http://japanese.engadget.com/2009/03/05/quad-rotor-radio-robo/
これ、めっちゃおもろい。
以下引用
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CeBITではモバイル機器やPCといった製品だけでなく情報通信分野の技術デモも多数公開されています。画像はドイツ イルメナウ工科大学の研究者が製作した「空飛ぶWiFiロボ」。災害地域などで迅速に通信環境を復旧させることを目標としており、内蔵のGPSで自律飛行して対象地域に展開、多数がお互いに通信することにより広域の無線LAN・携帯電話ネットワークを構成するという仕組みです。つまり米軍が開発している自走式ルータロボ LANdroidsの飛行タイプ。
市販の部品から組み立てられていることも特徴で、中身はVIAのPico-ITX基板をベースとしています。価格はわずか約300ユーロ、現行3万8000円ほど。ただし問題はバッテリーが1000ユーロほどすること、しかも20分くらいしか飛べないこと。とはいえ目標地点に着地したあとは数時間に渡って基地局の役割を果たすことができるため、そもそも通行できるか分からない地上から設置するよりは速く広く、複数が連携することで障害にも強いといったあたりが利点とされています。塀越しだけでなく高層階の窓からものぞき込むリアルGoogleBot / 飛行ストリートビューバグの出現はもうしばらく先になりそうです。
追記:Ilmenau の読みは「イルメナウ」。勉強になります。
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(bambooコメント)
簡単に言うと、FONみたいな無線LANスポットが自立飛行するんだね。GPSつきで指定された位置までいける。
飛行時間が20分だとせいぜい行動半径1~2キロってとこかな。あんまり遠くまで飛ばすとバッテリー不足で起動しなかったりするんだろうから、実際のところはもっと短いだろう。
問題はバッテリーですね。移動式機器の宿命ですね。
bambooの改造案としては、太陽電池と組み合わせて晴れていれば充電可能とするとか。電卓についてるくらいの太陽電池が何枚かつけとくと動作するくらいルータの消費電力が下げられるといいのだけれど。あとは軽量化しないと飛ばせない。
もっと大胆なものにするなら、ルータを超小型化して鳥さんにひょいとくっつけておく。たくさんつくって鳥さんの足につけて放鳥すると、どこにでも無線LANスポットがあるみたいな。ただ鳥さんが飛んでいるときはすぐに接続が切れそう。夜間鳥さんが寝ているときには安定して使えそうだけど。
記事には、災害時対応としてこれが有用とあるが、必ずしも基地局や無線ルータの自力移動が機能的に必須とは思えない(移動は指定された位置まででよく、電源が確保できるのであれば元の位置まで帰って来る必要がない)ので、もっとべつなものをのせてみるのもいいだろう。
災害復旧アイテムとしてbambooが考えるのは飛行機から投下しても壊れない電源内蔵もしくは太陽電池の携帯電話基地局とか無線スポットなんていうのがあれば空飛ぶルータロボットよりもっと効果的と思うが。(災害地上空からいくつか投下するだけで通信インフラ復旧みたいな。)
軍事用とちがって、投下後に敵に破壊されることはないから、雨風の対策だけしておけばよいので少しは設計上の敷居が低いでしょう。
各自治体で、簡易式トイレとか食料、水の備蓄が進んでいると聞くので、そのあたりが一段落したら次は通信手段でしょう。
正確な情報が正確に一人一人に伝わることが災害地では必要だと思います。
これ、めっちゃおもろい。
以下引用
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CeBITではモバイル機器やPCといった製品だけでなく情報通信分野の技術デモも多数公開されています。画像はドイツ イルメナウ工科大学の研究者が製作した「空飛ぶWiFiロボ」。災害地域などで迅速に通信環境を復旧させることを目標としており、内蔵のGPSで自律飛行して対象地域に展開、多数がお互いに通信することにより広域の無線LAN・携帯電話ネットワークを構成するという仕組みです。つまり米軍が開発している自走式ルータロボ LANdroidsの飛行タイプ。
市販の部品から組み立てられていることも特徴で、中身はVIAのPico-ITX基板をベースとしています。価格はわずか約300ユーロ、現行3万8000円ほど。ただし問題はバッテリーが1000ユーロほどすること、しかも20分くらいしか飛べないこと。とはいえ目標地点に着地したあとは数時間に渡って基地局の役割を果たすことができるため、そもそも通行できるか分からない地上から設置するよりは速く広く、複数が連携することで障害にも強いといったあたりが利点とされています。塀越しだけでなく高層階の窓からものぞき込むリアルGoogleBot / 飛行ストリートビューバグの出現はもうしばらく先になりそうです。
追記:Ilmenau の読みは「イルメナウ」。勉強になります。
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(bambooコメント)
簡単に言うと、FONみたいな無線LANスポットが自立飛行するんだね。GPSつきで指定された位置までいける。
飛行時間が20分だとせいぜい行動半径1~2キロってとこかな。あんまり遠くまで飛ばすとバッテリー不足で起動しなかったりするんだろうから、実際のところはもっと短いだろう。
問題はバッテリーですね。移動式機器の宿命ですね。
bambooの改造案としては、太陽電池と組み合わせて晴れていれば充電可能とするとか。電卓についてるくらいの太陽電池が何枚かつけとくと動作するくらいルータの消費電力が下げられるといいのだけれど。あとは軽量化しないと飛ばせない。
もっと大胆なものにするなら、ルータを超小型化して鳥さんにひょいとくっつけておく。たくさんつくって鳥さんの足につけて放鳥すると、どこにでも無線LANスポットがあるみたいな。ただ鳥さんが飛んでいるときはすぐに接続が切れそう。夜間鳥さんが寝ているときには安定して使えそうだけど。
記事には、災害時対応としてこれが有用とあるが、必ずしも基地局や無線ルータの自力移動が機能的に必須とは思えない(移動は指定された位置まででよく、電源が確保できるのであれば元の位置まで帰って来る必要がない)ので、もっとべつなものをのせてみるのもいいだろう。
災害復旧アイテムとしてbambooが考えるのは飛行機から投下しても壊れない電源内蔵もしくは太陽電池の携帯電話基地局とか無線スポットなんていうのがあれば空飛ぶルータロボットよりもっと効果的と思うが。(災害地上空からいくつか投下するだけで通信インフラ復旧みたいな。)
軍事用とちがって、投下後に敵に破壊されることはないから、雨風の対策だけしておけばよいので少しは設計上の敷居が低いでしょう。
各自治体で、簡易式トイレとか食料、水の備蓄が進んでいると聞くので、そのあたりが一段落したら次は通信手段でしょう。
正確な情報が正確に一人一人に伝わることが災害地では必要だと思います。