広元を演じたのがご縁なのか寒河江市の親善大使を務めてくださっている!!!)はなんとなくわかった…
大江殿の時もイケボ☺️って思ったけど別な役で全然違う声色(それもすごい)でもイケボ☺️
大江殿と実朝がこうやって共演するとか胸熱だわ…
まぁこの2人…いや、鎌倉殿〜のネタバレは念の為やめときます…
そしてなにやらヘンリー(ジキルね)が婚約するって。
お相手のエマ…Dream Amiちゃんだったんだけど、こんなに歌めちゃうまだったなんて…!ビブラートもめっちゃすごいし(語彙力皆無)ガチでお姫様みたいだからもっと広まってほしい…いや知らなかった自分に反省。
んでこれから結婚までの間にちゃんとせえよ的な話?
でも独身最後にハメ外そうぜって言っていかがわしいショーパブ(?)にヘンリーを誘ってしまう親友のジョン…いやいまストーリー見たらショーパブどころじゃなくて売春宿?!?!!?!ヘンリーは他の人から見たら堅物ってやつなんだろうから遊ぼうぜってなるのはわかるけどそんなとこでなくてもよかったのでわ…んで思えばこのジョンの行動が全ての元凶だったのでは…
そこで繰り広げられるいかがわしいショー(?)でヘンリーは娼婦のルーシーに出会ってしまう…
ってそのルーシー役が真彩さんでして、ほーーーーーーーーーーーーーんとにおうたが素晴らしい!!!!!踊りも素晴らしい!!!!!
本当に一番上のほぼ最後列にいたのに感情揺さぶられる歌声…チケット買えてほんとによかったぁぁぁ(´;ω;`)
んでルーシーの「自分ですれば?(※下ネタ)」の言葉を勘違いしたヘンリーは開発した薬を自らの体で実験するという手段を強行してしまう…
ここではちゃめちゃに希望溢れる歌うたってんだけど…
んで薬が効いてきてまさに七転八倒とも言うべきやばいことになってんのに、記録には「身体の変調、なし」みたいなこと書いてて…
ごめんなさいここでクスクス笑いが起きてたんだけど筆者は「えっいや自覚ないの?やばくね?」って思っちゃって…笑うとこだったのかな…表情読めないし、このへんむずい。
…で、で、現れたハイド。
玩具で遊ぶみたいに司教の命を奪ってしまい…
このときの演技も歌もめっっっっっっっっっっっちゃすごかった。
雷が落ちてそこから離れてるのに木の下にいたから感電するみたいな感じですごかった(意味不明)
とんでもなくすごかった。
(すみませんねすごかったしか言えなくて)
歌声にやられて呆然としたところで休憩。
…いや、ここで休憩入れてくれないとこっちが失神してしまいかねない…
第二幕。
薬を飲むまでは清廉潔白なヘンリー。鎌倉殿〜の実朝も基本穏やかな感じの人だったから、ハイドになった時のほんとに「悪いことしかしねえよケケケケ」感が…ほんとにギャップがすごすぎてびっくり…
あと個人的には良い音楽とか良い歌とか聴きたいので、柿澤さんや真彩さんをはじめとした歌のすごさにすげ〜ってなってました(語彙力皆無)。
なんだけど、物乞いしてた人に奪ったアクセサリーをあげるとか、そもそもヘンリーを馬鹿にしていた人達(何も知らない人達からはいい人って思われてる?)の命を奪うとことか…ハイドのしたこと全てが「悪」とは必ずしも言い切れなくて…
人によって、角度を変えたら善と悪って変わってしまう…?んじゃどうやって切り分ければいいの???
みたいなことをぼんやりと考えてもいました。
まぁ何も悪くないルーシーのこと傷付けたのは完全に悪ですけども!!!!!!!!!!
ルーシー。゚(゚´Д`゚)゚。
ってなりました、根本的にこんなこと考えると怒られるかもしれないけど「歌う暇があるならはよ逃げろぉぉぉ。゚(゚´ω`゚)゚。」ってなりました…いやそれでも間に合わなかったかもですけど…
んで柿澤さんの善と悪の対決?ジキルとハイドが自分の中で戦うやつ…あれほんとすごかった…ほんと語彙力なくて申し訳ないんですが「すごい」しか言いようがなくて…
特にハイドの声、地獄の底から響いてくるみたいでまじですごかった…そういう声で歌うし…
あとどの場面だか忘れましたが、たぶん街中の喧騒みたいな(なんて言えばいいのか)
オケピを隔てて、そこに19世紀のロンドンの空気が流れていて…(いや当時のロンドンの様子とかわかりませんけども)
こんな地方都市…いや田舎でこんな空気感を味わえるなんて、って謎に感動してました。うまく言えないんですが。
そしてヘンリーとエマの結婚式へ。
あ、ここは謎に伏せときますか…なんとなく…
そういう終わり方なのか…スティーヴンソンさんはどういう想いでこの物語を作り上げたんだろなあ…
幕が下りて、終演。
終わらない拍手。
すると出てくる出演者たち。
カテコってやつ!
何度か出てきてくれて(っていう言い方でいいのかな)
ストライド役の畠中洋さんが山形のご出身なんだそうで!「以後お見知り置きを」って仰ってて。
んでちょっとだけ花笠踊ってました。「チョイチョイ」まで。
それ栗原さんに教えてあげてください(笑)
栗原さんのTwitter観たらまた山形に来ていただけそうな雰囲気だったので(主に寒河江だと思うけど)。
で、完全に終了。
グッズまで買う余裕はなさそう、と思ってたけど、我慢できずに帰りにプログラムだけ購入。
いやこれは買ってよかった!
プログラムだから曲名載ってるし主要キャストの長めのコメントにクロストークも!
個人的には読み応えあるプログラムありがてぇ…🙏
しかもこれで2,000円とか…安すぎじゃん…?
しっかし、柿澤さんも真彩さんも一度でいいから生で歌声聴いてみたいって思ってたけど、こりゃまた聴きたくなってきちゃってるな…
んで演目を堪能するにはやっぱりS席で観るほうが良いんだろうな…素敵なお値段するからそれこそハードル高いですが…
とりあえず、筆者はオペラグラスを買うところからはじめます…
ともかく、山形に来てくださったキャストの皆様、スタッフの皆様、本当に素晴らしいミュージカルをありがとうございました!!!
そしてこんなとりとめもないし冗長なのに最後まで読んでくださったおかた(いるのかな)、ありがとうございました!
つらつらと書いていたら前置きが長くなりすぎたので要約すると、恐らく個人的には初めての本格的なミュージカル(柿澤勇人さんや真彩希帆さん達ご出演)を観に行ったけどとても良かったよというおはなしです。
作品の内容に触れることもありますのでご注意くださいませ。
あと日付は公演日ですが投稿はそれよりだいぶ後です…
去年「鎌倉殿の13人」で武衛(自称)になりました。
どハマり…とまではいかないけど、点で見たらとんでもない悲劇ばっかり起こるのに三谷幸喜氏の脚本の力、スタッフさんたちの演出等の力、そして何より演者の皆さんの素晴らしい演技力がうまいこと噛み合って、毎週ヒーヒー言いながらも楽しみに観てました。
(だからって他の大河ドラマはダメとかいう話じゃありませんからね〜その辺お気をつけあそばせ)
で。
そこに出てきた鎌倉幕府の第3代征夷大将軍、源実朝。
最初はあどけない少年って感じだったけど、あっという間に成長して。
その実朝が和歌を詠んだ瞬間、度肝を抜かれた。
めっっっちゃ素晴らしい声だったから。
(ここで注釈つけるのも野暮なのかもですけどここの「詠んだ」って和歌を作ることではなくて和歌を声に出して歌うみたいに読んだってことです)
んでその前だか後だか忘れましたが、実朝を演じている柿澤勇人さんは祖父と曾祖父を人間国宝(親子2代だよすごくね?)に持つミュージカルスターなんだとか。存じ上げませんでしたごめんなさい。
ここ何年かテレビドラマや歌番組に出るミュージカルスターのかたがたを結構お見かけするけど…ちょっとこのかたの歌声、生で聴いてみたいって思ってみちゃったわ…
と思っていたら、なんと近くに来るっていうじゃありませんか。
しかもしかも、柿澤さんが出演する同じ日、なんとあの真彩希帆さんも出演すると聞いて…
あの、わたし、宝塚ファンなんて呼べるほどの者では全然ないんですけど、望海風斗さんと真彩さんのハモりがめっっっっちゃ好きで。
勿論、宝塚歌劇団の皆様は歌も踊りもとても上手なのは存じ上げております。
でもこの2人のハモりを聴いた時に「めっちゃ良い!」って思ってしまったのです。
が、それに気付いた直後くらいに2人の退団が決まってしまい…
最終公演(っていうんですかね?)の配信だけ観ました。ほんと素晴らしかった。
なのでこのおふたりの歌をいつか生で聴いてみたい、でもファンが沢山いるだろうから2人で歌うところをだなんて贅沢は言いません。
望海さんと真彩さんそれぞれでもいいから、一生に一度でいいので、生で聴いてみたいなぁ…とゆるく考えていました。
今回、それが叶うかもしれない…
しかしわたしはアーティストのライブやイベントには何度か足を運んだことがあるけれど、ちゃんとしたミュージカルって実際に足を運んだことがない…かも…(地方在住なもので…興味はあるけど東京かぁ〜、なんて思うとなかなか…)
お作法的なものもライブとは違ってむしろ舞台に近いんだろうな、舞台も片手で数えるくらいしか観てないな…と思ったら自分の中でハードルが上がってしまい、さらに
「これ、すぐにチケット売り切れるんじゃない…?」
と思って半ば諦め、いつやるかすら頭に入ってなかったんですけど。
開催数日前にふと目にし、もう売り切れてるかな…と思いながらも検索したら若干だけどまだチケット取れる!
S席とかは厳しいけどB席ならなんとかお財布から捻り出せる!
ということで思い立ったが吉日で意を決して購入。
(前置きほんと長すぎますねごめんなさいね)
そして当日。
外には機材等を積むのであろうトラックが確認しただけで5台もいてそれだけで慄く…舞台装置もだし、オーケストラも帯同してるからそうなるよな…
ホールには上品且つ華やかな服装の人達。
いいですね〜こういう雰囲気。
周りを見渡すと、オペラグラスを片手に舞台の見え具合を確認する人があちらこちらに…
あーそっかーオペラグラスか〜…(筆者はほぼ一番後ろの席)
わたしはライブとかコンサートとかだとどれだけ遠くても音さえちゃんと楽しめればそれでいい派なので、オペラグラスなんて持ってもいなかったのです…時すでに遅し。
そういえば原作の話もよくわかんないし柿澤さんがジキル役って事くらいしか知らないぞ(だめすぎる)(すみません他にも贔屓にしている人達が複数おりまして諸々おっつかないんですという言い訳)
なんてごちゃごちゃ考えていたら客電が暗くなり…開演。
誰か出てきた…あれ柿澤さんなの?(とか思っちゃうからやっぱりオペラグラス用意しようね)
いや歌うま!!!!!!!!!!
そりゃそうなんだけど激うま!!!!!!!!!!
もっと歌番組出よ????????
(いやテレビよりステージの方を重視してほしくはあるけど、この歌声はもっと知られていいと思うので)
そしてオーケストラの皆様の演奏も素晴らしい。
オーケストラのコンサートには何度も足を運んでいるのですが「ミスが許されない現場」ですよね…聴くほうは何も考えずに聴いている(※筆者の場合はです)けれど、ものすごい努力の上に成り立っているんだよなあ…ってミュージカルっていう角度からやっと気付いた…
っていやまって?次から次へと歌激うま踊りも激うまな人達が出てきてひっくり返りそうになったよ????????????
10代とかでこんなミュージカル観てたらわたしもやりたいって思っちゃったかも…いや歌ヘッタクソだし踊りなんてもってのほかですけども。
いやしかし本当に遠目で誰が誰なのかわからない…
栗原英雄様(鎌倉殿〜で大江広元を演じたのがご縁なのか寒河江市の親善大使を務めてくださっている!!!)はなんとなくわかった…
大江殿の時もイケボ☺️って思ったけど別な役で全然違う声色(それもすごい)でもイケボ☺️
大江殿と実朝がこうやって共演するとか胸熱だわ…
まぁこの2人…いや、鎌倉殿〜のネタバレは念の為やめときます…
そしてなにやらヘンリー(ジキルね)が婚約するって。
お相手のエマ…Dream Amiちゃんだったんだけど、こんなに歌めちゃうまだったなんて…!ビブラートもめっちゃすごいし(語彙力皆無)ガチでお姫様みたいだからもっと広まってほしい…いや知らなかった自分に反省。
んでこれから結婚までの間にちゃんとせえよ的な話?
でも独身最後にハメ外そうぜって言っていかがわしいショーパブ(?)にヘンリーを誘ってしまう親友のジョン…いやいまストーリー見たらショーパブどころじゃなくて売春宿?!?!!?!ヘンリーは他の人から見たら堅物ってやつなんだろうから遊ぼうぜってなるのはわかるけどそんなとこでなくてもよかったのでわ…んで思えばこのジョンの行動が全ての元凶だったのでは…
そこで繰り広げられるいかがわしいショー(?)でヘンリーは娼婦のルーシーに出会ってしまう…
ってそのルーシー役が真彩さんでして、ほーーーーーーーーーーーーーんとにおうたが素晴らしい!!!!!踊りも素晴らしい!!!!!
本当に一番上のほぼ最後列にいたのに感情揺さぶられる歌声…チケット買えてほんとによかったぁぁぁ(´;ω;`)
んでルーシーの「自分ですれば?(※下ネタ)」の言葉を勘違いしたヘンリーは開発した薬を自らの体で実験するという手段を強行してしまう…
ここではちゃめちゃに希望溢れる歌うたってんだけど…
んで薬が効いてきてまさに七転八倒とも言うべきやばいことになってんのに、記録には「身体の変調、なし」みたいなこと書いてて…
ごめんなさいここでクスクス笑いが起きてたんだけど筆者は「えっいや自覚ないの?やばくね?」って思っちゃって…笑うとこだったのかな…表情読めないし、このへんむずい。
…で、で、現れたハイド。
玩具で遊ぶみたいに司教の命を奪ってしまい…
このときの演技も歌もめっっっっっっっっっっっちゃすごかった。
雷が落ちてそこから離れてるのに木の下にいたから感電するみたいな感じですごかった(意味不明)
とんでもなくすごかった。
(すみませんねすごかったしか言えなくて)
歌声にやられて呆然としたところで休憩。
…いや、ここで休憩入れてくれないとこっちが失神してしまいかねない…
第二幕。
薬を飲むまでは清廉潔白なヘンリー。鎌倉殿〜の実朝も基本穏やかな感じの人だったから、ハイドになった時のほんとに「悪いことしかしねえよケケケケ」感が…ほんとにギャップがすごすぎてびっくり…
あと個人的には良い音楽とか良い歌とか聴きたいので、柿澤さんや真彩さんをはじめとした歌のすごさにすげ〜ってなってました(語彙力皆無)。
なんだけど、物乞いしてた人に奪ったアクセサリーをあげるとか、そもそもヘンリーを馬鹿にしていた人達(何も知らない人達からはいい人って思われてる?)の命を奪うとことか…ハイドのしたこと全てが「悪」とは必ずしも言い切れなくて…
人によって、角度を変えたら善と悪って変わってしまう…?んじゃどうやって切り分ければいいの???
みたいなことをぼんやりと考えてもいました。
まぁ何も悪くないルーシーのこと傷付けたのは完全に悪ですけども!!!!!!!!!!
ルーシー。゚(゚´Д`゚)゚。
ってなりました、根本的にこんなこと考えると怒られるかもしれないけど「歌う暇があるならはよ逃げろぉぉぉ。゚(゚´ω`゚)゚。」ってなりました…いやそれでも間に合わなかったかもですけど…
んで柿澤さんの善と悪の対決?ジキルとハイドが自分の中で戦うやつ…あれほんとすごかった…ほんと語彙力なくて申し訳ないんですが「すごい」しか言いようがなくて…
特にハイドの声、地獄の底から響いてくるみたいでまじですごかった…そういう声で歌うし…
あとどの場面だか忘れましたが、たぶん街中の喧騒みたいな(なんて言えばいいのか)
オケピを隔てて、そこに19世紀のロンドンの空気が流れていて…(いや当時のロンドンの様子とかわかりませんけども)
こんな地方都市…いや田舎でこんな空気感を味わえるなんて、って謎に感動してました。うまく言えないんですが。
そしてヘンリーとエマの結婚式へ。
あ、ここは謎に伏せときますか…なんとなく…
そういう終わり方なのか…スティーヴンソンさんはどういう想いでこの物語を作り上げたんだろなあ…
幕が下りて、終演。
終わらない拍手。
すると出てくる出演者たち。
カテコってやつ!
何度か出てきてくれて(っていう言い方でいいのかな)
ストライド役の畠中洋さんが山形のご出身なんだそうで!「以後お見知り置きを」って仰ってて。
んでちょっとだけ花笠踊ってました。「チョイチョイ」まで。
それ栗原さんに教えてあげてください(笑)
栗原さんのTwitter観たらまた山形に来ていただけそうな雰囲気だったので(主に寒河江だと思うけど)。
で、完全に終了。
グッズまで買う余裕はなさそう、と思ってたけど、我慢できずに帰りにプログラムだけ購入。
いやこれは買ってよかった!
プログラムだから曲名載ってるし主要キャストの長めのコメントにクロストークも!
個人的には読み応えあるプログラムありがてぇ…🙏
しかもこれで2,000円とか…安すぎじゃん…?
しっかし、柿澤さんも真彩さんも一度でいいから生で歌声聴いてみたいって思ってたけど、こりゃまた聴きたくなってきちゃってるな…
んで演目を堪能するにはやっぱりS席で観るほうが良いんだろうな…素敵なお値段するからそれこそハードル高いですが…
とりあえず、筆者はオペラグラスを買うところからはじめます…
ともかく、山形に来てくださったキャストの皆様、スタッフの皆様、本当に素晴らしいミュージカルをありがとうございました!!!
そしてこんなとりとめもないし冗長なのに最後まで読んでくださったおかた(いるのかな)、ありがとうございました!