人間、誰しも健康でありたいと思うものであることに間違いはないと考えます。
人により人生は異なり、健康面という観点から見ますと、長年に亘り医者知らずという人も居れば、いつも何か体調の不調に悩んでいる人、若くして大病、難病に罹り苦しんでいる人もと言った具合です。
若い内は、自分が健康であることに特別関心がない人が多いのは今も昔もあまり変わらないものの、特にここ最近は自分が健康であることと親の苦労などは無関係、ありがたみなどもってのほかと言った人が増えているのではないでしょうか。
ところで、人生の中で、ある事象に気付く、或いはその事象の持つ意味を理解できるようになる時期は人によりかなり差があるものです。
タイトルの「誰がための健康か」について自分を中心に考えますと、確かに自分が健康でなければ仕事も余暇も思うようにならず、楽しくなければ面白くもなく、ストレスも大きく作用していくるものですが、ただそれだけで「健康は自分のため」という考え方でいてよいものでしょうか。
「真の健康とは?」は「真の健康を考える店」開店時からの追求課題であります。
開店以来7年半経った現在、地球上の人間はガン、生活習慣病を初め数え切れない数の病に冒され、また、新種を含め止まることを知らない各種のウイルスによる伝染病の猛威に覆い尽くされるといった状況下にありますが、現時点での「真の健康とは?」に対しての私の解は、「病気にならない生活を死の直前まで続けた最後は苦しむことのない安らかな死で終わることができること」であり、何とか自分で体現したい夢でもあります。