本【フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫ー】

本【フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫】

レベッカ・ヤロス　　　早川書房

 

２０２５年本屋大賞　翻訳小説部門　第１位

 

久しぶりに、どハマリしたファンタジー小説です

 

特設サイトで出て来るキャッチコピーが、

　　　　　　　　灼けつくような恋と、死を。

・・・随分ハードルの高いキャッチコピーですが、

キャッチコピー負けしていないことを保証します！！！

『フォース・ウィング―第四騎竜団の戦姫―』特設サイト｜早川書房

（偏見ですが）

翻訳されたファンタジーはあまり好きではないのよね～・・・。

あ、ハリー・ポッターは例外で！！！

和製ファンタジーがやっぱり王道よね～～～・・・

・・・と、

私はこのようなタイプです　　

ハリー・ポッターに続き、

それを見事にひっくり返してくれたのが、この小説です

 

私は電車の中で本を読むと、

５０％程度の確率で乗り物酔いし、

新幹線の中で本を読むと、

８０％以上の確率で乗り物酔いをします。

 

そんな私が、

電車の中で、吐き気と戦いながら、それでも先を読みたくて頑張ってしまうのがこの本です

 

ファンタジーは時に、その世界観にいざなうために、

読み始めた最初の部分で、場面設定や世界構築に凝るあまり、

スピード感がなかったり、

情景が目に浮かばなかったり、

あるいは、

身近な場所からスタートしすぎて、ファンタジー感を失っていたりして、

取っ掛かりに苦労をします

（しかし、ファンタジー好きとしては、

　読み始めに少し抵抗があっても、必ず半分までは読みます）

 

でも、

この本は、最初から「あ・・・これハマるやつだ」と引き込まれるスピード感がありました

 

また、

最初の方から、少し性的な冗談（ライトです）が散見され・・・、

外国の本だからかな？？？と思っていたのですが、

何のことはない、

主人公は２０歳なのです

いいですよね

ファンタジーの主人公はもっと若くないといけないイメージがありましたが、

いやいや、

それは、私の勝手なイメージだった

 

とにかくお勧めの本です

 

 

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