CDシアター ドラゴンクエスト4〈VOLUME3〉とまと あきスクウェア・エニックスこのアイテムの詳細を見る |
本日は、『CDシアター ドラゴンクエストⅣ(VOLUME3)』(1994年)です。
CDシアターとは、小説版のドラゴンクエストシリーズを簡略化したものを音で表現しているCDで、ゲームや小説とはまた違った作品として楽しめる作品となっているようです。
原作に堀井雄二、脚本・監督とまとあき、音楽すぎやまこういち、カバーイラスト、キャラクターデザインいのまたむつみ。ナレーターに石坂浩二、出演は、金丸淳一、小川真司、玄田哲章、八奈見乗児、田中真弓、川村万梨阿など。
VOLUME3の簡単なあらすじ。翠の髪の少年レイは、人里離れた山奥で外に出されず育っていた。そんなある日、勇者狩りにあうがエルフのシンシアのおかげで命を助けてもらう。道中、導かれしものたちと出会いデスピサロとの戦いに挑む。
随分前からこのCDを探していてやっと聞くことが出来た・・・。何年ごしだろう・・・。(あ、でもニコ動とかで聞くことも出来るようです)
一応、VOLUME1も2も聞いたのだけど、池田さんの声を聞くためだけだったら、別に聞かなくてもよかったような・・・(オイ)。1も2も全然別のストーリーというか、それぞれの人間が集まっていく物語なので関係ないし、おまけにCD自体の話もブツ切れというか、それほど繋がってないので、一部の場面を音に起こしている感じだった。やはり小説を読んでおくか、ゲームをちゃんとやってないとダメだった様子。(ドラクエ4はやったと思うんだけど、あまりにも昔で忘却の彼方)
いのまたむつみさんの美麗なイラストが印象的で、声優も豪華。なんといってもナレーターが石坂浩二だし!他にも今時のドラマCDとは雰囲気が違って、舞台的な脚本と演技なので、とても時代を感じてしまった。(言い回しがちょっと古い場面も・・・) 逆に言えば、今のドラマCDより骨太の舞台を聞かされている感じだった。
さて池田秀一さんですが、ラスボスのデスピサロ。勇者の復活をおそれ世界中に刺客を放ち片っ端から捕らえている魔族の首領。エルフで恋人のロザリーを守っていたが、部下の謀略によって人間に殺されてしまったと勘違いし、人間たちを滅ぼそうと化け物に変身する悲劇の悪役。
恋人のロザリーは藩恵子さんで、ピサロもただの悪役ではなく、恋人を守るための悪役という立ち位置は池田さんの十八番のような感じがしなくもないけれど、池田さんファンからみれば似たような役なのでひねりがないというか、ちょっと物足りなかったかな。(2009年の今頃聞いているせいもある)
でも若いです声が!(当たり前) あとやっぱりカッコイイしロザリー相手の優しい声はとーっても素敵。もっとセリフがあっても良かったのに、ちょっと物足りない。
ドラクエ4のゲームやり直してCD聞き直そうかなあ。