娘と二人旅・『伊賀の里』

2014年04月08日 23時07分26秒 | 日記

娘との二人旅から帰って来てから もう1週間も過ぎてしまったのですが、

備忘録として、少しずつ写真を整理し始めています。(^_^;)

 写真を見て ああ、こんなとこにも行ったんだっけ、とか

あそこのおそば美味しかったな~なんて調子で思いだしています。

 

『伊賀の里』ってごぞんじですか?

確か三重県にあるんだと思います。(^_^;)

何せ娘のたてた計画を娘にくっついて行ったので

どこをどう行ったのかあまり覚えていないのですが

伊勢からJRに乗って伊賀上野で伊賀鉄道に乗り換えです。

この電車、楽しいでしょう?

ホームにはこんな忍者や

こんな忍者が隠れていて

こんなおじさんが切符の点検をしてくれます。

なんだかのんびりムードです。

ホームの先には こんな忍者電車が 待機。

中も こんなん・・・。

でもこの電車、ワンマン電車なんです。

降りるときは 前しか開かないのです。

 

降りるとき焦りました。(^_^;)

後ろに向かって歩いてしまい、危うく降りることできなくなるところでした。

電車の中、「待って~~」ってバッタバタ走りました。(^_^;)

駅に降り立ったら

荷物ロッカーも

駅舎の中

マスコットはフクロウ忍者のふくにんが出迎えてくれました。

この排句、松尾芭蕉の句です。

ご存知でした? 松尾芭蕉は伊賀の出身なのです。

駅前には 芭蕉翁の銅像。

そして、この電車の目・・・

どこかでみたことありません?

そうなんです。

銀河鉄道スリーナイン・・・。の

 

 松本 零士さんのデザインなんです。

伊賀鉄道 遊び心が一杯です。

駅から約10分の上野城に向かいます。

娘が「お母さんは地図が読めるからすごいよね」なんておだてられて

散歩がてら地図を見て、歩きます。

所が正反対に歩いてしまい、行けども行けども

結局は観光案内に・・・

お馬鹿な母親に怒ることもあきれることもなく気長に付いてきます。

偉い娘です。

この門を入ると

 

庭園の池、なんだかようやく着いてほっ、

 

高石垣を見に行きます。所が・・・

 

この石垣 防御柵がないのです。

どうやって写したと思います?

腹這いです。(^_^;)

もう怖くてカメラは落としそうになるし中々シャッターは押せないし・・・。

でも上野城は美しい天守閣でした。

ぐるりと周りをまわりましたが

どの角度からも

絵になる お城です。

あまり手を加えていなくて、逆に私は美しいと思いました。

早咲きの桜も咲いていて

とても気持ちが穏やかになりました。

 

この階段を下りて行くのですが足が結構疲れてしまって

娘の手を借りて・・・。

階段下から高石垣を望みます。

緩やかな道を

 芭蕉の排聖殿へ

 

さらに歩みを進めると、

忍者屋敷があって、

私はこういうのあまり好きではないのですが娘が入りたがって・・・。

 どうやらこの茅葺ぶきの家が忍者屋敷の様です。

中に入ってみるといろんな仕掛けがあって面白いです。

たくさんの展示物があって・・・。

娘は熱心に見ていますが、私は出てきてイスに腰掛けて待ちます。

こんな茅葺ぶきの忍者屋敷って、本当に伊賀忍者が住んでいたような気配を感じます;

ここを後にして、お蕎麦屋さんへ

ここのお蕎麦屋さんは本当に美味しかった。

そばの香りがフワ~~って香ってきて腰もあり

お店の雰囲気もいい感じでした。

娘が事前に調べてあっただけあって、本当に美味しいです。

午後からは

松尾芭蕉の生家に行きました。

立派なビワの木があって、思わず見上げてしばし呆然。

ビワの木、いいな~。葉っぱほしいな~って眺めてしまいました。(^_^;)

 玄関がとても低く狭いのです。

昔は玄関の間口が広いと税金が高かったそうです。

ここで、芭蕉は学習塾を開いて 生計を立てていたそうです。

受付の女性にちょっと質問をしてみました。

「松尾芭蕉は、忍者だったという説もありますが・・・。」

「二兎追うものは一兎をも得ず」といいますでしょう。だから忍者ではありません。」

「でも奥の細道のようにあんなに強硬な行脚出来た あの健脚ぶりは

彼に忍者の血が流れていたからではないかと言われていますよね?」

「う~~ん、決してそんなことはございません。」

彼女はそのように答えるように言われているのだと思います。

さて 皆さんはどう思います?

私は松尾芭蕉の健脚ぶりが、忍者の血を引いてるのではって考えると

わくわくするのですが・・・

中の様子を纏めてみました。

伊賀の里に1日泊って、次の日は

伊賀鉄道に乗って

というところで降りて

珍しい温泉「やぶっちゃの湯」というところで温泉に入りました。

この温泉は身体の体液と同じ浸透圧の温泉なんだそうです。

入った途端 肌にまとわりつくお湯の感じが今までにない感触で

ちょっと驚きました。

こういう温泉湯は『等張性』というそうです。

帰りもこの駅まで「やぶっちゃの湯」のバスが送ってくれます。

 ホームをつなぐ陸橋の上からパチリ

レールの先が単線になってるのがみえますか?

のどかないい所です。

周囲の山々に守られて伊賀の忍者たちは隠れ住んでいたのでしょう。

 

長々とお付き合いありがとうございました。