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JAZZマンの夫と黒ラブと私(バニラママ)

クスクスからアハハまで。
一人娘のバニラーネが3年半の仏語学留学でパリから帰国 驚くことにカメラマンになっていた 

バニラ 6ヶ月の頃

2005-09-11 16:16:31 | バニラ

外見は大人を一回り小さくしたような感じ
精悍でたくましく機敏で黒光り
女の子の形容詞にしてはごついですが
お顔はかわいいのよ。

頭の中は、食べる事といたずらの事だけ。

リモコン類、電話、メガネ、家の中のあらゆる所
噛み付き壊す。 
そして壊したものは咥えて見せびらかしに来ます。
それはつんとすました顔をして 足取りも軽く、
わざわざ人前を通り過ぎて行くものです。

もう かわいくて、格好がユーモラスでついつい
笑っちゃいます。     

でも順調なことばかりではありませんでした。

この頃、初めての狂犬病の予防接種を受けました
かかりつけのお医者様で、です。

注射後 20~30分したら、よろよろしてきて
あんなやんちゃな子がぐったり倒れてしまったのです

夫が抱きかかえようとします、がっ、
水枕のようでぐにゅぐにゅしてつかみ所がなく
大変そうです。完全に意識はありません。   

「わぁ バニラが死んじゃうよう、たすけてぇ」   

すぐ 病院に戻ります。
仮死状態です。           
人間みたく画面に心電図が現れます。
涙でよく見えません

予防注射をした時その包装を捨てた
ゴミ箱を看護婦さんが急いで片付けます。

強心剤を注射して、血管注射をして・・・
どのくらいたったのでしょうか
なんとか一命はとりとめました。

先生の説明は狂犬病の予防注射のアレルギー
と、生まれつき心臓の欠陥があるとのこと。

えー 信じられない 
この子は血筋がすごくいい
生まれつきなんとか・・って絶対に無い!
夫が矢継ぎ早に質問をします
先生はしどろもどろ・・・

そのうちにバニラの意識がもどり
帰路につきました。夜も遅くなっての事です。

帰りの車の中では 私達が
「おなかすいちゃったね」とビスケットを
ガサガサ出してたら 後部座席で横になってた
バニラが起きだしてきてお顔を出しました。

「あ゛ー くいしんぼー」 その うれしかったこと。
又 泣けちゃったよ。
それから1週間ほどして体調は元に戻りました。  

もちろん病院は変えました。
翌年から 狂犬病の予防注射は普通に受けています。
あいかわらず健康優良児です
あの注射は もしかしたら・・麻酔か?・・なんてね


 

 

 


 

コメント (2)
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