きょうも映画館通い by Banzong

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2018.2.4 シネマヴェーラ渋谷、3月の特集上映「ピラニア軍団・役者稼業」のチラシ入手!『さらば映画の友よ インディアンサマー』も上映するんだ。#シネマヴェーラ渋谷

2018-02-04 | 映画レビュー
特集上映「ピラニア軍団・役者稼業」(3/10-30)のチラシをみつけました。シネマヴェーラ渋谷の「名脇役列伝」というシリーズの第3弾。川谷拓三、岩尾正隆、志賀勝など、1973年の『仁義なき戦い』あたりで頭角を現した東映の元大部屋俳優たちが結成した集団。東映だけでなく、軍団員が出演したさまざまな会社の作品18本が上映されます。詳しくはこちらで(http://bit.ly/2nH6c1G)。

川谷拓三主演、原田眞人監督、磯田秀人プロデュ―ス『さらば映画の友よ インディアンサマー』も上映されます。久しぶりに映画館で観たいです。





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2018.2.4 朝からラピュタ阿佐ヶ谷で『警視庁物語 聞き込み』と『番頭はんと丁稚どん』の2本立て。

2018-02-04 | 映画レビュー
朝からラピュタ阿佐ヶ谷。モーニングショーで『警視庁物語 聞き込み』、ひと休みして『番頭はんと丁稚どん』という脈絡のない2本立てです。

『聞き込み』(1960年)は警視庁物語シリーズ14作目。多摩川に流れ着いた水死体の謎を追ううちに、不動産をめぐる殺人事件が浮かびあがる、という筋書きです。前作『血液型の秘密』と容疑者が関連します。ゲストも多少ダブります。

このシリーズ、当時の東京がロケ映像で登場するのも楽しみです。この作品では沼袋とか新井薬師、東伏見など西武新宿線沿線の駅前などがでてきます。役者では、いつもは医者役が多い山村聡がきざなちょいワル不動産屋役、菅井きんさんはセリフをしゃべります。

52分と短いですが、かえって無駄がなくてぴしっとまとまっていいます。監督は飯塚増一。公開は1960年6月、中村錦之助の『親鸞』の添え物だったようです。今回はニュープリントでの上映。映像がきれいです。

『番頭はんと丁稚どん』(1960年)も同じ年の作品。こちらは「コメディ天国 It's 笑Time」という特集上映の一本。芦屋小雁さんの新潮新書『笑劇の人生』という本を読み終えたところだったので、興味があり、ラピュタ連投となりました。

驚異の62,3%という視聴率を記録した関西発のTVコメディの映画化第一作。番組は七ふくという便秘薬メーカーが一社スポンサーで、大阪道修町のその名も七ふく堂という薬問屋が舞台。大村崑、芦屋小雁、茶川一郎(映画にはでていません)が、縞の筒袖を着た丁稚どん役。雁之助の番頭はんにいじめられます。マヒナ・スターズ(特別出演してます)の『好きだった』をもじって「丁稚だって夢があるんだ、丁稚だって」と歌うテーマソング、わたしまだ歌えます。

寺山修司夫人だった九条映子さんがこいさんの役ででてました。いとはん役はボンカレーの松山容子さんです。60年頃の大阪の街が映像で観られます。フェスティバルホール、天保山のターミナルがロケ地です。

そんなわけで、たわいない話ですが、懐かしく楽しみました。





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