ねぇ 教えて おしえて

よぉく考えると
とても変よ

「踏んだり蹴ったり」って言葉あるでしょ

辞書では
重ね重ねひどい目にあうこと
と載っている

でもね

踏まれたり　蹴られたり

だと思うのだけれど

わぁーい お祭り

我が地元の花火大会
急いで、お台所を片付けて
土曜日の日課、包丁研ぎもパスして
家を出る。
「バニラ行く？」
尻尾を思い切り振って付いてくる
「そうか、行くんだぁ」
どうやら車に乗るつもりらしい・・
その時　ドッカァン　と花火一発！
あわてて家に飛び込むバニラ。

いいもん　いいもん　一人で行って来るもん

家を一歩出ればそこは　お祭り。
こんなに大勢どっから来たの

ここは東海道５３次のやじさんきたさんが
通ったその道。今夜はは歩行者天国になってる
浴衣をきた人々、光るおもちゃを手にした子供達
綿菓子、ヨーヨー、焼きソバ、とうもろこし、
風船、おもちゃやさん　などが軒を並べてる。
うれしい　この雰囲気こそ子供の時のまま
家の庭がもうお祭り。

そんな中、中心部に向かう
人々の喧騒の中、引き寄せられるように向かう
っと　その時　
家々の屋根の稜線の上が華やかになる
ヒュ～ゥ　パチパチ　パラパラパラ・・
周りから「ウォーッ！」と低いうねり
一瞬遅れて　パチパチパチ・・
と同時にドッカァ～ン！　
そしてもやもやのけむり、火薬のにおい

砕け　飛び散る　花火
我が心に限りなく
しみこむ　しみこむ　しみこむ

いいですねぇ　やっぱ　夏はこうでなくっちゃ。

ふだん　あまり顔をあわせない
ご近所さんとあちらこちらでご挨拶しながら
家へと向かう
バニラ　ごめんね　今年は込みすぎて
お土産無いわよ

帰ってみれば　いつもの世界
夫は、グースカピー
バニラはスヤスヤ　

改めて表を見てみる
まだまだ　人の波は続いてる

地響き、破裂音、火薬のにおい付き

明日は地元の花火大会
２時間くらい上がりっぱなしの
かなり大仕掛けの花火大会
何十年も続いた由緒ある花火大会

ここは　地響き、破裂音、火薬の臭い付きの
お祭り騒ぎ
私はうれしいんだけど
夫は毎年のことで飽きたみたい
バニラにいたっては
あの大きな身体をちいちゃくまるめ
お部屋の隅でまぁるくなってる
こわいんだぁ

明日は早めにお散歩して
なでなでして　なぐさめてあげなくっちゃ。

スケール

夫はいつものように練習を始めました。

テナーサックスでスケールの練習です
ドレミソラソミレド　で転調を重ねて
上がったり下がったり
そしてずぅっと流れてく

だってもう来年のコンサートの曲も渡されたし
練習しなくちゃね

あっ　私の好きな　ミスティー　だぁ
イエ～ィ！

って私はこんなトコでのんびりしてらんないよ
バニラとお散歩だよぅ　行ってきまぁす　

承前

中学校の時、授業中に地震がおきた。
それもかなりな揺れ、ゆぅら　ゆ～ら、
私達生徒は急いで机の下にもぐりこむ

揺れが治まってもぞもぞごそごそ出てきたならば

先生が居ない
お教室の窓から校庭を見る！
先生の姿があるではないか

そして　お教室に戻ってきたよ

自分ばっかり逃げちゃったんだ
あたしは未だそのこと覚えているゾ

地震、こわいよぅ

地震に気が付かなかったんですよ。
実は夫のコンサートに向かう途中のタクシーの中でのコトでした。
おかげさまで怖い思いも知らぬままで良かった。
私どもは東海沖地震で騒がれている真只中、おーッこわッ。こわいよぅ。

コンサート会場に着いた私に夫は開口一番
「地震あったんだよ、気が付かなかった？」
こわがりな私がのんきな顔をしてるんで、あきれ顔
こちらはリハの中結構揺れたんだよ。

それにしても　地震って、もう恐怖だよ
３０年くらい前から騒いでる　ホントコワイよぅ

地震、雷、火事、オヤジ、　ふっるーい　古すぎるぅ

バニラですぅ

バニラですぅ

私、スイカってだぁい好き！

だって　お口に入ってじゅわ～って広がる涼しさ
夏はコレだね。

皮を削り、一口大に切ってってしてくれる間
お母さんの横にぴったりくっついて
見上げて待ってるよ。

そん時はよだれが１０センチくらいつらら状。

そんでもって座卓に付く時は
お父、お母、の間に割り込んじゃうんだ。
二人は「ラブの本」なんか読んじゃってるから
先に自分達が食べてから
最後にバニラなんて思ってるんだけど
あたしだって待ってらんないよ

だから右手で「もしもし」ってつついちゃうんだよ。
早くしてよってね　

そんでもってよだれ作戦っていうのもあるんだ
テーブルの上といわず服といわずべとべとになるよ　
ふふふ・・・
という訳でたくさんいただいちゃった。

みんな、あたしが種を「プッ」て出したり、皮の近くは
残したりすんのおもしろがってるよ
ごちそうさまでした。
あーあ　おいしかったなぁ　夏はいいよね　

リサイタル

明日はリサイタル
夫在籍のＪＡＺＺ仲間のリサイタル

きゃっ　かっこいい　ってトコもあるんです

夫は今頃リハーサルやってるかなぁ

私はねバニラとお留守番。

携帯にエールを送ったのになぁ
あいつ（許せ！）　携帯を忘れてった
ここで　ピコピコ鳴ってたんだもん
んもうッ！　大事な時はこうなんだからぁ

今日のあたしは又夫に了解得て会社休んじゃったよ
すみません　休んでばかりで　
ここが自営のいいところ

そんでもって
明日のお洋服は新調しちゃったよ～だ

はあ～ぁ？　あんたは関係ねぇ　だってぇ～？
ガチャァン！

はい　ごもっともです
こそこそ　情けなくマイクを拾う
ごっめんねぇーっ！　




　　

えっ 面会？ 刑務所?

私の身近な彼女を
仮にＹさんとしておきます
常識的な普通のお嬢さんで　
　　ちょっと大人しい感じです

Ｙさんのお友達　ヤンキー
　梅宮アンナ似でハデハデです
こちらをＴとします

さて登場人物はそろいました

Ｙさんが　久しぶりにＴさんの家に
遊びに行くくだりです

Ｙ「なぁに？　旅行でも行くの？
　　支度しちゃって」
Ｔ「ううん　彼に面会に行くの」
Ｙ「どこか悪いの？入院したの？」
Ｔ「ううん・・刑務所に・・」
Ｙ「エッ！　エーッ？」

これにはＹちゃんも参った
「どーしてよぅ」
Ｔ「私を取り合いして　彼と元彼（本命）と
けんかして傷害罪　で留置所に」

Ｙ子ちゃんは元彼と九州へ行って幸せに
暮らしているはず　
今はどうか知らない

ちっちゃな事件は思わぬトコにある

バニラは雨も好きだよん

雨天・・彼女にとっては望むところなんです、散歩するんです。
台風だって、雪だって。お水大好きなんです。
出来ることなら田植えの直後で暴れまわってみたいんじゃないかと察しています。

朝は夫がパートナー。雨の時の様子を書いちゃおうかな

夫　１　まず窓から外を見上げ降り具合を把握します。
　　２　着衣の選別　濡れるの覚悟するか　雨具で完全装備するか
　　　　　　　　　　それではあまりにも暑い　従って
　　　　　　　　　　雨具の下の着衣はどの程度に抑えるか
　　　　　　　　　　着膨れると動けない　etc.
　　３　道順の企て　およその構図を描く　近道して帰ろっと。
　　　　　　　　　　バニラはだまされないよ　ホントだよ
　　４　燃料補給　　野菜ジュースを飲む　
　　　　　　　　　　アーモンドチョコレートをふた粒口に放り込む　　
　　　　　　　　　　バニラにビスケット
その間バニラは息遣いも荒く、落ち着きも無く、尾を振り回して、うろうろしている　
こちらは計画なんてこれっぽっちも無いんだから。行き当たりばったりの生活です。
レインコート？「いやだよぅ　お願いだからそんなもん着せないでよ。いらないよ～
　だからこないだ言ったでしょ濡れるのも好きなんだから それより早く行こーよぅ」

こんな具合で、夫を引き連れて出かけていきます。
言っときますけど傘なんてとてもとても持てたもんじゃない。
ふつーじゃないんだから。
気に入った水溜りを見つけたら突進しちゃうよ。
「なんでこんなことするのかって？　わかんないよぅ。
おとーさんの方が知ってるんじゃないの？
私たちの事を書いた本たっくさん読んでたじゃない。
ね～ぇ　教えてよ。なんで私こんないたずら思いついちゃうの？」

バニラのこと話し出すと止まんなくなっちゃうよ。
夜も遅くなっちゃったし　バニラも夫もすやすやしてるよ
　
　　　　　　　　　　　　おやすみなさい　baniramama
　
　　　
　　

初めて？のお掃除

バニラの毛が抜ける、すごく抜ける
従って　お部屋が黒い抜け毛でいっぱいになる
何度ブラシをかけてもそれでも落ちる。

夫がJAZZの練習に行って来る間お掃除をしようと
したら　
「いいよ　ボクがやるよ。あんた掃除きらいじゃん」
「そんなことないよ　私だってお掃除するよ」
「やんなくっていいよ　あんた掃除したこと
２～３回位しかないじゃん」
「そーだけど　わたしだってするもん」
・・・そこで考えた　そうだいつもこの会話で
夫がお掃除をして私がイスをどけたりコンセントを
あっちやったり　こっちやったり・・確かにそう

とどめに　「あんた洗濯も嫌いじゃん」
うん確かに私は調理は好き、だからそちら方面に
時間をとられてしまう。洗濯機、乾燥機の操作は
夫に任せてる。すみません。ありがとうね。

夫は今JAZZの練習に会社にいってる
その間に私、お掃除やったよ。
最初　掃除機のコードの場所がわからなかった
そんでもって手元の操作切り替えなんとか
があって結構ややこしい。１０年くらい使ってる掃除機
なのにぃ　こっそり苦笑い

結果、お部屋はきれいになり、満足ですが
わりと体力を使うということがわかりました

今度から　いつもみたく　一緒にしようっと
宜しくお願いします。

ところで　こんなこと書いたら嫌がるかなぁ
だってLAZZマンだから　イメージが・・・

練習につぐ練習。

会社は５時に終業。

夫は待ってましたとばかり楽器（テナーSAX）を取り出し
ロングトーンを始める。
スケールを始める。
オーバートーンの練習を始める。

リードをとっかえたり、ネックをいじったり、鏡でアンブシャーを整えたり

べー、ベー、ベーと上がったり下がったり
規則正しかったり、でたらめっぽかったり（ホントは理論通りとのこと）

オーバートーンが始まると
それまで静かにしていたバニラ(６歳)がキューン　キューン　と
楽器と一緒になって鳴く？　くつろいでおなかを出して　キューン　キューン

不快なら部屋を出て行くなり離れればいいと思う。
くっついていて鳴く。なんでだろ？

さぁ　バニラ　お散歩ですよ　バニラのだぁい好きなお散歩。
今日もお友達の待っているおんもに行ってこようね。

コンサート

１０日の日曜日　夫の在籍のJAZZバンドのコンサートがありました。
私にとっては特に、somone to watch over me が気になった。

夫のテナーSAXをフィーチャーしてアップテンポのバースから
スローバラードのテーマに続くしゃれたアレンジがゴキゲン　
jazzはよくわかんないけど　それでも　キャッ　かっこいい
音もいい音してたし、カデンツアもキマッテた

今度は２３日に公民館でコンサートがあるよ
それも楽しみだなぁ　今度は受付やんないよ　ずぅっとかぶりついて聞いてるよ

話し変わるけど、バニラもjazzが身の一部になってる
だって家に居る時、会社に居る時(私達が会社に居る時は一緒に会社に連れて行く)
ＪＡＺＺが流れている。夫が練習している。
始終JAZZ三昧。JAZZ漬といってもいい。
だからよそでJAZZが聞こえると立ち止まる。ビクターのわんこみたく耳を傾けてる。
そんでもって、ど演歌が聞こえてくるとどういうわけか緊張して立ち止まる。
その音源に向かってワンッ！　っていって声を出したときは私も驚いちゃった。
あやしいと感じたのかなぁ　すみません　確か庭師のおじさんでしたよね。
でもそれだけ音に、音楽に敏感になってますから　今後が楽しみです。
　

お施餓鬼法要の裏方

今日は菩提寺のお施餓鬼法要がありました
施餓鬼ってなじみあるぅ？
辞書を引くと盂蘭盆(うらぼん)に寺などで、餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ無縁仏や
生類(しようるい)のために催す読経・供養。施餓鬼会(え)。
こんな難しいことは横へどけてですね、まっ　実際は年に一度檀家さんが集まり
偉い和尚様の法話を聞きみんなでお食事をし一杯酌み交わし、という状態ですね。

私はといいますと、ここ１０年裏方に徹してるんで法話は聞かれない。
その代わりといってはなんですが　和尚様方のお茶及びお食事のお世話をさせていただく。

和尚様がおいでになるのを待ち構え、お茶、お絞り、水菓子をお出しする。
お茶だっていっても　ホラ年配の方故　熱くって驚かれないように　又　冷たすぎて
驚かないように　ひたすら何気なく　それでいて心配りが利いていてってトコですかね

喫煙される方にはそれなりに、又　お席に着き衣をぱさぱささせた後お運びするとかですね

後メインのお食事のお仕度になるんですが　それまであげたりさげたりですね、ここは飛ばして・・・

こんなに和尚様の人口密度が高いコトに遭遇することもなければ
修行をされて　何かを極めたお方がこんなに大勢身近にいるなんて緊張します。　

でも垣間聞くお話しは　結構俗っぽい、こともある　なんちゃって　ごめんなさい

この　お手伝いが私の誇り、又来年も続きます。　
　

こわいよぅ の続き

おまわりさんは、「このままでは帰れない」と言う
「確認しない事には帰れない」と言う
「私が窓を割ることは出来ない、あんた方だったら身内だからいい
　割って下さい」と言う
「死んじゃったりしてたら・・わたし・・入れない・・」
・・・沈黙・・
「割ってくれたら　ボクが入りますよ。あんた方は何もしなくていい」
「でも・・コワイ・・コワイよぅ」
「このままじゃ　帰れないんです」とボールペンをいじってる。
ゼブラのボールペンだぁ　と職業柄ヘンな事に気が付く。
「ホントに確認とかしなくていいんですか？こわいよぅ」
・・・沈黙・・・
心の中で・・もしもの事があったら　どうしよう・・
ワイドショーなんかが来るんだろうなぁ・・夫も巻き添えにしちゃう

おまわりさんが割りやすい窓を探し、割り方を説明しだす。
「あのぅ　数年前にＦハウスで建てたんですが　そこに連絡して
マスターキーを探していただいてもいいかしら？」
「いいですよ。」
許可をいただいたのでＦハウスに電話して探していただく
それも「私、怪しいもんじゃ　ありません　おまわりさんもここにいて
立ち会っていただいてます」なんてことまで口走ってしまう。

これでＦハウスからの連絡待ちということになり、手荒な事をしなくて済んで一段落。
で、じっと家を見る。
心の中で「伯母さんごめんね、よっちゃんのこと頼まれてたのにこんなことになっちゃって。
よっちゃんがあんな孤独な子？（年は恥ずかしくて言えない）なんで何よりも心配してたのに　
ホントにごめんなさい」

そこで突然携帯が鳴る
ギョッ！　よっちゃんからだぁ　出てみる、切れた。
「よっちゃんから、かかってきた。でも切れちゃった」
「ホントですか？」
心の中で幽霊かも・・でも、そんなぁ・・
こちらから　かけてみる。つながらない。
「ほんとに　そのヒトですか？」
「わからない　悪いヒトが持ってるのかも・・・」
夫が言う「もし誰か携帯を持って行っても充電器まで持っていかないよ
もう何ヶ月も経ってるし、本人がかけてきたと思う」
うん　冷静な一言。おまわりさんより冷静ではないか。心強い。
勇気を出してもう一度電話してみる
よっちゃんの屈託のない声が聞こえる
「なにか　よう？」
「なぁんだ　いまどこ？　別に用事はないんだけどどうしてるかなって思って・・
また　連絡するね。お返事ちょうだいね」
「うん　じゃぁ」

突然の思いがけない幕切れで良かったけど,一体なんだったんだ。
おまわりさんに平身低頭謝って、Ｆハウスさんにも謝って、
夫には感謝とごめんねをし、気が付くとお昼。
まぶしい日差しの中、車の列に混じって会社に帰ったのでありました。

これほど非日常的なことがあろうか、どっと疲れた一日でした。
あれからよっちゃんには連絡を取ってませんが、私達のこの騒ぎを露ほども知らず今頃何してるんだろう。
今度ゴミをなんとかするように言おうっと。あれじゃあ　ご近所にご迷惑だわ。

ここまで一気に来てしまいました。
皆さま、長い事お付き合い下さいまして、ありがとうございました。