goo blog サービス終了のお知らせ 

Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

TOKYO CRAFT・PALE ALE2020

2020-08-03 18:00:00 | 日本のクラフトビール

SUNTORYさんによるクラフトビール「TOKYO CRAFT・PALE ALE2020」を飲みました^^
以前は「CRAFT SELECT」という名前でしたが、今年大きくリニューアルしたようです。

少しブラウンがかった黄金色、カスケードホップの軽やかな香りが印象的。
飲み口はまろやかさがありながら爽やか、ス―ッと喉を抜けていく飲みやすさ。
その後に心地よい苦みがほんのり残るペールエールでした。


使用しているカスケードホップによって、柑橘を思わせる爽やかな香りと苦みを実現しているそう。
レイトホッピング製法という、麦汁煮沸終了前後の最適な時期にホップを投入する作り方をしているので、
ホップの香りがより引き立っているんです(ふむふむ)。

「CRAFT SELECT」は何度か飲んだ事がありましたが、「TOKYO CRAFT」となってからは多分初めて。
半世紀に渡って東京という地でビールづくりに挑戦してきたSUNTORYさんだからこそ、
「TOKYO」に愛着と敬意を込めて作り上げたビールがこの「TOKYO CRAFT」なんです。
リニューアルしたのは多分東京オリンピックも意識しての事だったと思いますが、
肝心なオリンピックの動向ははっきりしないままですね;;
この「PALE ALE2020」は今年3月から販売開始されていて、季節限定で発売されていた「I.P.A」は残念ながら終了していました。
今は「GOLDEN ALE2020」は限定醸造されていて、そっちはしっかりゲットしました^^



 

房州花ビール・バイツェン

2020-07-23 18:00:00 | 日本のクラフトビール

最近は熱中症になったり持病の顎関節症が再発したりと体調が不安定で、ビールを楽しむ余裕がありませんでした(涙)。
そんな中、久しぶりに飲めた地ビールが千葉県の「房州花ビール・バイツェン」です^^
去年友達からお土産にもらったものですが、やっと封を開ける日が来ました!

白ビールではありますが、濁りがほとんどありません。
個性的なホップの香りの向こう側に、バナナのようなふくよかさを感じます。
飲み口はまろやかで、すごく穏やか。
白ビールによくあるフルーティーさはあまりなく、丸みを帯びた味わいでした。

このラベルには「房州花ビール」と書かれていますが、「九十九里オーシャンビール」とも呼ばれているようです。
寒菊銘醸というブルワリーで造られているビールで、このブルワリーは元々日本酒の蔵元さんだそうです。
なので、日本酒造りの美味しい水から生まれていているが特徴。
「伝統を尊重し、チャレンジ精神とグローバルな視点であらたな感動を創ります」というモットーを掲げている寒菊銘醸さん。
130年という歴史ある醸造技術を継承したビール職人が、厳選された素材を使って造っているこだわりのビールなんです。
この日本酒の仕込み水というのがまたすごい!
樹齢200年を超える柿の大木の根本から湧き出ている水を使っているそうで、そのスケールの大きさにびっくりします!!

私自身は千葉と言えばディズニーしか行った事がありません;;
意外に関東圏内ってあまり巡ってないんですよね。
千葉も調べてみるとすごく広くて、行きたい場所が増えるばかりです。
でもコロナ禍でしばらく旅行は自粛かな(涙)。
九十九里オーシャンビールは全部で6種類あり、オンラインショップで6本セット2442円と思いの外お手頃だったので、
一度購入してみようかなぁと思っているところであります。





 

軽井沢高原ビール・ベルジャンホワイト

2020-07-01 18:00:00 | 日本のクラフトビール

先月の半ばに軽井沢土産の「OH!LA!HOビール・ゴールデンエール」を飲みましたが、
やっともう一本の「軽井沢高原ビール・ベルジャンホワイト」も飲みました^^

白ビール特有の濁りがあり、とても淡い黄金色がキレイ。
オレンジピールとコリアンダーの軽やかで爽やかな香りが特徴的です。
飲み口もフルーティーで甘みのあるまろやかさが美味しい白ビール。
ホップの苦みが弱く、ビールの感じが少なくてビールが苦手な人でも飲めそうな味わいです。
白ビールが特に好きな私も、気に入りました^^


 

大麦と小麦の両方のモルトを用いて仕込み、スパイスとしてコリアンダーシードとオレンジピールで風味付け。
実際そのスパイスがすごく効いていて、香りと味わいに華を添えていました!
軽やかでありながらもゆっくりと楽しめるような、そんな味わいです。

「軽井沢高原ビール」という名前からも分かるように、このビールは軽井沢を愛する気持ちから生まれたそう。
収益の一部が「軽井沢ワイルドフォレスト」「軽井沢ナショナルトラスト」という二つのボランティア団体に寄付され、
軽井沢の自然や景観・歴史遺産を保持し、軽井沢の魅力を高める様々な活動に使われています。
去年軽井沢に行ってその美しさと豊かさを堪能しましたが、その背景にビールの力が働いているなんてっ!!
より魅力を感じますが、それも地元を愛する心から生まれるものなんですよね(きらきら)。
また、厳選した麦芽とホップ・浅間山系の水という天然素材だけを原料として、
自然発泡を用いたこだわりの製法で作り出されていて、全国的にも高い評価を得ています。

この「軽井沢高原ビール」は地ビールブランドとして有名な「ヤッホーブルーイング」の商品の一つのビールですが、
実はヤッホーブルーイングで最初に作られたビールなんだそう!
それは初めて知りましたし、より親しみを感じるきっかけになりました。
先月訪問した「宮澤商店」さんも信州にこだわりを感じるお店でしたし、
長野ってビールとすごくゆかりのある地域なんですよね。
それでいてすごく広いから、触れる度に新しい面を見れる、奥深い所です!!


OH!LA!HO BEER・ゴールデンエール(長野)

2020-06-17 18:00:00 | 日本のクラフトビール

いやあ、飲みたいビールをお買い得だからと買っているうちに、
在庫がどんどん増えていくというある意味嬉しい悲鳴をあげています。
去年の秋に行った軽井沢で買った地ビールにようやく辿り着きました(遅っ)!!
その時、お土産には二つ購入したんですが、今回はその一つ。
長野のOH!LA!HOビールの「ゴールデンエール」です。

きめ細かな泡、濁りのあるブラウンがかった黄金色。酵母が活きてる感じがします(温存しすぎ?)。
しっかりとしたホップの香り、飲み口は香ばしさが効いててこっくりとしています。
その分甘みも感じるけど、後味はほのかな苦みがあるという絶妙なバランス。
軽やかでありながらも、しっかりと味わいを楽しめる美味しいビールです。


と、購入してからいつの間にか時間が経っていたこのビールですが、
なんとこの間に、OH!LA!HOビール工場が増設をしていて完全リニューアルをしてました(汗汗)!
4月28日からは新商品として生まれ変わっているようなので、
この「ゴールデンエール」は幻となってしまっていました(汗汗)。
ビールも日々進化しているので、飲みたい時に飲むのが一番だと改めて実感します。
リニューアル後はアルコール度数も4.5%から5%になってるし、
味わいも変わっているみたいだからこれもチェックしたい所です(凝りずに)。

OH!LA!HO=“おらほ”とは長野の方言で“わたし達”“わたし達の地域”をいった意味。
OH!LA!HOビールは1996年に誕生した地ビールのブランドです。
今までにもいくつか飲んだことがありますが、今回のリニューアルは20年来の事だったそう。
これも何かしらのタイミングだったのかもしれません(前向きな私)。

因みにこの「ゴールデンエール」は、OH!LA!HO人気No.1ビールで、
インターナショナル・ビア・コンペティション銀・銅賞、
2009年ジャパン・クラフト・ビアセレクション金賞、
2000年ジャパン・ビア・グランプリ金賞を獲得しています。





 

僕ビール、君ビール

2020-04-23 18:00:00 | 日本のクラフトビール

今月の14日にリニューアル販売開始された「僕ビール、君ビール」。
販売される前からチェックしていて、すぐに購入したんですがやっとありつけました^^
このビールはローソン・ナチュラルローソン・ポプラで限定発売されています。
因みに私は販売日にローソンに駆け込んだんですが、最初に行った店舗では早くも完売してました。
クラフトビール業界では有名な「ヤッホーブルーイング」さんの商品です。
「よなよなエール」はご存じの方も多いと思いますが、それを作っている長野のメーカーさん。

ほんの少しですが濃さのある黄金色。
軽やかなホップの心地よい香り、レモンの爽やかさとその上に漂うハーブは個性的。
飲み口も軽快なホップが効いていて、後に苦みがスッと残ります。
酸味も程良くあり、飲む毎に印象の変わる奥深い味わいでした。



「僕ビール、君ビール」は、日本ではあまり馴染みのない「セゾン」という種類のビール。
セゾンビールは、ベルギーやフランスの一部で、夏の農作業の間に飲まれていたと言われる季節限定のビールです。
季節限定って魅惑的な響き…(きらきら)。
「僕ビール、君ビール」はその伝統的なレシピに、現代的なクラフトビールのアレンジを施しています。
苦みやアルコール(4.8%)を抑えながら、柑橘やトロピカルな香りが特徴のホップを加えているので、
一口の中に織り成される色が沢山あって楽しくなりました(ビールは楽しい!!)。
テーマは「リフレッシュ」だそうで、なるほど納得、飲む度に新鮮な感覚のあるビールでした!

2014年に発売された「僕ビール、君ビール」。6周年を迎えて、今回初のリニューアルだそうです。
期間限定の商品が時々発売されていたのは知っていたのですが…ちゃんと調べて良かったー。
この2014年、何と「ビール氷河期」という言葉が世間を賑わせていたんだそうな…。
…。
なんじゃ、そんな時期知らんぞーーー(笑)
いやいや、個人的なものは置いといて、ビールを飲まない人が増えていたことに加え、
日本経済も不景気(そもそも好景気が分からない;)の上に、ハイボールやチューハイが登場した時期だったので、
ビールは益々売れなくなっていく…という、まさに「ビール氷河期」。
でもそれに「それって本当?」「ビールの魅力を知らないだけなんじゃない?」という疑問を抱き、
「クラフトビールの楽しさや美味しさをもっと知ってもらいたい」という思いから活動を始めたんだそう。
もう、その気持ちが分かりすぎる!!共感しかない!!!
クラフトビールの魅力を伝えていきたいという想いに共感したのが、このビールを限定販売しているローソンで、
共同開発をしたのが「僕ビール、君ビール」だった、と(私の中でローソンの株が一気に上昇しました↑↑)。
そして、このビールのキャラクターである蛙。
私も今まで「蛙のビール」として印象がありました。
イメージされているのは新しいしいことや面白いことを知っていて、それを教えてくれる「友だち」なんだそう。
そんな友だち、いつでもウェルカム!というより、お友だちになって下さいっっ!!
と、ビールそのものの味わいも、そこに込められた想いも、一口毎に深くなっていくビールなのでありました。