弁護女子。~越谷の女性弁護士の日々~

越谷市の弁護士(離婚・親権・面会交流・養育費・財産分与・不貞問題等を主に扱っております)の生井澤葵の日々を綴ります。

ペンギンカレー。

2014-04-09 | 弁護飯(ベンゴメシ)

渾身のペンギンカレーです。

ニンジンは普通どおりカレーの中で煮込んだものと、

飾り用に❤型にして、レンジで3分チンしたものに分けました

特に、飾り用に❤型にしますと、

余りが出ますから、その余りはすり下ろしてカレーに投入しました

遊びで食べれる部分を無駄にしてはいけませんものね

後ろには、

付け合わせの絹さやの胡麻和えと、もやしナムルがあります  


趣味的に料理をブログに載せていますが、

私としましては、

実は少し仕事のことも考えて載せています

家事をする普通の女性の感覚であったり苦労であったりを、

一部体験することで、理解できるようにしておきたいと思っています

パートの合間にお買い物をして、

子供たちがお腹をすかせて返ってくる時間の少し前に慌てて自宅に帰り、

食事の支度をする

家計を支えるために、

少しでも工夫して、安売りになっているものを探して、

節約ご飯を心がける


この努力と大変さは、かなりのものだと思う(私にはできていません)のです

さらに専業主婦ともなれば、

夫の収入だけでやりくりをすることになりますから、

共働きの時よりも、期待される家事の質、節約の方法が増すでしょう


しかし、

残念ながら、この努力は、裁判等できちんと評価されるかは別物です・・・。

まず、

この努力を伝える代理人である、

弁護士が、「大した話じゃないよね。よくある女性の細かい話だね」

あるいは、

(妻の家事の手抜きが甚だしいケースで)「どの家庭もみんなこの程度だよ」

と切り捨ててしまえば、ここで終わりです

弁護士がこの点をきちんと踏まえても、

最終判断は裁判官にゆだねられます

裁判官は、社会通念、一般通常の人の考えベースで、

物事を判断される立場であり、

裁判官ごとにブレはありませんし、

当然ながら裁判官個人の経験が判断に裏打ちされることは・・・ない

というタテマエですし、私もそう思って仕事をしなくてはなりません

ただ、・・・個性は・・・ないわけではないですよね・・・。


近年では、男性裁判官の妻も裁判官、検事、弁護士等も増えてきていますので、
 
表面には出て来ませんが、

相当生活感がある男性裁判官もいらっしゃると思います

また、女性裁判官の場合、仕事も家事も時に育児も手掛けている、

もう、超人のような方もいらっしゃいます

その一方で、

奥さんに家のことは任せっきりで、

(裁判官は転勤が多いので奥さんは専業主婦のことが多い)

通常いくらくらいで卵10パックが買えるのか、

トイレットペーパーの安売り目指して自転車15分ぶっ飛ばす意味も、

全く気に留めない男性裁判官もいないわけではないのです

仮に裁判の結論が分かれないにしても、

各家庭の状況について、

サラリと一般論でなでるようにしか考えないで出していただいた結論と、

実体験に基づきながら、わし掴むように検討をした上で出していただいた結論では、

重みと納得度が大きく異なります

裁判官のパーソナリティで、

依頼者が和解に納得することも少なくありません。



話は戻りますが、

家庭の事件を多く担当し、さらにそれを喜びとしている弁護士ですので、

生活感溢れる弁護士を目指しています

ああ、先日、

ある女性法曹からこのようなアドバイスがありました、

「子供がいないうちは、まだまだオママゴトよふふふ

・・・肝に銘じます。



【埼玉県熊谷市 熊谷駅前の法律事務所】

こばと法律事務所
弁護士  生井澤 葵(なまいざわ あおい)
            →HPは http://www.kobato-law-office.com/

            →男性弁護士・女性弁護士のいる事務所です



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