BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

新聞記事読後の思い(血中インスリン濃度と大腸がんリスク)

2007-12-24 18:17:03 | Weblog
些か古くなりますが、2007年3月1日付の某紙に「インスリン血中に多いと・・・大腸がんリスク 男性で3.2倍に」という見出しをみつけました。
読後の思いを記します。 
要点:
情報提供元:
 厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)
要点:
 男性に関して、インスリンの血中濃度が高くなりすぎると(*1)、大腸がんにかかるリスクが最大3.2倍に高まる
解説:
 インスリンは血糖値を調整する役割をもつ重要なホルモンであるが、がん細胞を増殖させる作用もあるとされ、がんとの関連が指摘されている。
 糖尿病や肥満・運動不足の人は、その濃度が高くなりやすく、がんのリスクも高まる。
読後の思い:
血糖値が通常どれ位なのか、また自分自身の血糖値がどれ位なのかを知らないことに反省しきり。
従って、高くなりすぎると(*1)というのがどの程度なのかは全く不明ではあるが、いずれにせよ日本においても大腸がんが急速に増え続けているという現在、日常もう少しは血糖値に関心を持つべきかと・・・・・。

 女性ホルモンと乳がん、子宮がんとの関連性についてはかなり以前から広く伝わっているようですが、男性に関してもインスリンの血中濃度と大腸がんといったホルモンとがんの関連性が明らかになってきますと、体内におけるホルモン、酵素及びこれらにかかわっている不可欠な微量元素、栄養素の重要性を改めて認識し、日常の食生活の大切さと改善の必要性を強く思うものです。

 生活習慣病の糖尿病やメタボリック シンドローム、内臓脂肪などなど昨今の日本における健康、長寿に関する多くの情報を見聞きするとき、食べすぎ(特に脂肪類、糖質)によるカロリー過多と栄養のアンバランス、微量元素、栄養素の不足といった食生活の質の悪さと運動量の不足といった悲しいことに子どもの頃から時間に追われる現代生活によって必然的に生じる悪しき状態と経済優先による大量生産、大量消費がもたらす弊害を個人、個人が認識し、自分は何をどうすれば良いかをよく考え、できることから実行していかねばならないと痛感するところです。

 最後に、より良い健康な状態を保ちながら長生きをしたければ、人間は欲の塊であることを認識し、「ほどほど」を良しとして自分の欲を自制しなければ何ごとも良くはならない。
また、人間は猿や鹿などと同じ動物の一種であることを認識できれば、運動量の不足が良い健康状態を保つためには必要不可欠であることは誰でも分かることであり、それが分かれば多少なりとも改善の努力をするでしょうし、努力しないのであればそれは自分から権利を放棄することになり、それまでのことであるで終わります。

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新聞記事(ダイエット薬の米国事情)読後雑感

2007-12-03 19:08:06 | Weblog
少し古くなりますが、2月10日付けの日本経済新聞9面(国際2)のダイジェスト欄に「ダイエット薬、処方せんなしでも[米FDAが販売許可]」(シカゴ=毛利靖子)という記事が出ていましてた。
内容は、米国の食品医薬品局(FDA)が欧州製薬大手のグラクソスミスクラインに対して、処方せんなしでの肥満治療(ダイエット)薬の販売を初めて認可したことについてです。

 この肥満治療薬は腸での脂肪吸収を防ぐ働きがあるもので、従来は病院のみの取り扱いでしたが、1回の服用量を減らしたものを米国内の薬局、スーパーで今年の夏にも購入できるようになるということです。
因みに、価格は1日分2ドル程度になるとのこと。

 副作用の懸念から、FDAはダイエット薬の処方なし販売に慎重だったが、食べ過ぎや運動不足による肥満の増加が社会問題になっており、注意書きを分かりやすく明記する条件を付け、認可に踏み切ったということです。

 人間は、知能と貪欲さにかけては地球上で一番の動物ですから、できる限り努力をせず(運動不足)、できる限りやりたいようにやりたいことをする(食べ過ぎ)ことを旨とし、その結果生じた状況(肥満)をできる限り楽をして簡単に解決(肥満治療(ダイエット)薬)しようとする人がその割合は分かりませんが非常に多い(肥満の増加が社会問題になっており)ということなのでしょうが、これは米国だけに限ったことではなく、また同様の展開パターンの現象は肥満問題に限らず人間の行動すべてに当てはまることで、人間の持つ物欲、金銭欲、性欲、名誉欲その他諸諸の欲望はその度合いがどんどんエスカレートして行き、その結果基礎的体力、精神力の弱り果てた人類がいずれはウイルスとの戦いに敗れてしまうようになるといったことを心配するのは悲観的過ぎるのでしょうか??

 人間の知能の発達による精神面を除くあらゆる分野での進歩により通信手段、交通手段から政治、経済のグローバル化は世界中の大きな流れとなっていますが、麻薬はもとよりひとつの国、地域に在りし悪しき習慣、物が他の国、地域に拡散することもご多分にもれず驚くべき展開となっています。

昔から、「人間良きに向かうには困難が多く多大な努力を必要とするが、悪しきに向かうのはいとも簡単である」と、言われていますが、個人、家族、地域、地方、国(地域)、人類と拡大していきますと、現在の地球上での多くの国、地域の争いごとを見るにつけ恐ろしいことばかりが気になり、やはり人間一人では弱いものですが原点の個人、個人がしっかり勉強して努力する必要性を痛感するものであります。

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