goo blog サービス終了のお知らせ 

サボテンが花をつけている

シャア・アズナブル役の池田秀一さんに絡めて、出演されている作品の感想を語っています。

#161 ゼータガンダムエース NO.003

2006年03月01日 | ZダムA
 映画の公開にあわせて、ゼータガンダムエース#003発売。

 さて、こちらも富野監督の「ZGⅢ」が掲載されています。3部作なのに2部作にしか見えないとか、お化け映画にはなっていないとか、ニュータイプ論とか。最後は映画をもっと作りたいと、締めてらっしゃいます。Gacktは、「『Zガンダム』は女性の物語だから、その視点で見ると、新しい発見があるはず-」ということで、自身がクリエイターとしての視点から語られています。でも、第1部ほどの感動はなかった・・・とあるので、こちらも興味深い。

 カイ・シデンのレポート。こちらも面白い。あと、古川登志夫さんのインタビューが珍しくてよかった。さすがに池田さんや古谷さんの話はよく聞こえてくるけど、古川さんの話はあまり聞こえてこないので、貴重なのではないかと。印象に残っているシーンは、ミハルとか、マチルダ中尉のところだそうです。ことぶき先生のコミックをべた褒めされています。人間が描けていると。

 あとは、島田敏さんのインタビュー。第三部で注目してもらいたいところは、「いかに女を騙すか、騙せるか。芝居がかったシロッコならではの台詞回しです」とあります。レコアを口説くシーンが要チェックですね。

 それと、北爪宏幸さんと榊原良子さんのスペシャル対談。榊原さんが、北爪さんの描くハマーンをちゃんと理解されて読まれているのと、北爪さんのことを、「広い社会性を持っていて、失われつつある男性の美学がセリフに組み込まれているのが嬉しかった」とあり、また北爪さんからも榊原さんの第三部の演技に対して、「ハマーンのプライベートの心情がちょっとずつ、垣間見えるようなトーンが入っていて、その結果人間として非情に怖いとか企んでいるというところが出ていたと感じたとあり、話し方のトーンを変えているところが印象に残った」とありました。この対談、なかなか素敵でした。

 と、書きつつも一番面白かったのが、内山ラミさんの「クワトロ・バジーナの夢であいましょう」!

 特に、クワトロとの出会い漫画が傑作!! クワトロの印象が、「おとなしい」「仲間からスルーされる」「意味不明なことばかり言う」は大当たりという感じ。冷静に見るとクワトロってホント面白い。あと、『星を継ぐ者』の好きなシーンが大笑い。「母親を助けるために出撃したカミーユを止めようといち早く駆け出したが、全く間に合わなかったところ」「無駄に二の腕を強調するところ」「何度と無くセリフを喋らせてもらえない所」「新作書き下ろしはサングラス越しに目が透けている所」「激しい近視」など。ほんと「激しい近視」だよなーと。(「間違いない、アムロ・レイだ!!」のところ) やはりパロディ好きなので、こうゆうの大好きですね。『恋人たち』のシーンでの、メガバズーカーランチャーを外して「人のせいにするところ」も大ウケ。

 ということで、こちらもなかなか面白かったです。ゼータガンダムエースは今号で終わりかと思いきや、夏ごろ続巻がある様子。まずは、映画の公開が愉しみ♪

#148 ゼータガンダムエース NO.2

2005年10月30日 | ZダムA
 映画の公開にあわせて、こちらも発売。

 さて、巻頭にピンナップが3枚もついています。安彦さんのZガンダムだけど、ヘルメットがあるのであんまりカミーユに見えないかも(汗)。美樹本さんのシャアは安定していますね。裏のMSはよくわからないのでパス。

 漫画は個人的にパロディが好きなので、内山ラミさんに軍配。あとは、白石さんのもなかなか良いけど、もう少しゆっくり追っていけば良いのになあという印象。カイさんとベルトーチカのも面白かった。でもベルトーチカの胸大きくないか?

 飛田展男さんとゆかなさんの対談「寄り添う二人」が掲載されていますが、まだ「恋人たち」を見ていないので、なんとも言えず。観たあとにこの二人の話を読めば意味がわかって楽しめるかも。

 あとは、池田秀一さん、古谷徹さん、川村万梨阿さん、岡本麻弥さんのスペシャル座談会。池田さんのコメントで、「前回の「星を継ぐ者」も2回目に観たときは感じ方が変わってきたりした」とあるけど、私もです!「星を継ぐ者」は2回は見たほうがいいと思います。それから、古谷さんのコメントで、「ベルトーチカが好きになれなかったんです。」というのも、私もですー。アムロの相手なのに、なんでこんな嫌な女が相手なの?って思ったもの。今回それはなさそうなので大丈夫そうかな。それにしても、全体的にやはりベテラン勢のコメントは余裕があるなあ。先月のダムAに掲載されていた新人組の対談では監督にかなり絞られていたみたいだし。

 福井晴敏インタビューも掲載されています。かなり興味深いです。これを読む限り、映画は分かりにくい映画に出来上がっているんだなというのを受けました。

 あとは、ガンダムセンター試験! またしても、1問間違えてしまった・・・。問1のFです。知らないよう~。MS概論は一つわかれば答えがでるから、意外と正解できるのよね。

 まずはとにかく映画を観にいかないとなー。はい。

#101 ゼータガンダムエース

2005年05月29日 | ZダムA
 ダムAと100円しか違わないのに、厚さが全然違う~!あと、No.001とあるから続くのかな?よくわからないけど、こちらも記事を書いてみます~。

 まずは、ピンナップが良い!! 安彦さんと美樹本さんと北爪さんと久織さんのイラストがついているのですが、特に北爪さんのエマさん!これ1985年とあるから昔の絵ですね。懐かしいです~。

 あとは、永野護さんのインタビュー。こちらも興味深いです。そういえば、ZガンダムのMSって、永野さんの手が入っているのがよくわかる。当時は『デザインワークス』って何をやっているんだろう?って思っていたけど、MSの特徴がよく現れている。(今はファイブスター物語も読んでいるのでね)

 あと、当時はMSの配色が気に入らなくて・・・。ファーストのときのMSってわりと判りやすい色を使っていたと思うのに、Zになるといろんな形やいろんな色が出てきて、何がなにやらわかんなかったのよね。ゲームをしてようやく区別がつくようになったというか。まあ、永野さんも言っていますが、「今の若い子たちにもMSが普通に受け入れられて、落ち着いた良い時代になったんじゃないかな」ということなんでしょう。

 永野さんによるキュベレイとガルバルディのポスターが付録でついていますが、どちらも洗練されていて美しいです。ほんとデザイナーなんだなって感じますね。

 カイさん視点の漫画も興味深いです。最後のカットのカイさん、カッコイイ~。(カが多い)

 徳光康之さんのZガンダムのレポート漫画も掲載されていますが、面白いですー。視聴者側にたった視線で書いてあるので興味深いです。

 あとは、声優座談会!「変わりゆくとき 変わらぬ想い」と題し、池田・古谷・飛田・岡本・勝生さん5人の座談会です。座談会って読んでいて面白いんだけど、さて池田さんはどれだけしゃべったんだろうって、あとから読み返すと相変わらず少なくて・・(笑) 抜書きすると「Zはあまり好きじゃなかったけど、あれはやってよかった作品なんだと劇場版と出会って、そう思うようになりました。ちゃんと作られている作品じゃないか。おもしろい作品だと思いました」あとは、「試写を観た後で「年取っちゃったよなぁ」って言ったら富野さんは「いいんです。わかってますから」と言っていました(笑)。」 「ファーストを超えるのはムリだろうと思っていましたけど、『Z』は別の切り口の世界・・・ファーストとはまた違ったガンダムの世界があるんだ、ということがわかって、面白いと思います。皆さんよろしくお願いします」とのことでした。

 最後に、「ガンダムセンター試験」! 実は私100点でした・・・。1級ガンダマーだよ!(笑) おかしいなあ・・・なんでこんなに詳しくなっちゃったんだろう~(笑)