fantasia*diapsida

とりとめのないメモの山

Feldubung in Nagano:2

2007-07-25 00:00:00 | biologie*
フィールドで採集するのは楽しいですね。


イシノミ目(古顎目)Archaeognatha
イシノミ科 Machilidae
ヒメイシノミ属 Pedetontinus sp.

こいつは湿ってコケの生えたような岩肌にいます。
身体は鱗粉で覆われ、捕まえようとすると腹を地面に打ち付けてジャンプします。
私は林のデカイ石の下から、子どもも見つけましたよ☆
大顎の関節が1つしかないあたり、昆虫でも古い仲間に入りますね。



シミ目(総尾目) Thysanura
シミ科 Lepismatidae
セイヨウシミ Lepisma saccharina, Linne


こいつを見つけたのは屋外ではなく、屋内。
衣魚や紙魚と書くとおり、ちょいとヒンヤリした隙間にいる銀色のしなやかなヤツです。
鱗粉をまとっていて、これが銀色メタリックに鈍く光る様は最高にイカす!
こいつの大顎の関節は2つ。(Feldubung in Nagano:1の3番めのバッタのスケッチ参照)


やっぱりと言うか何と言うか、ちょいと古代生物的なヤツが好みで、
ついついそっちの方に足が向いてしまいます。イシノミなんてもろに石炭紀的なヴィジュアルじゃん。



オマケ。ザトウムシ。どこにでも出現する、クモの仲間。



BLOG内LINK:
 ・Feldubung in Nagano:1
 ・Feldubung in Nagano:3
 ・Feldubung in Nagano:postskriptum

 ・Feldubung in Chiba:


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