Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

白ビール

2020-01-23 18:00:40 | ビールの種類

ヒューガルデン」と「ブルームーン」の種類として紹介した「白ビール」。
個人的に大好きなビールで(当然どのビールも大好きですが)
実は今、一番追っている種類です!

一般的に知られるビールは「大麦麦芽」を使用しているのですが、
白ビールは「小麦」を多くの割合で醸造しているところが大きな特徴。
それによって、普通(という単語を使うのも何ですが;)のビールに比べて
白っぽかったり濁ってたりするので「白ビール」と言われます。
ビールの発酵方法は「上面発酵」と「下面発酵」の2つがありますが、
白ビールは通常上面発酵で、複数のスタイルがある奥深いビール(どれも奥深いんだけど!)です。

大きく分けるとまずはベルギーのヴィット(Witbier)。
ベルギー式白ビールと呼ばれ、大麦麦芽・小麦麦芽と麦芽化していない小麦で造られる上面発酵のエールで、
以前紹介した「ヒューガルデン」と「ブルームーン」はこのスタイルのビールです。
コリアンダーやオレンジピールで風味付けしていて、フルーティーな味わいが特徴的。

そしてドイツでは二つ、ヴァイスとヴァイツェンに分かれます。
伝統的に50%以上の小麦麦芽を使用した明るい色のエールビールです。
以前「デュンケル」の記事でもチェックしていたバイエルン州ではヴァイスと呼ばれていて、
ドイツ西部および北部ではヴァイツェンと呼ばれています。
まだまだビールの種類も勉強し始めたばかりですが、
ドイツでもバイエルン州というのはよりビールの歴史が深そうな印象を受けますね。

ヴァイツェンにも種類が分かれていて、
ヘーフェヴァイツェンはろ過していない白ビール、
クリスタルヴァイツェンはろ過した白ビールだそうな。
私も今まで白ビールの細分化を意識して飲んでいなかったので、
今後飲み比べてみたい種類です!!

ビールは基本的に、麦芽・ホップ・水で造られているのですが、
白ビールはホップはあんまり使ってないみたい。
それも今後調べて行きたいところです。

最初に「今一番追っている種類」と書きましたが、
ビールのイベントやお店に行った時に私が最初に飲むのがこの「白ビール」なんです。
白ビールの味が好きというのは勿論あるのですが、
副原料が色々あるから味わいが全然違うし、そこに繊細な振れ幅を感じるんですよね。
だから酔ってしまう前に(笑)その違いを知りたいのであります。

ビールが苦手な人でも意外にいけるの白ビール。
そもそも大麦じゃなくて小麦だし、下面発酵じゃなくて上面発酵だし、ホップよりも副原料だし…。
と、いわゆる日本で飲まれているビールとは根本的に違ったりするので面白いところ。
私は今後も追って行きたいし、その違いを飲み比べるのが、とにかく楽しみです!!



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