サボテンが花をつけている

シャア・アズナブル役の池田秀一さんに絡めて、出演されている作品の感想を語っています。

#126 宇宙皇子

2005年07月31日 | アニメ
 本日は、アニメ「宇宙皇子」(1989年)です。

 原作は、超ベストセラー作家 藤川桂介の「宇宙皇子」。角川アニメの全盛期に劇場で公開され、人気イラストレーター いのまたむつみの美麗なイラストがまた人気を呼び、当時大流行していた。ちなみに同時上映は「ファイブスター物語」。な、懐かしい・・・。(でも、劇場には足を運んではいない)

 小説は、地上編(全10巻)・天上編(全10巻)・妖夢編(全10巻)・煉獄編(全10巻)・黎明編(全8巻)と延々と続いていた模様。アニメの内容は地上編のダイジェスト版らしい。時は西暦672年。壬申の乱のさなか、頭に角を持つ子が生まれた。両親は死に金剛山に住む役小角の修験者として育てられていたが、朝廷の圧制に苦しむ民を救うべく身体を張り、神となって成長していく物語。

 ただ、このアニメは原作ファンには消化不良の作品らしく不評だったような・・・。私的には原作を読んでいないので、アニメだけでは腑に落ちない作品でした。まず平民の子に生まれて金剛山で修行しているのに、なぜ「皇子」と呼ばれているのか未だもって謎。あと妙に間延びしていたような・・・。広国(ひろたり)との戦いは超能力戦なわけ?とか。不動明王になったり、羽が生えて空飛んでいたり、途中から眠くなり沈没。

 さて、池田秀一さんは、魚養(うおかい)という盗賊の頭。藤原不比等を殺すべく邸に乗り込むが妹を人質に取られ最後には「皇子・・・」と言って死んでしまいました。姿は腰まである長い黒髪で右目は隠れている。動きは忍者のようでなかなか強い。妹は紅梅の下で拾った娘で川原のシーンでは「ハハハ~♪」と戯れていました。影のある悪者風を装いつつ実は良い人だった、という感じ。

 なかなか印象深い役だったので、このブログを始めたときにすぐ書こうと思っていたのだけど内容はすっかり忘れていていたからちゃんと借りて書こう!と思っていたのにこのビデオなかなか見つからなくてー!!!(天上編は置いてても、地上編はほとんど置いてない) ようやく借りられてやっと書けた。あー気が済んだ♪

#125 SEED DESTINY PHASE-41

2005年07月30日 | SEED DESTINY
 SEED DESTINY PHASE-41 リフレイン です。

 やっぱり総集編でしたね~。しかし、キラの行動心理が納得できないなー。今回辛口です。

 ということで、病床のアスランの独白から。「メイリンまで巻き込んで。結局何も出来ないまま・・・。」でOPへ。Aパートはアスラン視点のまとめって感じでしたね。あら、イザークだわ♪ 

 「議長の言葉に真実を見たからこそ、剣を手にした。そして、ミネルバと共に戦った。戦争を止めるために戦う・・。」って、確かにアスランにしてみれば戦争を止めるために何かしようとしてモビルスーツに再び乗ったつもりだったけど、結局議長にとってアスランは、その高い戦闘能力を戦争の道具に使うために欲しかった存在ですからねえ。

 で、キラのセリフで「カガリは今泣いているんだ!」ってさー。

 前に見たときはあまり感じなかったけど、今回「カガリが泣いている」ってだけで、「僕行って止めてくるよ」って戦場に出るキラって変というか、それこそ「いたずらに混乱させるだけ」だって本当に判ってないのかな。

 Bパートはキラ視点。「なぜザフトはアークエンジェルを、エターナルを攻撃するのか」って、決まっているじゃないか!貴様が最強の兵だからだ!(笑) ・・邪魔者は排除するですよ。

 しかし、キラって議長に不信感は募っていても地球連合軍は? 最初にプラントを攻撃したのはジブリール達だったと思うんだけどー。そっちはいいのかい。あ、またフレイだ。しつこいなー。お、アズラエルだー。クルーゼだー。そしていつものミリィの怖い顔。もういいって~。

 「戦いじゃなく、言葉で、話し合いで判り合える道を探そうって」云っておきながら、画面は新しいストライクフリーダム登場ってなんで?! おかしくない?!! 話し合いする気ないでしょ。

 「一生懸命戦っているカガリ達のその努力を打ち砕こうとするなんて許せないじゃない」って、はあ~?って感じ。誰だ!こんな子供に兵器を持たせるヤツは!!

 エンディングはビックリしたー!で、次回予告はドムですか。やっと登場~。

 議長もなー。偽ラクスを登場させたり、ラクスたちを暗殺しようとしたり、アスランを殺そうとしたりするから、変なんだよな・・・。なんだかチグハグというか信用のおけない人物に描かれてしまっているような・・・・って書き逃げ。(苦笑)

#124 ダムA9月号

2005年07月26日 | 月刊ダムA
 今月号は、「ZガンダムⅡ恋人たち」のアフレコ現場レポートが掲載されていました。

 フォウ・ムラサメ役がゆかなさんという方になっていますが・・・どうなのでしょう? だって、ガンダムシリーズはどれも拝見したことがないなんて・・・。ちょっと不安だったり?!シャアはキスシーンがあるって書いてあるけど、誰と?レコアさん?あと、気になるのは、ベルトーチカは変わらず川村さんなのかしら・・・。

 「ジ・オリジン」はキャスバルより、ガルマが可愛くて~♪(今月はそれだけ?それだけです。ハイ)

 「ジ・エッジ」は、ハイネ活躍。アスラン視点だから、シンとステラのシーンがないのね~。

 「乾ダム」の「百四季」を売りつける「桑登呂」さんがなかなか良い~。「会蠢(えうご)」も確かに文字ヅラが気持ちわるい(笑)。

 池田秀一さんのお悩み解決コーナーは、転職に関するお悩みでした。「池田のつぶやき」では、高校生らしき若者に助けてもらったことが書いてあったけど、シャアか議長の声でセリフの一つでもしてあげれば喜んだかもしれないのに~なんて思ったり。きっと普段の声だとバレることはないんだろうなあ~。

 あと! 来月の幕張では「古谷徹・池田秀一トークショー&サイン会」ってあるから、行きたいな~って思ったり。(でも多分行かない)

 ・・・うーん。なんだか今月号って、ちょっとイマイチ?! でも、ラジオCMはまあまあ面白いかな~。

#123 ぼくパタリロ!

2005年07月25日 | アニメ
パタリロ!DVD-BOX 1

ハピネット・ピクチャーズ

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 本日は、テレビアニメ「ぼくパタリロ!」(1982年)です。

 「パタリロ!」とは、魔夜峰央のギャグ漫画で、当初は「花とゆめ」に連載され、現在でも連載される長編少女漫画。

 常春の国「マリネラ」では、ダイヤモンドの輸出を主な産業とし、9歳にして大学を卒業し、10歳の時に国王である父親が心不全で亡くなったために息子である「パタリロ・ド・マリネール8世」が即位した国。その国王「パタリロ」が、エリート組織のタマネギ部隊を抱え、イギリス情報局秘密情報部MI6の少佐であるジャック・バンコランや、マライヒたちを従えて(?)、日々騒動を巻き起こす話。1982年にテレビアニメ化され、また、2005年『パタリロ西遊記!』がキッズ・ステーションにてテレビアニメ化されました。

 パタリロ役に白石冬美さん。警視総監に永井一郎さん。タマネギ部隊には、古川登志夫さん、古谷徹さん、塩沢兼人さんと、ガンダムに出てくるメンバーも多い作品で、全編パロディとギャグと同性愛をテーマにしたアニメで、随所に突如として出てくるクックロビン音頭も一世を風靡した(と思う)。

 さて、池田秀一さんは、第27話「おちょくり24時間」に、「国際ダイヤモンド輸出機構」が送り出した刺客である「ドクトル・ザンゲ」役で登場。本当は凄腕の殺し屋のはずなのだけど、パタリロの手に掛かると全ておちょくられてしまい、結局いつのまにやら自滅してバンコランに逮捕されていました。

 でもでも!声が若い!!おまけに、パタリロを相手にしているから、「なんのこっちゃい」とか、「あほか、こいつら」とか云って振り回されているのが新鮮♪ ま、でも池田さんにとっては、あんまり良い思い出じゃなかったかもなぁという感じ。私は面白かったのだけど。

 というか、「パタリロ!」は小学生の時にハマっていて、「りぼん」や「なかよし」から「花とゆめ」に乗り換えたぐらい好きでテレビも見ていた覚えがあるし、クックロビン音頭も歌える。最近ではコミックの「パタリロ源氏物語!」も買ってしまった。(さすがに78巻まで買い揃えるほどのファンではないけれど)

 ・・・しかし、当時の「花とゆめ」って、河惣益巳や本橋馨子の漫画など、今から考えると同性愛の作品も多く、特に不思議とも思わず面白く読んでいた小学生の自分ってどうなのだろうと今更ながら感慨に耽ってみたり・・・。

 そういえば、現在キッズ・ステーションで放映されている「パタリロ西遊記!」では、バンコランが子安武人さんだった。き、気になる・・・。

#122 SEED DESTINY PHASE-40

2005年07月24日 | SEED DESTINY
 SEED DESTINY PHASE-40 黄金の意思 です。

 今回は出遅れ組です~。

 昨日は、緑が多い山の上のビアガーデンでビール飲んでいて(気持ちよかったー!)、下界で電車が止まっているなんてさっぱり知らなくてー。確かに結構揺れていたんだけど、そんなにすごいとは思わなかった。家に戻って録画したのを見ていたら、テロップがずーっと流れていたのねー。そういえば、放映当初を思い出してしまったり・・・。

 さて、そんなことは置いておいて、いつものごとく参りましょう。

 シンは悪夢にうなされるところから。レイに「優しすぎるおまえ。それは弱さだ。それでは何も守れない」って、レイが強すぎるのでは。しかし、シンが悪夢を見るのって、ちょっと今更な感じもしたり・・・。

 シンはネヴュラ勲章を受章。おまけに、議長からシンとレイにフェイス任命。その後の議長とタリア艦長の会話が面白かった!なんか熟年夫婦みたいなんだもん。おまけに「わかっているさ、それも。なんだ?!」って、「なんだ」はいきなり偉そうにしゃべっているし。わはは。議長がうさんくさくて、ヘタレで、かわいい~♪

 セイラン家に匿ってもらっているジブリール。議長が宇宙に戻り、自分も戻ってレクイエムが流れればすべて終わるって、またソーラレイみたいなのがあるのかしらね~。最後は宇宙ってこと?

 ユウナの演説が鼻にかかってキモチワルイ~~!(笑) アーサーはとうとうタリアさんに、「黙って」って言われちゃいました。

 まあ、いろいろあったけどすっとばして(笑)、「アカツギ」登場。金色眩しい~~。カガリ号泣。これはオーブのなんだ~。しかし、強すぎない? 随分前に作られたにしては。んでもって、ユウナは本当に情けない・・・。

 ミネルバがオーブに到着。シンが発進。フェイスとしての権限でって、タリアさんご苦労さまだよね。カガリがシンに楯突いたって、実力の差がありすぎるのでは。

 うーん、今回ってテロップもあったし、録画で観たせいか、集中して見れなかった。話もなんだかなーって白けちゃって。次回は総集編かな。

#121 るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 追憶編

2005年07月24日 | アニメ
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編 ~特別版~ [DVD]

SME・ビジュアルワークス

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 本日は、OVA「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 追憶編」(1999)です。

 人気コミック原作のオリジナルビデオアニメ。監督は古橋一浩。脚本に十川誠志。キャラクター・デザインは柳沢まさひで。

 この作品では、剣心が野党に襲われ、比古清十郎に助けられるところから始まる。その後人斬抜刀斎として名前を馳せ巴と出会い別れるまでの話。・・・なんだ?!このクオリティーの高さは!!

 同じ監督でスタジオも一緒なのに、どうしてこんなことになるのか不思議なぐらいテレビとは全く違う仕上がり。もちろん漫画の雰囲気とも違う。人物の顔も、よりリアルになり、アクションも映像美で見せる。音楽もオーケストラを使用し、重厚感が増している。日本のアニメとして海外に出しても遜色ない出来なのではないかって思ってしまった。作品のレベルも高いし芸術作品の域でしょう。監督たちスタッフの熱意も感じられました。

 ・・・と、書きつつも、個人的にはちょっと暗くて・・・。友人にも薦められていたのであまり否定的な意見は書きたくないのですが。

 そういえば、剣心の頬の傷の付け方は、こちらのがリアリティがあると思う。でもことあるごとに血が出てきたり、残虐シーンも多いし最後のほうで巴の婚約者が出てきたときにはホラーかと思ってしまったり・・・。

 さて、池田秀一さんはこのビデオでは1巻と4巻に登場。ただ4巻はほとんど出ていない。テレビ版の時のような、おちゃめな感じは全くないけれど、テレビ版とはまた違った渋い演技が堪能できます。

 私的にはちょっと苦手な作品だったけど、完成度は高く一見の価値がある作品では。

#120 SEED DESTINY PHASE-39

2005年07月16日 | SEED DESTINY
 SEED DESTINY PHASE-39 天空のキラ です。

 随分、脚本が良くなってきているような・・・。やっぱり、キラが主役だと脚本もよくなるってことなのかな。最後パロっている気もするけど。 

 ということで、メンデルコロニー。そしてエターナル。バルトフェルドがラクスに「次はオーブが狙われる」と発言したことを問う。「オーブは強い国ですから」ってそれだけですか。それからラクスは、「議長は新しい世界秩序を作ろうとしているのではないでしょうか」って、そうねー。なるほどー確かにそうねー。

 新しいOPは、2回目にしてもう慣れました。いいんじゃないですか、これはこれで。今は素直にそう思う。

 ロゴスのメンバは捕まり、ジブリールは行方知れず。議長は「また面倒なところへ逃げ込まれていないといいがね」って、これは布石ですね。ルナはシンを心配している感じ。

 ベッドの上のアスラン。カガリに「死にたいような気分だが」って随分堪えている様子。「やめろよ、そうゆうこと云うの。誰も嬉しくないから」「ごめん」って、この辺の会話結構良いかも。アスランがメイリンに対して「ほとんど話したこともないのに、俺甘えて、巻き込んで」って自覚あったんだ! それをちゃんと発言しているのは良い傾向だと思うよアスラン。「オーブを守りたかったんだろ。俺は焦ったのかな」って、そうゆうふうに分析してたんだ。

 ダコスタくんが持ち帰った資料に、議長が提唱するDESTINY PLANの一部が。おおおー、もう少し詳しく知りたい! 

 ザフト軍に見つかり、エターナル発進。ラクスは「勝ちたいわけではありません。守りたいのです」。アスランの一押しで、キラはカガリに「ルージュ貸して!」。マリューさんの「ブリッジの通信コードは覚えているのね」って、こっちも切ないですなー。

 エターナルとザフトの戦闘。エターナルの絵の動きもなかなか。キラは宇宙(そら)へ。ルージュはいつの間にカラーを塗り直したんだか。間に合ったけど、ルージュボロボロ。そんなに性能違うのかなー。エターナルに収容後、キラとラクスの逢瀬は後でやれ!(笑) ストライクフリーダムの登場は音楽まで効果的。OSの書き換え?も早口でかっこいい。え?ザフトのなの? 

 うわー、すごいーよー。金色に光って、ピキーン!ファンネル?! さすが、キラさま強いな~~。相手の艦長は「わずか2分で、25機のザクとグフが全滅だとっ!」って、コンスコンがいるよ!(笑) アムロは12機のリックドムを3分だっけ。やっぱりキラのが上ということを見せ付けているのね。この際、「あのモビルスーツは、化け物か」まで言わせればよかったのに。

 次回予告。「討つべきはジブリール。間違ってはいない」ですか。金色MSはカガリのなのね。茶色髪の人は誰ですか。

 だんだん面白くなってきたけど、フレッツのCMは本当にシャレになってないなー。

#119 逆境ナイン

2005年07月15日 | CD・カセット
逆境ナイン 6 特別版 (小学館プラスワン・コミックシリーズ)
島本 和彦
小学館

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 本日は、ドラマCD「逆境ナイン」(2005年)です。

 「逆境とは、思うようにならない境遇や、不運な境遇のことをいう!!」

 1988年に「少年キャプテン」で連載された島本和彦原作の漫画で、現在は劇場でも公開されている作品。最近新装版として新たに出版され全6巻。ドラマCDは、第6巻に初回限定版として同梱。

 全力学園野球部キャプテンが、突然校長に「廃部だぁ!!」と言い渡される。しかし、熱い男「不屈闘志」は、逆境にこそ燃え、逆に校長に「ここのスミに、でっかい深紅の優勝旗を置きたいと思いませんか!?」と大ボラを吹く。相手チームの策略や、部員たちの危機、せまる追試の恐怖、甘い恋の罠など、次々と逆境に襲われるが、不屈の闘志で立ち上がり夢の甲子園を目指す!!

 作家の島本和彦という人は、前から気になる存在だったのだけど、一度も読んだことがなかったし、いい機会だと思って全巻購入してみました。すごい!!バカバカしいけど面白い!!全編を通して、「無理が通れば、道理が引っ込む」という感じで、「ありえねー!」って思うけれども、勢いに負けて面白いと思ってしまう強引さが素敵♪

 ということでドラマCDは、漫画のダイジェストとオリジナルドラマの2本立てになっていて、ダイジェストのラストではこれまた熱い水木一郎氏が歌う『炎の笑顔』が入っていました。オリジナルドラマの方は、日の出商業に勝った後全力で戦ったダメージが酷く全力で休むために温泉に行くことになるが、やはりここでも逆境が待ち受けていたのだった!!という話。

 不屈役の櫻井孝宏さんは、漫画のイメージ通り全編通して熱く演じていた。けれど、熱演していたといえば、校長!! この校長は内海賢二さんだけど、相変わらず熱い!!

 さて、池田秀一さんは社会科の臨時教師で特に歴史の実践の歴史を得意とする「サカキバラ・ゴウ」役。これまた熱くカッコイイ役なので、漫画を読んでいる最中池田さんのやる役がすぐに分かった。しかしドラマCDでは、格好いいことは格好いいんだけど、漫画より静かにしゃべっている感じがするので、ちょっとイメージが違う。もっと校長のようにグワッー!!って演じてもらいたかったな~。

 おまけに私の好きなセリフの「「それはそれ」!!「これはこれ」!!」が入っていないー。代わりに「地球の資源だって無尽蔵ではない。資源は大切に扱わねば、いつか人類は、自分の首を自分で締めることになる」や「フフフフフ」というセリフが多くて、格好いいんだけど、なんだかサカキバラ・ゴウというより、いつもよりちょっと熱くて独り言の多い赤い人っぽい感じでした。そういえば、サカキバラは二日酔いになっていたけど、池田さんも実感しながら演技してたりしてー。

 最後に「島本和彦の漫画チックにいこう!逆境ナイン特別編」が入っているのだけど、もしかしたら、不屈の櫻井さんやサカキバラの池田さんより、島本先生がやった方が一番イメージに近いんじゃないかと思ってしまいました。

 全編通じて良く出来たCDだと思うし、水木一郎さんの歌も入って、島本先生の声も聴けて、池田さんもよくしゃべっているので、なかなかお買い得なのでは。

 ちなみに、島本先生のアニメ店長のHPで、池田さんのコメントが掲載されていたので興味のある方はこちらへ。

#118 新世紀サイバーフォーミュラSAGA INSPIRE Ⅰ

2005年07月14日 | CD・カセット
 本日は、イメージソングCD「新世紀サイバーフォーミュラSAGA INSPIRE Ⅰ」(1997年)です。

 これは、「キャラクターズ・イメージソング&サウンド・シアター」と題し、SAGAからハヤト(金丸淳一)、アンリ(結城比呂)、めぐみ(柊美冬)、加賀(関俊彦)、名雲(池田秀一)、グーデリアン(島田敏)、ハイネル(置鮎龍太郎)、あすか(三石琴乃)が、各自のキャラクターにあった曲を、本人が唄っているCDでした。

 関さんの声って歌うと透明感がある感じ。そういえば「笛はうたう」を思い出してしまった。昔よく観ていた。懐かしい~。他の皆さんも基本的に声が出ている。さすが声優さん。

 さて、池田秀一さんは、関俊彦さんの次の曲なので聴く時は超ドキドキ。で、1フレーズ唄ったと思ったら、しばらく語り。サビをちょこっと唄ってまた語り・・・。なのであんまり唄っていないです。まあ甘い・・・のかなあ。ヘタではないです。

 うーん、買って損もないけど得もないって感じでしょうか。とりあえず池田さんが歌っている貴重な1本ってことで。

#117 アークザラッド

2005年07月10日 | アニメ
Arc The Lad Vol.3 [DVD]

SME・ビジュアルワークス

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 本日は、アニメ「アークザラッド」(1999年)です。

 監督は川崎逸朗。脚本・シリーズ構成に面出明美。キャラデザインは菊地洋子。大ヒットしたプレイステーション・ゲーム『アークザラッド2』を原作にWOWOWにてテレビアニメ化された。全24話。

 簡単にあらすじを。炎の精霊を操る少年エルクは、幼少の頃に精霊の力を利用しようとする組織に村を焼かれてしまった。その後「白い家」と呼ばれる研究施設に囚われるが脱走に成功。ハンターであるシュウに拾われ、若いながらも一人前のハンターとして生き、村を襲ったのは世界的指名手配犯であるアークと信じ復讐を誓っている。一方アークは、本当はスメリア王家の血を引く正統な王なのであったのだが、アンデルに濡れ衣を着せられ世界的指名手配犯となりつつも、信じる仲間と共に巨大飛行船シルバーノアに乗り王都を奪還するために闘っていた。そんな二人が出会い、誤解が解け共に「闇の支配者」に立ち向かうのであった。

 ちなみにゲームはⅠ、Ⅱとも、とりあえず買ってはいるけど、まだ開封もしていない状態で単純にアニメの感想のみということでご容赦を。

 OPの音楽と映像は上手くてこれは期待できそうか?!と思ってみたけど、つ、つまらない・・・ごほごほ。全てにおいて妙に間延びしている。演出が悪いのかなんなのか。またグロテスクな描写も多く途中で見るのを止めようかと思ったぐらい。エルクの性格もあまり納得できるものでもないように感じたし。

 ただ1クール終了間際の「白い家」と、2クール終了間際の「闇の支配者」との対決はまあまあ良かったかな。けれどもう少しアクションシーンに力を入れても良かったのでは。マシンガンの音もダサダサ。どうしてOPの絵だけあんなに出来がいいのか不思議なぐらい。おまけにアークとククルのベタベタラブラブっぷりはすごかった。これが2時間映画だったら許せたかもしれないけど、24話で12時間でしょう。時間とお金がもったいなかった・・・なんて思ってしまった。(すみません!)

 うーん。かなり辛口になってしまった。ゲームはきっと面白いのだろうからそっちに期待してみようと思います。

 個人的にはアーク役の結城比呂さんの落ち着いた声は、あまり聞いたことがなかったので新鮮でした。クライブの飛田展男さんは、美形で狂気入っている人物を演じるのはお手の物って感じで圧巻。

 さて、池田秀一さんはエルクの先輩ハンターである「シュウ」。かなりの美形兄ちゃんでかっこよくて腕もたつ。ジャズシンガーの彼女を持ちスリムな長身で颯爽とした身のこなし。得意技は忍者走りと手裏剣。途中、エリクの無茶な運転で飛行船から放り出され怪我のためしばらく退場。見せ場はトッシュとの対決かな。結局、最後まで物語の進行には絡んでこないので、いまいち目立たない。あ!忍者だから!?

 結局・・・うん。ゲームを頑張ろう・・・。

#116 SEED DESTINY PHASE-38

2005年07月09日 | SEED DESTINY
 SEED DESTINY PHASE-38 新しい旗 です。

 どっから突っ込んでいいのかわからない展開になってきました!

 ということで、まずはOPから。うっわー、本当にケミストリーだ。それ以外の何者でもない感じ。基本的にロボットアニメのOPは躍動感あるのが好きなので、違和感が・・・。いずれ慣れるにしてもなぁ・・・。で、オーブの制服姿のアスラン。こっちも違和感が・・・。それからチラッと金色のモビルスーツ!!どうゆうことだ!金色は百式専用なのにー!!そして新たなキャラ登場。議長は顔のアップからなめるようなカメラアングル。そして黒髪長髪をなびかせる~~。最後はアスラン、キラ、シンだけど、やっぱりキラが真ん中なのねん。

 ヘブンズベース。ジブリールはちゃんと猫を連れてきたのね。それから、ミネルバのシンとルナ。ルナがインパルス搭乗に動揺を隠せない様子。「アスランに裏切られた」と言い放ち、「負けないから、だからシンも、ね」って意味が分からない。そして行動がもっとわからない。なんで抱きしめてチユーしちゃうんだ。同病相哀れむって感じ?そしてシンは「インパルスは絶対俺が守るから!」って、そのセリフが出ちゃったら、ルナ死んじゃうってば!

 ヘブンズベースの攻撃が開始され、スティングのデストロイ登場。デストロイは今回5機!アーサーの驚きも相変わらず見せてくれます。一方アークエンジェル。目覚めたアスランの前にはキラが。そして涙が・・・・。受けっぽいなあ、アスラン。タリアが「コンディションレッド発令。総大戦用意!」と言いCMへ。うわ~、Aパートが早かった。

 Bパートは、戦闘シーンが盛りだくさん。対空掃討砲ニーベルング発動でザフトの降下部隊は全滅。ディステニー、レジェンド、インパルスが発進。メイリンが居ないから、別の女性の声。メイリンよりこっちのが好きかも。シンは益々強くなって、やはり「怒り」から種割れ。羽を羽ばたかせて、デストロイをぶった切り。せっかく登場したスティングは、間違いなくコクピットを狙われてあっけなくお陀仏。あらら可哀想に。レイは戦闘シーンになるとあんまり活躍しないなあ。ジブリールは自分だけ一足先に逃げているけど、姑息で小物すぎる。

 結局、ザフトの勝利。キラは「僕たちは何をやっているんだろう。世界は」と云い、満足げな議長の横顔で、ED~♪ こっちのEDは違和感なし。しかし、本当にキラさまたちは何をやっているんでしょう。私も聞きたい。それと、「世界は」に続くセリフは何が云いたかったんだろう?

 EDは議長とタリアは手を取り合っているけど、結局この二人の関係もどうなるんだろう。タリアさんも、議長が来てから議長のペースに巻き込まれているなあ。あっ!後ろには金色のモビルスーツだっ!! もしかして議長モビルスーツに乗るんですか?! まさかね。マリューさんの横にはオーブの制服姿のムウが。そして、最後はやっぱりキラアスか~。

 次回予告は、TMレボリューションの唄だ。虎が相変わらずの格好だよ。そして珍しく宇宙での戦闘なのね。しかし種デスって宇宙でほとんど戦わないんだもの、無重力とかがなくてつまらない。「魂に重力が引かれる~」とか云ってくれないかしらん。

 終わったと思ったら、映画版「鋼の錬金術師」のCMだ。うわっ~!大佐メチャメチャかっこいいっ~!!(あれ?)

#115 トライアングルセッション’99

2005年07月03日 | CD・カセット
「トライアングル・セッション’99」セッション1
カラオケ
マリン・エンタテインメント

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 本日は、ドラマCD「トライアングルセッション‘99」(1999年)です。

 今からそう遠くない未来、国際化が進んだ東京にはいろいろな国の人が移り住み個性豊かなリトルタウンが出来ていた。リトルアジア・リトルアメリカ・リトルユーロ・・・。幼い頃、両親の失踪により別々の暮らしをすることになった日野本三姉妹はやがて出会い、アイドルになる夢を実現するため歩み出す。(冊子から抜粋)

 元はラジオ放送で流れていたのかな?あとTVアニメにもなっているかもしれない。よく知らないけれどとりあえず今回はドラマCDです。

 アイドルに憧れる美人3姉妹が、ラーメン屋のオヤジ・またはかつての敏腕プロデューサークロードに発掘され、アイドルとしてラーメン作りに日夜努力し売り歩く。そんなスポ根ドタバタコメディー。

 長女のアカリ(飯塚雅弓)は天然ボケ。次女のユウキ(榎本温子)は、なぜか関西弁をあやつる突っ込み役。三女のノゾミ(山本麻里安)は夢想化でありつつも、するどいセリフで水を差す。そんな美少女トリオが「オールスタープロダクション」のやり手社長「マダムQ」に見初められ、せっかくデビューさせてあげようと言っているのにラーメンに負けてクロードについていくからおもしろおかしいCDになっている。おまけに新人アイドルとの対決シーンでは、ラーメンの実演販売でパフォーマンス合戦!? 

 個人的にはノゾミの「ぽわぽわぽわ~~~ん」としたしゃべり方が好き。アニメだったらちょっと無理な感じするし。マダムQのぶっとんだ女王様も素敵☆ 

 さて、池田秀一さんだが、ラーメン屋のオヤジ・またはかつての敏腕プロデューサーのクロード。全ジボン屋台連合をバックに持つ。なんでかわからないけど、3姉妹と話すときはオカマ言葉。「クロ~ドよぉ~ん!」って、真面目な池田さんしか聴いたことない人にはちょっと衝撃かも。ただ、マダムQと話すときは普通に戻る。ちなみに最初のナレーションも池田さん。

 ということで、池田さんのオカマ言葉が堪能できるドラマCDでした。全体的になかなか面白いCDで人気があるのも納得デス。

#114 SEED DESTINY PHASE-37

2005年07月02日 | SEED DESTINY
 SEED DESTINY PHASE-37 雷鳴の闇 です。

 いや~、なかなか面白いんですけどね。レビュー書くのは正直しんどいです~。

 ということで、前回の続きから。アスランとメイリンを追うシンとレイ。レイが怖いんですけど!今まで出番も少なく大人しかったのに、いきなりいっぱいしゃべっているし。レイが「撃墜の許可を」に対し、議長は「そうか、分かった。君の判断を信じよう。撃墜を許可する」と速攻許可しちゃいました。タリアさんすかさず「議長!」と声を上げるも、議長に睨まれ「あっ」とだけ。なんか、池田さんと関さんの二人で説得されると怖いものがあるなー。ずるいなあ~。シンは大変だなあ。

 今日は珍しく苦悩する主人公かと思いきや、やっぱり目つき鋭くアスランを叩きのめす展開になってしまいました。うーん、かわいくないなあ。で、手からビーム?なんかポーズがGガンっぽくないですか。で、シンは相変わらずアスランを突き刺し・・。あれまー。それじゃあキラと同じく死なないYO!えーい、どうせならなぎ払ってしまえ!(笑) (別にアスランに死んで欲しいとかそうゆう意味ではないですからね、マサルさん(苦笑))

 議長の言葉は白々しくて聴いていられませんねえ。「そう睨まなくても。そうさせてもらうよ、タリア」なんて、云ってみたり、「ショックなのは、私も同じだ」なんて云っても・・・・・ねえ。「君にも迷惑をかけてしまったな。本当にすまない」って、全く謝っているようには見えません~。

 ギル、レイ、シンの三者会談。二人がかりでシンを洗脳してます。怖いよーこの二人。

 シンがルナマリアとすれ違いさまに「ごめん」というセリフにルナマリアが縋って号泣。抱きしめるシン。なんだかあまり感情移入できず。なんでだろう。。

 キラさま登場。「急がないと」というセリフに続き、ラクスが「間に合わなくなりますわ。ヘブンズベースが堕ちたら、次はおそらくオーブです。そうなったら誰も彼を止められなくなります」と云っているけど、この「彼」は、議長のことだよね? 結局ラクスが最強かもしれない・・・。

 そしてシンはまた携帯を握り締めてしまいました。

 しっかし、最後はどうなるんでしょうねえ、このアニメ。みんなが平和に幸せに暮らせる世界になって欲しいですわね~(遠い目)