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スパイス

2022-10-23 20:36:07 | band

スパイス Spice


活動期間
  1967~1969


メンバー
 <vocal>

   デヴィッド・バイロン/David Garrick(=David Byron vocal)在籍1967~1969
 <guitar>
   ミック・ボックス/Mick Box(guitar)在籍1967~1969
 <keyboard>

   ケン・ヘンズレー/Ken Hensley(vocal, keyboards, guitar)在籍1969
 <bass>
   バリー・グリーン/Barry Green(bass)在籍1967
   アルフ・レイナー/Alf Raynor(bass)在籍1968
   ポール・ニュートン/Paul Newton(bass)在籍1968~1969
 <drums>
   ナイジェル・ペグラム/Nigel Pegrum(drums)在籍1967~1969
   アレックス・ネピアー/Alex Napier(drums)在籍1969


 
 「スパイス」(Spice)は、イギリスのロック・バンド。
 ポップ・ロックとリズム&ブルースの要素を併せ持ったバンドであり、ユーライア・ヒープの前身バンドとしても知られている。


 1964年冬、ミック・ボックスがセミプロ・バンド「ストーカーズ」(The Stalkers)を結成、エッピングを拠点として活動を始める。
 1965年、このバンドにデヴィッド・ガーリック(のちデヴィッド・バイロンと改名)が加入。
 ストーカーズは1967年に解散したが、同年ボックスとガーリックが中心となり、バリー・グリーン(bass)とナイジェル・ペグラム(drums)を加えて、新たなバンド「スパイス」を結成する。
 スパイスは同年にアヴェニュー・レーベルと契約、ヒット・チューンのカヴァーの録音などをしていた。



     


 1968年、グリーンに代わりストーカーズ時代のベーシスト、アルフ・レイナーが加入したが短期間で解雇され、同年6月には元ゴッズのポール・ニュートンが加入した。
 スパイスは、1968年11月に唯一のシングル『What About The Music』をリリースし、その後年末には国内ツアーも行った。この頃ガーリックはステージ・ネームを「デヴィッド・バイロン」に変えている。
 1969年初頭、ドラマーのペグラムが脱退(のちGnidrolog、Steeleye Spanが)し、後任としてアレックス・ネピアーが加入。こうしてデヴィッド・バイロン、ミック・ボックス、ポール・ニュートン、アレックス・ネピアーというラインナップが揃った。
 なお、この頃バンドは一時的に「The Play」と名乗ったが、夏頃には「スパイス」に戻している。


 1969年当時、スパイスのマネージャーはポール・ニュートンの父が務めていた。その伝手でスパイスはプロデューサーのジェリー・ブロンとコンタクトを取ることができ、ブロン・エージェンシーと契約を交わした。
 同年後半にはセカンド・シングルのレコーディングを行ったが、これは陽の目を見なかった。


     


 1969年になると、スパイスはロイ・シェアランド(Roy Sharland)やコリン・ウッド(Colin Wood)らのキーボード奏者をサポート・メンバーに加えて活動するようになっていたが、マネージャーを務めていたブロンは、バンドに物足らなさを感じていた。
 歌えるキーボード奏者を正式メンバーに加える必要性を重視したブロンは、ニュートンのゴッズ時代のバンド・メイトであり、折よく1969年11月に「トー・ファット」を脱退したばかりのケン・ヘンズレー(keyboard, guitar, vocal)に声をかけた。このバンドが1969年末に改名して、「ユーライア・ヒープ」となるのである。
 なお契約上の理由で、バンドは1970年2月までは「スパイス」として活動。1970年3月から正式に「ユーライア・ヒープ」として活動を始めた。



【ディスコグラフィ】
 <シングル>

  1968年 What About The Music


【メンバー変遷】
 #1  1967
  David Garrick(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Barry Green(bass)
  Nigel Pegrum(drums)

 #2  1968
  David Garrick(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Alf Raynor(bass)
  Nigel Pegrum(drums)

 #3 1968~1969
  David Garrick(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Paul Newton(bass)
  Nigel Pegrum(drums)→ Gnidrolog

 #4 1969(「The Play」)
  David Byron(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Paul Newton(bass)
  Alex Napier(drums)
  Roy Sharland(keyboard:support member)

 #5 1969
  David Byron(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Paul Newton(bass)
  Alex Napier(drums)
  Colin Wood(keyboard:support member)

 #6 1969
  David Byron(vocal)
  Mick Box(guitar)
  Paul Newton(bass)
  Alex Napier(drums)
  Ken Hensley(keyboard, guitar, vocal)


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