Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

サッポロ・北海道きたのほし

2020-06-02 18:00:00 | サッポロビール

5月12日から限定発売されている、サッポロの「北海道・きたのほし」を頂きました^^
先月の「サッポロ・ヱビス・吟醸」に続けての限定商品、サッポロさんは特にそういう取り組みが多いのか、
それとも私がまだ他のメーカーさんのことを知らないだけなのか、探り探りでございます。

豊かな麦芽の香りが漂います。泡立ちもクリーミー。
飲み口は少し苦みを感じた後に喉をスーッと通り抜けていく旨み。
後味は爽やかで、飲み飽きないクセのなさ。グビグビ飲めちゃいます!

 
「きたのほし」とは大麦に付けられた名前。

サッポロビールの研究者が「ビールのおいしさに貢献できる大麦」を開発するという夢をいだき、
長年の研究の末、2016年に品種登録された北海道産大麦です。
その「きたのほし」を麦芽にし、使用したのがこのビール。
サッポロさんの熱意がひしひしと伝わってきますっ!
またこの「きたのほし」は「奇跡の麦」と称されていて、
共同研究先である岡山大学とともに、1万種を超える大麦コレクションの中から、
ビールの香味劣化の要因となるLOX-1(脂質酸化酵素)を持たない大麦を発見したのだそうです。
その上で、その大麦を北海道の優良大麦品種と交配させて、
2016年に新たに品種登録したのが「きたのほし」。
うーん、研究に研究を重ねた結果がこうやって形になるんですね(ありがたやありがたや)!

2019年には北海道内で生産されるサッポロ向けの大麦のほぼ全量がこの「きたのほし」に切り替わったほど。
創業以来140年以上にわたり、ビールの原料となる大麦ホップの「育種」に取り組んでいるサッポロ。
ビールと日本の繋がりが今後はもっと強いものになると思いますし、
こういう情報を知れば知るほどビールへの思いが深くなる私であります。



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