きょうも映画館通い by Banzong

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2018.2.5 シネマート新宿で韓国映画『殺人者の記憶法』を観る。予想以上に怖かった。

2018-02-05 | 映画レビュー
シネマート新宿で韓国映画『殺人者の記憶法』を観る。予想以上に怖いミステリー・サスペンスでした。

娘と平和に暮らす町の獣医。実は、彼には子供の頃、虐待に耐えかね父を殺し、密かに埋葬したのを皮切りに、何人かの人間を手にかけたという過去がある。つかまりもせずにここまできたが、交通事故の後遺症で、なんとアルツハイマーになってしまう。そんな親子が住む町で、若い娘を狙った連続殺人事件が起きる。彼は、娘に近づいてきたある男に、自分と同じにおいを感じ、疑いを持ち始めるのだが…。

記憶と妄想が入り乱れるなかで、過去と現在の殺人事件が交錯する。自分の記憶がどんどんあいまいになってきて、ひょっとして今度の事件も…と疑心暗鬼になっていくところが、恐しい。ラストも含め、いくつか、うん? もないわけではありませんが、テンポよく最後まで引っ張ります。緊張のなか、ユーモアもあり、一級のエンタテインメントでした。

シネマート新宿、きょうは大きいスクリーン1(定員333)での上映でしたが、空席が目立ちます。早く観ないと極端に小さい2(定員60)の方に格下げになってしまうので、あせって観ました。ちなみに2で今夜上映していたのは斎藤工初監督の『blank13』。一日1回の上映で、満席でした。


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