面会交流アプリ「raeru」を試してみました
こちらのアプリ、
実際に使っておられる方の経験まではまだ聞けていないので、
私自身でダウンロードして、
使用してみることにしました。
こちらですね。
なんと・・・
無料ですって・・・
当然、使用方法を体験するには、
相手が必要なので、弁護士の方に協力をお願いして、
仮の相手になってもらいました
実際の監護親（仮）として使用した感想
操作が意外と難しく、
相手方から面会交流を断られた時、
なかなか理由が分からず、ドキっとした。
定型文になっていることが安心感だと思うが、
その一方で、
自由に記載できる部分もあるので、
その部分でも精神的に乱されることはありそう。
場所や時間の設定は、
「このアプリを使う以前に、
調停等で決めたルール」がないとこじれそう。
つまり、いきなりこのアプリを使い始めて、
うまく面会ができる・・・のはすごいことだと思う。
使い方が結構ムズかしい。
（ついラインを使いたくなる）
使い慣れるまで、
他の方法でのフォローがあったほうがいいと思う。
監護親も非監護親も、
ルールに従って面会交流を実現させようという、
共通の志がないとにっちもさっちもいかなくなる。
あおい先生・・・。
無料でここまでのアプリを開発してもらっているのに、
失礼がすぎるよ・・・・・。
はい・・・すみません。
ですが、
自分の依頼者の方に、このアプリを勧めることが、
よいのか？
悪いのか？
勧めるとしたら、
どこまでお手伝いすれば、
ご自分たちでセッティングできるようになるのか・・・等、
本気で検討するのが、私の仕事なのです。
このアプリを使うのは、
面会交流調停がちゃんと成立して、
その滑り出しを両者の代理人が見守って、
いい感じに見送れるようになった後であれば、
いいのではないか・・・というのが私の感想でございます
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵（埼玉弁護士会所属）
埼玉県越谷市越ヶ谷１丁目１１番３５号
吾山ビルⅡ ４階
電話：０４８－９６９－３８０１
（お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです）
◆プロフィール◆埼玉県越谷市の弁護士中央大学法科大学院兼任教員（「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当）JADP認定夫婦カウンセラー
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