BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

骨の半分は蛋白質

2007-09-09 17:55:38 | Weblog
前回の「骨粗鬆症」の中で、[以前に 微量ミネラルの必要量と不足で生じる障害の一覧をご紹介した中にカルシウムがあり、カルシウムという言葉はテレビの影響から現代では幼稚園、保育園前の年齢の子供でも口にできるくらい一般的なミネラルの一つであり、骨に関係があるものだということもよく知られていることです。]と、書きました。

ところで、「骨はカルシウムからできていると思いますか?」と問われたらほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

確かにカルシウムは骨を形成する大切な要素ですが、骨はカルシウムだけでできているのではありません。

骨のカルシウムとは骨壷に納める「お骨」のことで、生きている時にはあんなにパサパサした状態のものであっては硬さはあっても強さがなく骨として身体を形成して支えることができません。

骨を強くしているのは蛋白質、即ち膠質(ニカワシツ)の粘着力です。
蛋白質は火葬場で焼かれる時に燃えて煙突から出ていってしまいますから、骨が蛋白質だとはなかなか気がつかないのですが、 骨の成分はカルシウムと蛋白質とがちょうど半分半分になっている状態です。

このことから骨を強く丈夫にするには、カルシウムを補給するだけではだめで、良質の蛋白質(植物性の蛋白質がより良いのです)が必要だということがお分かりになると思います。

最近は昔と違い、お年寄りだけでなく小学生をはじめ若い年齢層の中にも簡単に骨折する人がすごく増えていることがよく言われていますが、これらのこととおおいに関係があるのです。
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